リーフレット
展覧会リーフレット
展覧会

近代日本洋画の巨匠
黒田清輝展
2007年7月21日(土)~ 9月2日(日)


種別 企画展
主催 平塚市美術館
東京国立博物館、東京文化財研究所
協賛 神奈川中央交通株式会社
観覧料 一般700円、高大生500円
※各減免をのぞく
日数 38日間
※会期中、開館時間を18:00まで延長しました。
※会期中の7月21日(土)、7月28日(土)、8月4日(土)、8月11日(土)、8月18日(土)、8月25日(土)、9月1日(土)各日(2歳児~6歳児)を対象に、キッズルームを開設しました。
入場者数 12,748人
担当 森岩恒明(当館学芸員)


●内容
 近代日本の洋画を創始したともいえる黒田清輝(くろだせいき・1866-1924)の画業を回顧する展覧会を開催いたしました。黒田の遺志によって、その前身がつくられた東京文化財研究所のご協力のもと、《湖畔》などの代表的な作品から、デッサン、書簡や日記までを紹介しました。
 黒田清輝は、幕末の鹿児島で薩摩藩士の家に生まれ、幼くして父の兄清綱の養子となり、東京で育ちました。のちに法律を学ぶためフランスへ留学します。しかし、パリで絵画に興味をいだき、法律家から画家に転身。外光派の画家ラファエル・コランに師事し、アカデミックな美術教育を受けました。
 1893(明治26)年、約10年間の留学生活を終えて日本に戻ると、日本の洋画界は大きな変革を迎えることとなります。黒田はフランスで学んだ外光派の明るい画面をもたらしました。それまで主流であったバルビゾン派風の絵画にかわって、新しい画風が人々に受け入れられていったのです。
 一方、1896(明治29)年には、美術団体「白馬会」を結成し、東京美術学校の指導者となり、明治・大正時代の洋画界における中心的な人物となっていきました。加えて、1907(明治40)年の文展開設に携わり、1910(明治43)年には洋画家としてはじめて帝室技芸員に任命されるなど、晩年にかけて、美術行政を主導する役割を果たすようにもなります。
 本展では、黒田清輝のフランス留学時代の作品から、《湖畔》、《智・感・情》などの代表的な作品、晩年の作品まで、資料とともに紹介しました。また、《波打ち際の岩》など当館所蔵の作品も展示いたしました。画家として新しい絵画を日本にもたらし、とりわけ晩年には美術行政に深く関わり、その制度の確立に尽力した黒田清輝の優れた画業を紹介しました。

出品作品:油彩91点・素描63点、写生帖・書簡・日記などの資料


●関連事業
○講演会  
日時 7月28日(土) 13:30-15:00
場所 ミュージアムホール
講師 田中淳氏(東京文化財研究所企画情報部室長)
タイトル  「黒田清輝のいた場所-湘南地域を中心に」
参加者数 84人

○展示解説 
日時 8月4日(土)、26日(日) 13:30-14:30
場所 展示室Ⅰ
解説 森岩恒明(当館学芸員)
参加者数 90人

●主な紹介記事
7月27日 「近代日本西洋画の巨匠 黒田清輝展」 湘南ホームジャーナル第1278号
7月28日 菅彩織「Painting, politics and passion from Seiki Kuroda」 DAILY YOMIURI
8月2日 「近代日本洋画の巨匠 黒田清輝展」 Fuji-TV ART NET
8月3日 小林一登「黒田清輝の画業回顧 平塚で作品展「湖畔」など代表作公開」 神奈川新聞

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