気鋭の現代アーティスト、土田泰子のコンセプチュアル・アート作品を紹介します。日用品を用いて、求道的ともいえる営みによって作り上げられた造形世界をご堪能ください。
土田泰子《超BLEND~push beyond one’s limit~》2016年_マドラー

【ロビー展】
土田泰子展 導~ Whereʼ s a will,thereʼ s a way
2018年12月8日(土)~2019年4月7日(日)


開館時間 9:30 ~ 17:00
休館日 月曜日(12月24日、1月14日、2月11日は開館)、1月15日、2月12日、年末年始(12月29日~1月3日)
協力 株式会社不二家、有限会社湘南消防器具商会、成瀬産業株式会社、bangjack.inc、galerieH

主催 平塚市美術館

担当 勝山滋(当館学芸員)

詳細

土田泰子《starline》2017年_分度器
 陽光の降り注ぐ高さ11 メートルのテーマホールを舞台に、気鋭の現代アーティスト、土田泰子の展覧会を開催します。土田泰子(つちだひろこ、1985 年福井県生まれ)は、名古屋芸術大学デザイン学部を卒業ののち、朝日現代クラフト展準グランプリ・阪急百貨店賞や、フランク・ミューラー・アート・グランプリ「求ム。創造の天才。」などに入賞を重ね、幅広く国内外で活躍しています。
 土田作品をみて、われわれは3度驚きます。最初は、完璧につくりあげられた美しい造形に。さらに作品の素材が、無数の安全ピンやマドラー、温度計などの日用品であることに自らの常識をくつがえされるような驚きを感じます。3度目に、その素材やサイズ、パーツの個数にいたるまですべてに意味があり作家の深い洞察に基づいていることに驚くことでしょう。
 土田作品は「コンセプチュアル・アート」に与すると評されます。アイデアやコンセプトを重視する方向性がそう感じさせるのでしょう。一方その天啓のように浮かぶアイデアの実現には、一つ一つの素材をつむいでいく気の遠くなるような時間と手仕事が必須となります。求道的ともいえる営みが醸すオーラとその芸術世界をご堪能ください。

関連事業

土田泰子《けじめ~女人ルーティーン~》2016年_櫛

作家によるギャラリートーク

12月8日(土)、1月26日(土)、3月23日(土) 各日14:00 ~ 14:40 場所 テーマホール
講師 土田泰子氏(現代美術家)
※申込不要