リーフレット
展覧会リーフレット
展覧会

斉藤典彦展
―きもちよくながれる―
2007年7月27日(金)~9月24日(月・振休


展示期間中一部作品の展示替えがありました。
前期7月27日(金)~8月26日(日)
後期8月28日(火)~9月24日(月・振休)


種別 特集展
主催 平塚市美術館日本経済新聞社
観覧料 一般200円、高大生100円
※各減免をのぞく
日数 52日間
入場者数 12,725人
担当 勝山滋(当館学芸員)


●内容
 斉藤典彦は1957年平塚市に生まれ、現代日本画の実力作家として活躍しています。東京芸術大学在学中の1976年に創画展に初入選。1989年第10回山種美術館賞展出品の《Shaman Moon》が優秀賞を受賞。木片を貼り付けた実験的な半立体作品にはアニミズムへの憧憬を感じさせ、おおいに注目を集めます。東京芸大同年代の岡村桂三郎、河嶋淳司、千住博とともに次代を担う作家として活躍し、1993年、代表作《Nachi》(東京国立近代美術館蔵)では名瀑・那智滝の水流を、中央に空けた空間で表わす現代的な知性が高く評価され、文化庁買い上げとなります。創画展では創画会賞、春季展賞の受賞を重ねるほか、1995年から96年にかけて文化庁派遣芸術家在外研修員としてロンドンに留学。この頃から水の国、日本を表す新たな山水として《Water Land》シリーズを制作し、また《Luminous》シリーズでは重ねて描いた岩絵具を透かして絹地や岩絵具がほのかな光を放ち、冬の光が見事に表現されています。これらの作品では、自然に潜む目に見えない根源的な気配が表され、多様性を帯びる現代日本画の世界観で注目されています。
 公立美術館ではじめての本格的回顧展となる本展では、1982年作から新作まで37点の作品により、岩絵具の発色を最大限に生かしたスケールの大きな作品を堪能し、ご鑑賞いただき、画業の全容を紹介しました。

●関連事業

○斉藤典彦先生にきく
日時 8月19日(日) 14:00-15:30
場所 ミュージアムホール
聞き手 勝山滋(当館学芸員)
参加者数 108人

○作家によるギャラリートーク
日時 9月22日(土) 14:00-15:00
場所 展示室
参加者数 76人

○学芸員によるギャラリートーク 
日時 8月25日(土) 14:00-15:00
場所 展示室
解説 勝山滋(当館学芸員)
参加者数 27人

○作家によるこども日本画教室-岩絵具で描いてみよう 
日時 8月4日(土) 13:00-16:30
場所 アトリエB
参加者数 19人


カタログ ●カタログ
斉藤典彦展-きもちよくながれる


発行年月 2007年7月
価格 1500円
体裁 22.5cm×27.5cm、72頁
著者 斉藤典彦
テキスト 作家対談「斉藤典彦の芸術はどこから生まれ、どこへ行くのか」 聞き手 草薙奈津子
勝山滋「斉藤典彦-きもちよくながれる」
図版 作品37点 ほか
資料等 年譜
参考文献
出品目録
制作 光村印刷株式会社
発行 平塚市美術館
日本経済新聞社

※郵送での販売については こちら



●紹介記事・番組
7月8日 「画面に潜む気配の美-斉藤典彦回顧展、故郷平塚にて開催」 月刊美術383号
7月26日 「人物風土記 本質を捉えて描きたい」 タウンニュースNo.1007
7月27日 「斉藤典彦展-きもちよくながれる-」 湘南ホームジャーナル第1278号
7月 林浩之 「中特集 斉藤典彦 いろと物質の間から」 アート・トップ7月号 通巻216号
8月19日 「斉藤典彦展-きもちよくながれる-」 NHK 新日曜美術館・アートシーン展覧会情報
8月21日
勝山滋 「斉藤典彦展-きもちよくながれる-『日本画の本質見据える強さ』」 新美術新聞
9月7日 藤島俊会 「神奈川の美術展評」 神奈川新聞
▲2007年度事業報告   ▲これまでの展覧会