
《タイマツのうちあい》当館蔵

《サイの神の行事に集まった人々》当館蔵

《田植女》当館蔵 |
展覧会
湘南と作家U没後10年 写真家濱谷浩の眼
2009年2月27日(金)〜4月12日(日)
| 種別 |
特集展 |
| 主催 |
平塚市美術館 |
| 観覧料 |
一般200(140)円、高大生100(70)円 ※各減免を除く
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| 入場者数 |
2,118人 |
| 開催日数 |
39日 |
| 担当 |
小池光理(当館学芸員) |
●内容
平塚市美術館では所蔵品で構成する特集展「湘南と作家U」として、没後10年を迎えた世界的に著名な写真家濱谷浩(ハマヤヒロシ・1915-1999)の作品をご紹介しました。
濱谷浩は東京下谷に生まれ、15才のとき父の友人から贈られたカメラを手にとり写真への情熱に目覚めます。18才で銀座のオリエンタル写真工業に勤め、フリーランスのカメラマンとなり、1939年に取材で新潟県高田市を訪ねました。東京で育ち、華やかな都会風俗しか知らなかった濱谷は、「雪国」の厳しい風土とそこでの人々の営みに接して感銘を受けます。時代が戦争に突き進むなか、濱谷は心の拠り所として、高田市の小村落「桑取谷(くわとりだに)」に通い、正月行事を民俗学的視点からフィルムに刻み続けました。
戦後は、日本海側の人々の厳しい暮らしや、安保闘争を精力的に取材します。やがて日本が高度成長期に入り、メディアが多様化するなか、写真の方向性に悩んだ濱谷は、世界各地を巡り歩き、ヒマラヤの山々などの大自然をテーマとした写真を撮るようになります。
報道写真家、ドキュメンタリー写真家として高く評価され、1987年には写真界のノーベル賞といわれるハッセルブラッド基金の「国際写真賞」を受賞した濱谷ですが、彼が終生追い求めたのは「人間が生きるとは何か」という問いへの答えであり、カメラを通して世界に向けた真摯な眼差しが、人々に感動を与えました。
この特集展では、激動の時代を生きるなかで、つねに先鋭的な社会に対する問題意識を持ち続けた濱谷の作品70点により、その写真人生を回顧しました。
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