《窓辺の出来事》 1987年


 《静物(棚の上のパンと瓶のある静物)》 1991年 


 《静物(盆の上の鶉)》 1995年  


 《サンチェス・コタンの静物(盆の上のあざみとラディッシュ)》2000-01年


《マルメロ》 2004-05年 


《バニータスII(闘病)》 2006-07年
展覧会

スペイン・リアリズムの密度 磯江毅展
2010年9月18日(土)~11月7日(日)
 

種別 特集展
主催 平塚市美術館
協力 彩鳳堂画廊
開館時間 9:30-17:00(入場は-16:30)
休館日 毎週月曜日。※ただし9月20日と10月11日は開館、翌日休館。
観覧料 一般200(140)円、高大生100(70)
※( )内は20名以上の団体料金
※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
各種障がい者手帳の交付を受けた方と付添1名は無料
※65歳以上で、平塚市民の方は無料
、市外在住の方は団体料金

インターネット割引券 をご利用いただくと割引になります

開催日数 44
担当 小池光理 (当館学芸員)

●内容
 透徹した描写力をもち、現代リアリズム表現を追究した画家、磯江毅(いそえつよし1954-2007)の作品を、初めて公立美術館にてご紹介します。 
 磯江は大阪に生まれ、1974年、西洋美術を本格的に学ぼうと19才でスペインに渡ります。王立美術学校でデッサンの基礎を学び、プラド美術館に通って、デューラーやフランドル派の画家たちの名画の模写に没頭しました。マドリッドは、1970年頃から新たなリアリズム表現を求める画家の活動の中心地となっており、磯江は自らを「GUSTAVO ISOE」(グスタボ・イソエ)と名乗って、アントニオ・ロペス・ガルシアといった画家たちと交流し、80年代にはその運動を担う一人として活躍していきます。
 存在の実感―リアリティ―をつかんで平面上に写し取るリアリズム表現は、伝統的な西洋美術の根幹をなすものであり、20年以上をスペインに暮らして、それを体得した磯江の作品からは、事物の発するエネルギーやそれを取り巻く空間そのものさえ確固として感じることができます。「リアリズム絵画とは、実体とはフィジカルなものだけど、徹底した描写によってメタフィジカルな世界が見えてくるのを待つ哲学です」という磯江の言葉どおり、個人の情感や主観を排して描写に徹した画面からは、静謐で孤高な精神世界が現出しています。
 1996年からは日本にもアトリエを構えて、自分の学んだリアリズム表現を伝えたいとしていた磯江ですが、2007年に53才の若さで急逝しました。作品の完成に長い時間がかかることもあり、寡作な作家の活動の成果を目にする機会は、これまであまりありませんでした。この展覧会では作品約60点により、磯江が極めたその表現世界を展覧します。

 

 《深い眠り》 1994-95年 

●関連事業

○当館学芸員によるギャラリートーク
日時 10月10日(日)、10月24日(日) 各回14:00~14:30
場所 美術館展示室2
参加 申込み不要 ※観覧券が必要です。


《鰯》 2007年

●団体むけレクチャー
申込み方法は こちら

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