展覧会リーフレット

横田七郎
―誰も気が付かなかった彫りの美をもとめて―展


2003年4月26日(土)-2003年6月1日(日)
企画展

主催 平塚市美術館
企画 平塚市美術館
後援 小田原市教育委員会、神奈川新聞社

●内容
 横田七郎(1906-2000)は、高村光雲らから始まる近代木彫史の一つの本流にいた作家であり、日本美術院の彫塑部などで活躍した彫刻家です。 また大磯、鴨宮に住み、平塚や小田原近辺の学校や諸施設にモニュメントを遺した、ゆかりの作家でもあります。昭和3年に佐藤朝山(《和気清麿》(気象庁前)、《天女像》(日本橋三越)などで知られる彫刻家)に師事し、真摯に対象と向き合って制作した処女作《めざし》は、朝山に「ここに誰も気がつかない美がある」と高く評価されました。その後も《軍鶏》や《こがらし》など自然や小動物を取材した作品を発表し、異色の彫刻家として注目を浴びました。
 この展覧会では、横田七郎の初の遺作展として、たのしい彫りの世界の全貌を紹介しました。自然への慈愛と敬意に満ちた初期作品をはじめ、ウィットに富んだ人物、抽象彫刻、古代文字(金文)、ブロンズ作品のマケットと、木版画を展示など130点に加え、師匠である佐藤朝山や、兄弟子、宮本理三郎の作品10点から日本の伝統的な木彫の奥深い世界を感じ取ることができました。

●関連事業
○学芸員による展示解説
 「ここに誰も気が付かない美がある−卓上芸術の世界」
  日時:2003年5月5日(祝) 14:00−14:30
  解説:勝山滋(平塚市美術館学芸員)
 「横田七郎の野外彫刻案内」
  日時:2003年5月24日(土) 14:00−14:30
  解説:勝山滋(平塚市美術館学芸員)
○団体向けレクチャー
○作家紹介ビデオ放映
 会期中
 ミュージアムホール

展覧会図録 ●展覧会図録
横田七郎 1906〜2000
○2003年4月 2300円
○21.0cm×29.6cm、104頁
○挨拶
 福田徳樹 (平塚市美術館館長)

○テキスト
 「横田七郎氏に聞く」 抄録
 「横田七郎の日本美術院彫塑部時代 ―こういうものにも美はある―」 千田敬一
 「父の思い出―彫刻家のち時々父親―」 横田八郎
 「『静けさ』と『心』の作家―横田七郎をいたんで―」 勝山 滋
○図版
 123点
○資料等
 出品目録
 横田七郎年譜
○制作
 文化堂印刷株式会社
○発行
 平塚市美術館

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▲これまでの事業