リーフレット 展覧会

初公開 湘南のコレクター
麻田鷹司と現代日本画展

2005年4月23日(土)〜2005年5月29日(日)


種別 企画展
主催 平塚市美術館
観覧料 一般500円、大高生300円
※各減免をのぞく
日数 32日間
入場者数 4,367人
担当 勝山滋(当館学芸員)

●内容
 湘南地方には古来さまざまなコレクターがおり、作家を育て、また文化を育んできました。今回、「湘南のコレクター」というテーマのもと、平塚市内の個人コレクターによる秘蔵の日本画、工芸作品76点を初公開しました。
 主な出品作家である麻田鷹司 (あさだたかし:1928−1987)作品は35点。麻田鷹司は、京都生まれ。関東でのまとまった展示は5年ぶりとなりました。金、銀を用いた装飾性に加え、奥行きのある造形力で、日本の風景美を追求した作家であり、本展では1960年代の《明神岳》《伊豆長津呂》といった力強い造形から、充実した代表作《佐渡》、《鴨東東山図》(おうとうとうざんず)まで幅広く、画業の変遷をたどり、また特別出品として、最期の創画会出品作《相州阿夫利山》 (そうしゅうあぶりさん)を展示しました。
 このほか、生年順に安田靫彦、前田青邨、川端龍子、山本丘人、山口蓬春、広田多津、高山辰雄、工藤甲人、岩橋英遠、平川敏夫、松尾敏男、鈴木至夫ら、戦後の日本画を担う画家たちの作品を展示。線描を基調とした安田靫彦、前田青邨の典雅な画風、ボッシュやルドンなど西洋画からの影響を感じさせる高山辰雄、工藤甲人など、13名の多彩な作家の美の世界を紹介しました。展覧会に発表されたのち、長く秘蔵されていた作品、個展などにも出品されていない初公開作品から、現代日本画家の新たな一面、またその幅広い作家、作風から、現代日本画60年の歩みを追うことができました。

●関連事業
○講演会「花開く現代日本画」(スライド使用)
日時 5月14日(土)14:00−15:30
場所 ミュージアムホール
講師 草薙奈津子(当館館長)
参加者数 80人

○作品解説会
日時 4月30日(土)、5月15日(日)14:00−15:00
場所 展示室
講師 勝山滋(当館学芸員)
参加者数 100人

●団体むけレクチャー
5月19日(木) 平塚市立公民館5館
参加者数 計150人

図録 ●展覧会図録
初公開 湘南のコレクター 麻田鷹司と現代日本画展
 
発行年月 2005年4月
価格 1000円
体裁 29.7×22.5cm、72頁
挨拶 草薙奈津子(平塚市美術館館長)
テキスト 現代日本画の誕生 草薙奈津子
麻田鷹司論 勝山滋
図版 67点
資料等 作家略歴
作品目録
謝辞
制作 印象社
発行 平塚市美術館

※郵送での販売については 
こちら

 
●掲載記事
4月23日 「きょうから平塚市美術館で日本画展」神奈川新聞
4月24日 「麻田鷹司らの幻想的世界」読売新聞
5月 「話題の展覧会」美術の窓
5月21日 「麻田鷹司と現代日本画展」新美術新聞

▲2005年度 事業報告