「視覚」「嗅覚」「聴覚」「触覚」「味覚」にまつわる5つの部屋に、創造力を働かせながら鑑賞する第六感を加え、新しい切り口で所蔵作品を紹介します。
木村荘八《ギターを弾く男(鳥海青児)》1930年_油彩・キャンバス

【特集展】所蔵作品展 5感+1つの感性 絵を見ておしゃべりしよう!
2018年12月8日(土)~2019年2月24日(日)


◆開館時間 9:30 ~ 17:00( 入場は16:30 まで)

◆休館日 月曜日(12月24日、1月14日、2月11日は開館)、1月15日、2月12日、年末年始(12月29日~1月3日)

◆観覧料金 一般200(140) 円/高大生100(70) 円
※( ) 内は20 名以上の団体料金
※中学生以下、毎週土曜日の高校生は無料
※各種障がい者手帳をお持ちの方と付添1 名は無料
※65 歳以上で平塚市民の方は無料、市外在住の方は団体料金(年齢・住所を確認できるものをご提示ください)

◆主催 平塚市美術館

 担当 勝山滋(当館学芸員)

詳細

勝呂忠《楕円の景》1982年_油彩・キャンバス
 所蔵作品による「5感+1つの感性 絵を見ておしゃべりしよう!」展を開催します。
 人間や動物の感覚機能をよく五感といい、「視覚」「嗅覚」「聴覚」「触覚」「味覚」の五つであるといいます。これらになぞらえた5つの部屋に加え、第六感の部屋として、創造力を働かせて対話しながら鑑賞していただける部屋によって所蔵作品を紹介します。
 最初の部屋は「視覚」。滝波重人、勝呂忠、木村一生の色彩豊かな抽象作品が展示の幕開けを飾ります。二番目の部屋は「嗅覚」。匂うがごとくに咲き誇る花や花器のとりどりの作品をお楽しみください。三番目は「聴覚」。風の音がそよぐような風景、ギターや楽器をもった人物な
ど、作品から聴こえてくる音に耳を澄ませてみましょう。四番目は「触覚」です。この部屋では、昨年一月に亡くなった彫刻家で、大磯に長く住んだ保田春彦の金属彫刻を展示します。五番目は「味覚」。身近な果実を描く作品は古来から存在し、作家は果実に豊かに実る豊穣の大地を感じ、崇高な造形の美や、大きな塊としての彫刻性を表現してきました。
 映画界で「The Sixth Sense」がヒットしたのは20年前。第六感の存在を扱って衝撃的なラストを迎えるシナリオでしたが、本展では六つ目の部屋として、物語性があってイマジネーションが広がっていくような作品を選び、感性が刺激されるような部屋にしています。絵に向き合い、思ったことを言葉にしてみましょう。
 美術鑑賞には正解がありません。おなじみの作品から、ふだんあまり展示されてこなかった初公開作品まで、多彩な作品をどうぞご堪能ください。

関連事業

伊藤彬《青幻記》1976年_彩色・紙

学芸員によるギャラリートーク

12月15日(土)、1月12日(土) 各回14:00 ~ 14:40 場所  展示室1 ※申し込み不要、要観覧券