展覧会リーフレット

20世紀。美術は虚像を認知した
−モナリサからマンモンのあいだで-展


2002年8月3日(土)-2002年9月23日(祝)
企画展

主催 平塚市美術館、「20世紀。美術は虚像を認知した」展実行委員会
企画 平塚市美術館
協賛 富士ゼロックス株式会社、ART BY XEROX、
    東京支社神奈川支店


●内容
 63作家、1グループ、約120点の作品を展示し、作品の複製化や複数化にともなうイメージの重層性、差異、表現の複合性などの視点から20世紀美術を眺めてみました。20世紀の美術表現は、複製技術の発見や進化により、「複数」が認知されるとともに、芸術は多様な表現と方法を展開してきました。
 この展覧会では20世紀の美術が果敢に表現してきた、イメージ(形象/映像)の変貌・変換・引用・差異・連続と言った問題を考えてみました。この一世紀の間にイメージ(虚像)は、美や崇高の対象でもある「モナ・リサ」から物欲の悪魔マンモン(mam-mon)である「千円札」にいたるまで、飲み込んでしまいました。そして今日では、イメージの裏に内在していた社会構造や、見る制度なども美術の表現として捉えられ始めています。20世紀が表現してきたイメージと実在するものの相互浸透の諸相を見ることにより、21世紀における私たちの知覚認識の関連を覗いてみる展覧会になりました。

●関連事業
○複写機を用いた公開制作と「少年・少女写し隊」による複写機ワークショップ
 @ 篠原有司男のキャラクター隠し
  日時:2002年8月4日(日) 14:00−15:00
 A 前田信明のローソクを燃やそう
  日時:2002年8月11日(日) 14:00−15:00
 B 福田美蘭作品と思い出の場をコラボレーションしよう
  日時:2002年8月25日(日) 14:00−15:00
 C 永原ゆり・小本章のコラボレーション・ゲーム 言葉からイメージへ
  日時:2002年9月1日(日) 14:00−15:00
 D 豊嶋康子のコピーでアート
  日時:2002年9月8日(日) 14:00−15:00
○作品を前にした作家トーク
 @ 2002年8月18日(日) 若江漢字 15:00―16:00
 A 2002年9月15日(日) 細川文昌 15:00―16:00
 B 2002年9月23日(日) 眞板雅文 15:00―16:00
○学芸員によるギャラリートーク 15回
 日時:2002年8月3日(土)、8月4日(日)、8月10日(土)、8月11日(日)、8月17日(土)、8月18日(日)、8月24日(土)、8月25日(日)、8月31日(土)、9月1日(日)、9月7日(土)、9月8日(日)、9月15日(日)、9月21日(土)、 9月22日(日)   13:30−14:30
 解説:尾崎眞人(平塚市美術館学芸員)
○鑑賞プログラム「hands-on」 5回
 作品とどのように関わるか、作品鑑賞のアプローチを個々に体験してもらう講座。
 日時:2002年月8月4日(日)、8月18日(日)、8月25日(日)、9月1日(日)、9月15日(日) 10:00−12:00
 講師:尾崎眞人(平塚市美術館学芸員)
○「情報塾」
 情報表現と美術表現を通してコミュニケーションを考えてもらう講座 。
 日時:2002年月8月24日(土)、8月25日(日)、8月31日(土)、9月1日(日) 9:30−17:00
 講師代表:松永義文氏(富士ゼロックス株式会社中央研究所主任研究員)、他
○友の会レクチャー 「私と美術 U」
 日時:2002年8月24日(土)
 解説:福田徳樹(平塚市美術館館長)

展覧会図録 ●展覧会図録
20世紀。美術は虚像を認知した
−モナリサとマンモンのあいだで−

○2002年8月 1200円
○24.0×25.0cm、120頁
○挨拶
 福田徳樹(平塚市美術館館長)
○テキスト
 「針路は、『複々製に進路をとれ』と与えられたとせよ」 尾崎眞人
○図版
 約200点
○資料等
 作家略歴 森直子
○デザイン
 山田政彦
○制作
 光村印刷株式会社
○発行
 平塚市美術館

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