平塚市美術館
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2011年度 これまでの展覧会

二十歳の原点展覧会リーフレット
展覧会リーフレット
開館20周年記念展
画家たちの 二十歳の原点

4月16日(土)~6月12日(日) 

人生においてもっとも多感でナイーヴな十代の最終章、二十歳という象徴的な時期は、多くの芸術家にとって表現の原点であり、出発点にも位置づけられます。この時期、未熟と成熟とが葛藤しつつ、世界との関係の中で客観的な自己の形を作り始めるのです。本展覧会では油彩画(一部創作版画)に焦点をしぼり、明治、大正、昭和そして現代までの画家たちの二十歳前後の作品を集め、その創作の原点を探りました。

北大路魯山人展展覧会リーフレット
展覧会リーフレット
北大路魯山人展 世田谷美術館 塩田コレクション
4月23日(土)~6月19日(日) 

食に対するたぐいまれな美意識をもち、料理を盛りつける器までを自ら手がけた北大路魯山人(きたおおじろさんじん 1883-1959)の陶芸作品をご紹介しました。 本展は、公立美術館としては最大のコレクションを収蔵する世田谷美術館の協力を得て、魯山人の支援者であった利根ボーリング創業者塩田岩治夫人サキ様の寄贈コレクションから、陶磁器を中心に123点を展覧しました。



エコール・ド・パリの画家たち展展覧会リーフレット
展覧会リーフレット
開館20周年記念展
花ひらくエコール・ド・パリの画家たち パスキン、そしてシャガール、フジタ、ローランサン…

7月16日(土)~9月4日(日) 

北海道立近代美術館のコレクションを中心に、ジュル・パスキン、マルク・シャガール、藤田嗣治、マリー・ローランサンなど、1920年代から30年代にかけてのパリで活躍したエコール・ド・パリの画家の作品を紹介しました。甘美な雰囲気の中に哀愁と不安を漂わせたエコール・ド・パリの画家の作品157点を、当時の時代の空気を感じつつお楽しみいただきました。
アーティストin湘南1展展覧会リーフレット
展覧会リーフレット
アーティストin湘南Ⅰ
~工藤甲人・伊藤彬・中野嘉之・山本直彰・斉藤典彦~

7月22日(金)~9月11日(日) 

開館20周年を記念し、湘南ゆかりの作家を紹介する「アーティストin湘南」の第1弾「アーティストin湘南Ⅰ~工藤甲人・伊藤彬・中野嘉之・山本直彰・斉藤典彦~」では、過去に当館で個展を開催した日本画家5名の作品42点を紹介し、魅力あふれる現代日本画の世界をお楽しみいただきました。
アーティストin湘南2展展覧会リーフレット
展覧会リーフレット
アーティストin湘南Ⅱ
~髙良眞木・内田あぐり・石井礼子~

9月17日(土)~11月27日(日) 

平塚市美術館開館20周年を記念し、湘南ゆかりの作家をご紹介する特集展「アーティストin湘南」の第2弾「アーティストin湘南Ⅱ~髙良眞木・内田あぐり・石井礼子~」では、それぞれが身近な世界にまなざしを向け、そこから世界と自分という存在に対しての関わりを探究する3作家の作品106点で個性あふれるアーティストの作品をお楽しみいただきました。
伊東深水展展覧会リーフレット
展覧会リーフレット
開館20周年記念展
伊東深水-時代の目撃者

10月22日(土)~11月27日(日) 

1898年東京深川に生まれた伊東深水は、1949年以降神奈川県鎌倉市さらに逗子市に過ごした湘南地方ゆかりの日本画家であり、近代日本画壇に多大な足跡を遺しました。本展では、これまで顧みられてこなかった女性風俗画家としての幅広く多彩な側面、社会の労働者や貧困層を写しとった浮世絵師としての一面、さらにおおきな芸術運動となった新版画運動の取り組み、さらには風景画にも才能を発揮した新しい深水像を、初期から晩年に至る100点の代表作・優作の展示によって紹介しました。
アーティストin湘南3展展覧会リーフレット
展覧会リーフレット
アーティストin湘南Ⅲ
鳥海青児・未発表デッサン

12月2日(金)~12月25日(日) 

平塚市美術館開館20周年を記念し、湘南ゆかりの作家をご紹介する特集展「アーティストin湘南」の第3弾「アーティストin湘南Ⅲ 鳥海青児・未発表デッサン」では、鳥海青児の代表的な油彩、および未発表のデッサン77点を展示しました。
2010年度 これまでの展覧会

作品
河野通勢 《桃源郷に遊ぶ人々》 1941-42年頃
春の所蔵品展 東洋を描く湘南の洋画家たち
2011年1月4日(火)~4月10日(日)


洋画家として出発しつつ、日本的・東洋的な世界にまなざしを向け、題材として描いた画家たちの作品をご紹介しました。出品作家は、岸田劉生、河野通勢、椿貞雄、井上三綱、二見利節、鳥海青児、田澤茂、平野杏子の8作家で、いずれも西洋の技法を学びつつ、東洋の精神に共鳴して、個性豊かな作品を描き出しました。現代を生きる作家たちはまた、造形の問題にとどまらず、鋭い批判精神をもって、現代社会の抱える問題にアプローチしています。その多彩な表現をご鑑賞いただきました。




作品
樋口健彦《大黒玉》2007年
ロビー展 「モノ・黒」樋口健彦の仕事 2005-2010 
2010年12月4日(土)~2011年4月10日(日)


鎌倉在住で現在活躍中の樋口健彦(ひぐちたけひこ 1966-)の彫刻作品をご紹介しました。一見すると金属のような樋口作品は、陶に墨を吸い込ませバーナーで焦がしながら仕上げていくという独自の技法で作られており、光を拒絶した漆黒の美しさに特徴があります。代表的なシリーズ及び新作を含む18点を展示しました。公立美術館で初の個展となる本展は、多くの来館者の方にご覧いただけるよう館内無料スペースを利用し、新鮮み溢れる作品世界をご鑑賞いただきました。


印刷物
展覧会リーフレット
髙瀨省三・石橋聖肖展
2010年11月9日(火)~12月23日(木・祝)


湘南ゆかりの作家・髙瀨省三と石橋聖肖の二人展を開催しました。髙瀨省三(たかせしょうぞう 1941-2002)は日本画家として活動しましたが、6末期がんの宣告を受け、その後、大磯海岸で集めた流木を使って、彫刻制作に残された時間を費やしました。死を目前にした濃密な時間に制作された彫刻は、悠久の時間と神聖な気配を漂わせるものです。石橋聖肖(いしばしまさのり 1965-)は、現在茅ヶ崎で制作を続けています。作品は伝統的な彫金とは異なり、彫刻やオブジェを志向するだけでなく、風景画を見ているようでもあります。どこか古風なモチーフで繊細に表現された細部と、記憶の奥から蘇ってくるような景観をつくる全体とを対比的に眺めると、幻想的な世界に引き込まれていきます。本展では、髙瀨の最晩年の1年間に制作した彫刻作品、ならびに石橋の東京藝大在学中の作品から最近作までの彫金作品、あわせて51作品を紹介しました。
印刷物
展覧会リーフレット



堀文子展

2010年10月9日(土)~11月23日(火・祝)


堀文子(ほりふみこ 1918-)は現在の女子美術大学在学中の1941年、新しい日本画をめざす新美術人協会に出品し、戦後も創造美術、新制作協会日本画部、創画会と常に革新的なグループに属し、新しい日本画の創造に邁進し、受賞を重ね、注目されました。社会的にも自立した女性作家の先駆けとして幾多の困難をのりこえ、自我を確立した女性としての箴言や人生観は大きな憧憬を集めています。
本格的な堀文子展は関東では2004年以来6年ぶりとなり、公立美術館としては初めての開催となりました。初期から現在の代表作、および絵本原画など80点の作品によってその画業を展覧しました。




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展覧会リーフレット
スペイン・リアリズムの密度 磯江毅展
2010年9月18日(土)~11月7日(日)
 


透徹した描写力をもち、現代リアリズム表現を追究した画家、磯江毅(いそえつよし1954-2007)の作品を、初めて公立美術館にて展覧しました。 
 存在の実感―リアリティ―をつかんで平面上に写し取るリアリズム表現は、伝統的な西洋美術の根幹をなすものであり、20年以上をスペインに暮らして、それを体得した磯江の作品からは、事物の発するエネルギーやそれを取り巻く空間そのものさえ確固として感じることができます
 1996年からは日本にもアトリエを構えて、日本にリアリズム絵画を伝えたいとしていた磯江ですが、53才の若さで急逝しました。この展覧会では作家が極めたその表現世界をご紹介しました。




印刷物
展覧会リーフレット
世界の絵本がやってきた ブラティスラヴァ世界絵本原画展 ※特別展示 チェコの人形劇
2010年7月17日(土)~8月29日(日)


ブラティスラヴァ世界絵本原画展(略称BIB)は、スロヴァキア共和国の首都・ブラティスラヴァでおこなわれる世界最大規模の絵本原画展として知られています。本展では、BIB2009年展のグランプリをはじめとする各国の受賞作品と日本人作家による出品作品を中心に展観しました。さらに、BIB2009年展に出品された世界各国の絵本も併せて展示しました。ベテラン作家が出品しており、その個性の競演を楽しむ機会となりました。
また、特別展示として、スロヴァキア共和国の隣国・チェコ共和国の人形劇をご紹介しました。




印刷物
展覧会リーフレット
黒崎俊雄展 UGOUGO
2010年6月26日(土)~8月29日(日)
 

黒崎は、現在、神奈川県葉山町で制作を続けている造形作家です。その作品は、初期のモノクロや落ち着いた色彩の抽象表現から、近年は、同じサイズの紙にネコを描いて壁一面に並べたり、新聞紙をつなぎあわせた大作や、スチレンボードのピースを配したインスタレーションなど、力強くのびやかで遊び心を刺激する作品を制作しています。展示ではその多彩な表現をご紹介しました。このほか、小中高校生と共同でインスタレーション制作を3回おこない、徐々にできあがる作品のコーナーを展示室に設けました。





印刷物
展覧会リーフレット
平明・静謐・孤高-長谷川二郎展
2010年4月17日(土)~6月13日(日)
 

長谷川潾二郎は戦前から戦後にかけて長く制作を続け、独自の写実表現を開拓しました。いわゆる画壇的な世界には属さず、美術の流行にも超然たる態度をとり、結果として日本の近代美術史上極めて特異な位置を占めています。納得いくまで観察しないと描かない寡作、孤高ともいえる制作態度、江戸川乱歩にも称賛された探偵小説作家としての一面、家庭環境(父・淑夫 ジャーナリストの先駆け、兄・林不忘『丹下左膳』作者、弟二人は文学者)など画家を取り巻くエピソードも多いといえます。
 公立美術館初の回顧展となる本展は、初期から晩年の作品により、再評価の機運が高まる作家の全貌をご紹介しました。



作品
海老原喜之助《曲馬》1930年頃

新収蔵品展

2010年4月10日(土)~5月30日(日)


本展では、2009年度に収集した作品をご紹介しました。。日本画では、郷倉和子、益井三重子などの優れた女性作家の作品、開催した展覧会をきっかけにした山本直彰や、また福井江太郎の斬新な作品。洋画では、近代具象画を代表する画家、海老原喜之助の滞欧作、また久野和洋の静謐な風景画や、平野杏子の大作シリーズなど。現代美術では、鴫剛の表現の意味を問いかける作品。陶芸では三輪休雪の現代感覚をとりいれた花器、彫刻では黒川弘毅のモダンなブロンズ像など。優れた作品の数々をご覧いただきました。

2009年度 これまでの展覧会

作品
原精一 《少女I》
湘南と作家 原精一展
2010年2月16日(火)~4月11日(日) 

当館所蔵の約1600点の原精一作品の中から、戦前の人物画、静物画、戦後の人物画に分け、選りすぐった油彩画38点によりその画業を展覧しました。あわせて師である萬鉄五郎「宙腰の人」ほか油彩作品、及び親交深かった鳥海青児の「道化」ほか油彩作品11点もご紹介しました。まとまった個展としては、市制70周年記念として開催された「原精一展-人間表現の魅力-」(2002年)以来7年ぶりとなりました。





作品
保田春彦 《白い風景I》
ロビー展 保田春彦の世界-近作彫刻を中心に-
2009年12月5日(土)~2010年4月4日(日)


湘南在住で、現代彫刻界を代表する作家の一人、保田春彦(1930-)の木彫作品を中心にご紹介しました。1958年に渡欧し、パリで学んでいた保田は、シルヴィア・ミニオ=パルウエルロと出会い、結婚します。展示された15点の白い木彫作品は、夫人が逝去した後、彼女のキリスト教への信仰心のもと、日常に温かい眼差しを注ぎ続けて制作をしていた姿勢を偲んで、夫人へのオマージュとして誕生したものです。「遠い記憶の家々への想い」をもとにした、素朴で詩的な静謐感ただよう彫刻は、2007年に「平櫛田中賞」を受賞しました。日頃目にすることの少ない彫刻作品を気軽にご覧いただけるよう、館内無料スペースにて開催しました。


作品
シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田
 《樹下に遊ぶ幼子イエスと聖母》 1970年代


冬の所蔵品展 祈りのかたち

2009年12月8日(火)~2010年2月7日(日)


太古の時代から、人々は天空や自然の中に神の存在を感じて、それを詩や音楽、絵画など様々な形で表現してきました。そして世界宗教となったキリスト教や仏教が語る豊かな精神世界は、時代や国を超えて、多くの芸術家のインスピレーションの源となってきました。この特集展では、人間のもつ神の世界への憧れを、シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田のエスキースをはじめ、当館所蔵の優れた作品により展覧しました。






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展覧会リーフレット


カー・デザインの歴史-NISSAN 情熱と機能の美-
2009年10月3日(土)~11月29日(日)


自動車は現代の基幹産業であり、われわれの生活必需品として身近な存在といえるでしょう。しかしながら、まず最初に目に入るそのデザインについてひもといた展覧会はこれまであまり見られませんでした。本展では日産自動車株式会社の特別協力をいただき、公立美術館で初めて、ひとつの国産メーカ―のデザインを年代を追って俯瞰し、欧米に学んでいた黎明期から日本発のデザインを世界に発信する現代に至るまでの変遷を、スカイライン、フェアレディZといった歴代の名車展示に加え、普段目にすることのできないクレイモデル、スケールモデル、デザイン画とあわせて紹介しました


作品
佐藤多持「水芭蕉」当館蔵


秋の所蔵品展 戦後美術の多様な表現

2009年9月18日(金)~11月29日(日)

主に抽象的な絵画の可能性を求めた作家たちの作品40点を紹介しました。戦後の日本は社会が一変しますが、時代の変化に伴い、美術界では多様な表現が試されました。こうした中に、戦前より大きな流れとなった「抽象絵画」があります。より自由な創造行為を求める抽象絵画(アブストラクト・アート)は、戦後はば広い展開をみせます。戦後生まれの作家たちはまた、あるモティーフを様々にとらえて「もの」の存在感に迫るコンセプチュアルな試みを行っています。この特集展では、佐藤多持、勝呂忠といった1910~20年代生まれの作家、また飯室哲也や林辺正子などの1940年代生まれの作家の作品により、その絵画表現の試みを展覧しました。


印刷物
展覧会リーフレット



山本直彰展-帰還する風景
2009年7月11日(土)~9月6日(日)

現代日本画の世界で今最も注目を集めている画家のひとり、山本直彰(1950-やまもとなおあき )の作品の初期から最新作までを、美術館として初めて紹介しました。山本は、92-93年のプラハ滞在で発表した「DOOR」の連作により、新たな表現の可能性を切り拓き、従来の日本画の技法を駆使しつつも、いわゆる穏健な日本画の世界から離れ、斬新かつ新鮮な絵画を発表し続けてきました。「イカロス」「ピエタ」の連作では、現代に生きる人々の生と死といった深遠なテーマを大画面に表現し、強い感銘を与えます。本展のために構想し制作された「帰還」の連作では、作者の内面に去来してきた様々なイメージが昇華され、壮大な象徴的風景を現出させており、日本画の新しい可能性を示唆しています。

印刷物
展覧会リーフレット
わたしがえらんだ いわさきちひろ展
2009年7月18日(土)~8月30日(日)

日本を代表する絵本画家、いわさきちひろ(1918~1974)の神奈川県内初の本格的な回顧展を開催しましたちひろは西洋で発達した水彩画に中国や日本の伝統的水墨画のにじみやぼかしの技術を生かし、絵画表現の可能性を追求し続けました。描かれた子どもや赤ちゃんからは、みずみずしい生命感や、やわらかで弾力にとんだ身体の質感が伝わってきます。本展では、ちひろ美術館所蔵作品から代表作120点、ピエゾグラフ(高密度複製画)作品8点、貴重な遺品・書籍等を紹介しました。また開催に先立って、お気に入りの作品とその感想などのメッセージを一般から募集し、作品とあわせて展示しました。


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   展覧会リーフレット
近代日本洋画の華 愛知県美術館所蔵品展
2009年4月25日(土)~6月21日(日)

本展では、愛知県美術館の所蔵する名品コレクショから、明治初期より1980年代までの85点を選び、展示しました。展示作家は、油彩画の開拓者 高橋由一、アカデミズムの礎をつくった黒田清輝など。大正期では自己の内面に目を向けた表現を追求した木村荘八、中村彝など。昭和戦前期には梅原龍三郎、安井曽太郞など日本の風土に根ざした油絵の表現を目指した画家たち。戦後では、林武、鳥海青児ら具象絵画を代表する画家。戦前から抽象絵画に取り組んでいた村井正誠、オノサト・トシノブなど。多様な発展をとげてきた近代日本洋画をご鑑賞いただきました。
作品
伊藤彬「夢の入口」


新収蔵品展

2009年4月11日(土)~5月24日(日)

本展では、2008年度の寄贈寄託作品および今回が当館での初展示となる作品32点を紹介しました。
日本画では、開催した展覧会をきっかけにした速水御舟、伊藤彬。そして、上田臥牛、松尾敏男、近藤浩一路などの作家たち。洋画では、平野杏子の版画と油彩画。本荘赳の油彩画と水墨表現。さらには竹工芸の馬場松堂、藤塚松星です。それぞれのジャンルの伝統をふまえながら、新しい表現を模索する作家たちの作品をご鑑賞いただきました。

2008年度 これまでの展覧会

作品
保田春彦「遠い風景D」
ロビー展 湘南の彫刻
2009年1月14日(水)~5月24日(日)

国方林三、藤井浩佑、堀 進二、保田春彦、保田龍門、山本正道の6名の作家による、近代および現代の彫刻を展示しました。保田龍門と保田春彦は父子で、共に彫刻家であり、2004年には当館で「保田龍門・春彦-絵画と彫刻展-」を開催しました。本展では、日頃目にすることの少ない彫刻作品を気軽にご覧いただけるよう、館内無料スペースにて開催しました。

作品
濱谷浩「田植女」
湘南と作家Ⅱ 没後10年 写真家濱谷浩の眼
2009年2月27日(金)~4月12日(日)

所蔵品展「湘南と作家Ⅱ」として、世界的に知られる報道写真家、ドキュメンタリー写真家濱谷浩の作品70点を展示。「人間が生きるとは何か」を、カメラを通して問い続け、社会に問題提起していった濱谷の写真人生を回顧しました。

作品
上野泰郎作品
新春の所蔵品展 現代作家の表現
2009年1月4日(日)~2月22日(日)

当館でこれまで展覧会を開催した石井礼子、伊藤彬、内田あぐり、益井三重子、工藤甲人といった作家たちや、近年収蔵された猪熊佳子、上野泰郎、上田臥牛、津田一江、水谷愛子、麻田鷹司、大河内正夫、佐藤晨、鈴木至夫、堀文子の絵画、それに陶芸家 藤本能道の作品をご覧いただきました。
作品
山下菊二作品
作品
菅野陽作品
冬の所蔵品展 山下菊二と菅野陽
2008年11月22日(土)~12月25日(木)


二人は同じ1919年に生まれ、共に前衛美術展、日本アンデパンダン展、ニッポン展に出品していた作家です。山下菊二(1919-1986/T8-S61)はシュルレアリスムの手法を用いた作品を数多くてがけ、1960年代以降は抽象化された表現で土俗性や差別をテーマに描きました。菅野陽(1919-1995/T8-H7)は人体とその群像、神話、古墳壁画の映像などをモチーフとして日本の銅版画を代表する作品を制作しました。
今回は所蔵品から同時代を生き、描いた二人の作家を取りあげ、展示しました。


展覧会リーフレット
鳥海青児と三岸好太郎展
2008年11月15日(土)-2009年1月12日(月・祝)

鳥海青児(1902-1972)と三岸好太郎(1903-1934)は、若手作家のグループ「麓人社」での活動を展開し、また1928年、三岸の故郷である北海道に一緒に旅行をして札幌で展覧会を開催するなど、切磋琢磨しながら交流を深めた。
本展は、平塚市美術館の所蔵する鳥海青児作品、北海道立三岸好太郎美術館の所蔵する三岸好太郎作品、および資料等などの展示を通じて、二人の画業を代表的な作品により紹介し、あわせて両者の交流が作品に与えた影響を探った。

ちらし
展覧会リーフレット
近代日本画の巨匠 速水御舟-新たなる魅力
2008年10月4日(土)~11月9日(日)

近代日本画の巨匠、速水御舟(1894-1935は1894年(明治27年)東京に生まれ、早くから才能を発揮し、ほぼ4~5年毎に作風を変化させながら充実した画境を見せています。本展では、1910年(明治43年)作「小春」から、1935年(昭和10年)最後の作品となった「盆梅図(未完)」にいたる、新出の作品も交えた約120点の作品により、御舟の全体像に迫りました。


ちらし
展覧会リーフレット

伊藤彬展 モノクロームによる現代の表現
2008年9月27日(土)~11月9日(日)


伊藤彬は、兵庫県西宮市で生まれ、現在は神奈川県秦野市で制作を続けています。幻想の世界を描くフランスの画家オディロン・ルドンに傾倒する伊藤彬は、その版画の黒の美しさに強くひかれ、現在の表現方法に辿り着いたと言います。近年の作品を中心とし、初期作品も含めた約40点で、その画業を回顧しました。日本画家・伊藤彬(1940-)による墨と木炭を使ったモノクロームの現代的表現を紹介しました

作品
井上三綱作品


湘南と作家Ⅰ 井上三綱  線描と文字の芸術
2008年7月25日(金)~9月28日(日)
井上三綱(イノウエサンコウ)は坂本繁二郎に影響をうけ、横浜、小田原、大磯などの教諭を務めながら絵を描き、小田原入生田にアトリエを構えて制作しました。油彩画のみならず、日本画絵具を使った作品や屏風などにも描き、また、書や彫刻も手がけるなど、ジャンルにとらわれない絵画表現を生み出した画家です。
今回は所蔵作品の中から井上三綱作品の大きな特色である線描の作品を中心に、画中に文字を取り込んだ作品までを紹介しました。
ちらし
展覧会リーフレット
田島征三展 絵本の大地・木の実の夢 豊かなる絵本原画の世界
2008年7月19日(土)~8月31日(日)
 田島征三(タシマセイゾウ)は、1969年『ちからたろう』(第2回世界絵本原画展金のりんご賞受賞)、74年『ふきまんぶく』(第5回講談社出版文化賞)、88年『とべバッタ』(第11回絵本ニッポン賞)など多数の絵本を発表し、高い評価を受けています。作品を通して伝達される「生命礼賛」の強いメッセージは多くの人々に強く支持されています。 本展では田島征三の代表的な絵本の原画約230点に加え油彩画なども展示し、その豊かな作品世界を紹介しました。

作品画像
四谷十三雄作品

夏の所蔵品展 四谷十三雄の造形世界
5月31日(土)~7月21日(月・祝)
 四谷十三雄(ヨツヤトミオ:1938~1963)は横浜市生まれ。1958年から制作活動に入りますが、1963年、交通事故により、初の個展開催を目前にして25才の若さで亡くなりました。夏の所蔵品展では、この夭折の作家の作品を中心にその造形世界を展覧します。今回は静物、人物、コンポジションの3つのシリーズを中心に紹介しました。
このほか当館が所蔵する作品の中から、佐藤多持(サトウタモツ)の水芭蕉をテーマにした油彩画と日本画、木村一生(キムライッショウ)の大作などを展示しました。

ちらし
展覧会リーフレット
村田朋泰展 夢がしゃがんでいる
2008年4月12日(土)~5月25日(日)

気鋭の映像作家、村田朋泰は近年立体アニメのみならず、立体作品、漫画、家具他、多彩に取り込んだ総合芸術へと展開しています。「三ノ函半島」「百色旅館」という仮想の世界に、現実の「空気」感、作家の哀愁やロマンチシズムが等身大に表現されました。「三ノ函ネオン街」「待合室」などそれぞれの時間をもつブースを行き来し、「一日旅行」を体験するほか、館内外で展示をしました。


作品画像
斉藤典彦作品
新収蔵品展
2008年3月28日(金)~5月25日(日)
2006年度・2007年度に、新たに収蔵された作品を紹介しました。


2007年度 これまでの展覧会


ロビー展 ヴンダーリッヒの彫刻
2008年1月26日(土)~3月30日(日)

ドイツの版画家・彫刻家、パウル・ヴンダーリッヒ(1927-)の当館寄託の立体作品7点を、自然光のあふれる広いロビーで展示しました

ちらし
展覧会リーフレット
河野通勢展
2008年2月2日(土)~3月23日(日)

河野通勢(こうのみちせい、1895-1950)は大正期を代表する個性派洋画家のひとりです。十代のころより天賦の才能をみせ、細密かつ濃密な写実描写で知られました。同時代の画家たちにも少なからぬ影響をあたえた河野通勢の画業を、代表作に加え未発表の作品・資料も併せ紹介しました。





作品画像
濱谷浩作品
所蔵品による 冬展
2007年11月29日(木)~2008年1月27日(日)
当館の所蔵品の中から、工藤甲人「蝶の階段」、濱谷浩「ホンヤラ洞で歌う子供たち」など、冬をテーマに洋画、日本画、写真などの作品を展示しました。


ちらし
展覧会リーフレット
平野杏子展
2007年11月10日(土)~2008年1月20日(日)

平塚在住の平野杏子(1930-)は大久保作次郎、長屋勇に師事し、旺玄会に出品、戦後三岸節子に師事し、潮展に参加。 仏教に関心をよせる精神性の高い作品を制作。 立体、版画と幅広い活躍を見せている作家の歩みを45点の作品で紹介しました。


作品画像
工藤甲人作品
所蔵名品選
2007年9月28日(金)~11月25日(日)
当館では湘南地域にかかわりのある作家の作品を中心に日本の近現代の作品を収集してきました。所蔵作品から特に優れた作品を選りすぐり展示しました。


展覧会ちらし
展覧会リーフレット
絵で読む宮沢賢治展 ―賢治と絵本原画の世界
2007年9月15日(土)~11月4日(日)

優れた童話作家であり詩人でもある宮沢賢治(1896-1933)の世界を、「雨ニモマケズ」手帳をはじめ賢治の直筆原稿や水彩画、書簡などのほか、賢治童話を題材にした絵本原画や絵画作品により紹介しました。

展覧会ちらし
展覧会リーフレット
斉藤典彦展 ―きもちよくながれる―
2007年7月27日(金)~9月24日(月・振休)
平塚市出身、在住の日本画家、斉藤典彦(1957-)の本格的回顧展。初期作から、水辺、冬の光をテーマに自然に潜む気配を表現した新作まで37点を展示しました。


展覧会リーフレット
展覧会リーフレット
近代日本洋画の巨匠
黒田清輝展

2007年7月21日(土)~9月2日(日)
黒田清輝(1866-1924)は、外光派の明るい画面によって、明治大正の日本洋画界に大きな変革をもたらした画家です。東京文化財研究所所蔵の代表的な作品から、その優れた画業を紹介しました。

作品画像
小関利雄作品
所蔵品選 画家たちの夏休み 
湘南ひらつか七夕まつり協賛

2007年6月1日(金)~7月22日(日)
当館所蔵作品のなかから、小関利雄《動物日記 水泳大会》、工藤甲人《天星(アンドロメダ)》、鳥海青児《ブラインドをおろす》など、夏の風物が描かれた作品を展示しました


作品画像
上野泰郎作品
新収蔵品展
2007年4月14日(土)~5月27日(日)
2005年度、2006年度に寄贈、寄託を受けた作品のなかから、上野泰郎、津田一江の日本画など約20点を選び展示しました。




ちらし
展覧会リーフレット
三沢厚彦 アニマルズ+PLUS展
2007年4月14日(土)~5月27日(日)
現代彫刻の世界で最も注目を集める作家、三沢厚彦(1961-)の「ANIMALS」の作品群をはじめとした彫刻作品、ドローイングなど、楽しくゆたかな作品世界を紹介しました。



※2006年度以前の展覧会については、これまでの事業からご覧下さい。
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