津波対策訓練

最終更新日 : 2018年2月27日

平成29年度平塚市津波避難訓練(図上訓練)

海岸地区(なでしこ地区・花水地区・港地区)で図上訓練を実施しました。
今年度は、実際に避難する訓練ではなく、「図上訓練」という形式で、「逃げ地図」を作成しました。

「図上訓練」とは、数人で机を囲み話し合いながら、大判用紙の図面で作業するような訓練です。

本訓練で作成した「逃げ地図」とは、津波の来ない場所まで何分でたどり着けるかを示す地図です。
 

日時

なでしこ地区 11月5日(日)10:30~12:00
花水地区   11月11日(土)10:00~12:00
港地区    11月26日(日)10:00~12:00
 

場所

なでしこ地区 平塚工科高校 体育館
花水地区   花水公民館 集会室ホール
港地区    須賀公民館 ホール

参加者・参加機関

なでしこ地区自治会連絡協議会
花水地区自治会連絡協議会
港地区自治会連絡協議会
津波避難ビル
海岸地区の公立小学校・中学校・高等学校
海岸地区の避難所配備職員
 

参加者数

なでしこ地区 87人
花水地区   44人
港地区    58人
 

図上訓練の内容

本訓練では、津波ハザードマップを活用すること・自分自身にとって最適な避難経路を考えること・事前に備えておくことの重要性を再認識することの3点をテーマとしました。
 

  1. 平成29年3月に津波ハザードマップが改訂されたことに伴い、改訂の概要を説明
  2. 作業内容の説明
  3. 作業1 避難目標ポイントの設定
  4. 作業2 避難目標ポイントまで3分以内でたどり着ける道路を色塗り
  5. 作業3 避難目標ポイントまで6分以内でたどり着ける道路を色塗り
  6. 作業4 避難目標ポイントまで9分以内でたどり着ける道路を色塗り
  7. 作業5 作業2~4の要領で、各自の津波ハザードマップに自宅等から避難目標ポイントまでの道路を色塗り
  8. 作業6 津波ハザードマップの記入欄に書き込み
  9. 作業7 避難目標ポイントから更なる避難をする際の経路を検討
  10. 感想、気づいた点、工夫した点等を発表し、全体で共有
  11. まとめとして、押さえておきたいポイントと、日頃から実施していただきたいことを説明
 

訓練の様子

なでしこ地区(全体の光景)の写真 花水地区(全体の様子)の写真
港地区(全体の様子)の写真 訓練の説明の写真
ハザードマップの説明の写真 作業の様子(全体)の写真
作業の様子(机)の写真 作業の様子(手元)の写真
ハザードマップに書き込んでいる写真 ハザードマップ記入欄の活用の写真
発表の写真 訓練後の逃げ地図(一例)の写真
  




 

~ 効率的な津波避難を目指して新たな試み ~

逃げ地図

「逃げ地図」とは、道路を歩いて避難する際に、津波による浸水が想定されている区域(※1)内から避難目標ポイント(※2)まで最短経路を通ると、何分でたどり着けるのかを示した地図です。

この逃げ地図は、株式会社日建設計の有志の方々で開発されたものです。
平塚市では、逃げ地図の手法を取入れ、アレンジを加えて訓練に取組みました。

「逃げ地図」につきましては、以下のリンクも参考にしてください。
株式会社日建設計の逃げ地図について掲載されているページへのリンク
逃げ地図ウェブへのリンク


※1 津波による浸水が想定されている区域:平成27年3月に神奈川県が作成した「津波浸水想定図」において示されている浸水域を指します。
※2 避難目標ポイント:津波による浸水が想定されている区域の外縁と道路の交点を指します。言い換えると、道路上で、浸水が想定されてい
    る区域から出る場所です。
 

地域の訓練で実際に作成した逃げ地図

  この地図は、平成29年度平塚市津波避難訓練(図上訓練)において、なでしこ地区・花水地区・港地区の自治会、自主防災組織、津波避難ビル、学校等の御協力のもと作成しました。


逃げ地図【西側】画像逃げ地図【西側】(PDF 3MB)

逃げ地図【東側】画像逃げ地図【東側】(PDF 2MB)

※こちらの逃げ地図は、容量を小さくしているため、画質が粗くなっています。より鮮明な地図を使われたい場合には、災害対策課までお問い合
    わせください。

使用方法

本市で作成した逃げ地図の使用方法を紹介します。

1. 地図上で、自宅を探してください。浸水が想定されている区域の中に自宅がない場合は、普段か
  らよく行く場所や行く可能性のある場所(よく買い物に行くスーパーマーケット、子どもが遊び
  に行く公園、親戚の家、公民館など)を探してください。
2. その場所の道路が何色かを確認してください。この色は、一番近い避難目標ポイントまでの所要
  時間の目安を示しており、緑色は3分以内、黄色は6分以内、桃色は9分以内、紫色は12分以内、
  黒色は15分以内です。なお、歩く速度は毎分60メートルで計算しており、3分ごと、つまり180
  メートルごとに色分けされています。
3. 自宅等から避難目標ポイントまでの最短経路を探し、赤線で囲うなど、目立つようにしてくださ
  い。
4. 避難訓練をし、実際には何分かかるかを確認してください。
5. 避難訓練をして感じたことや、想定される道路の状況(渋滞、マンホールの隆起など)、道路周
  辺の危険物(ブロック塀の倒壊、窓ガラスの散乱、家屋倒壊など)を書き込んでください。
6. 最短経路での避難が危険だと判断した場合には、代替経路を検討してください。
7. 6分での避難が難しいと判断した場合や近くの津波避難ビルへ避難した方が早い場合は、垂直避難
  を検討してください。

作成手順

訓練において逃げ地図を作成したときの手順を紹介します。

 

  1. 避難目標ポイントの設定

避難目標ポイントは、津波による浸水が想定されている区域の外縁と道路の交点を指します。言い換えると、浸水が想定されている区域から出る場所です。 下の図では、赤い丸で示された場所が避難目標ポイントです。
避難目標ポイントの設定の図

 
  1. 避難目標ポイントまで3分以内で到達できる場所の洗い出し

避難目標ポイントまで3分以内で到達できる範囲の道路を、緑色の線で塗っています。
避難目標ポイントまで3分以内で到達できる場所の洗い出しの図
訓練では、地図上で180メートルになるひもを使い、道路部分にひもを沿わせて距離を測りました。
ひもを使って距離を測っている図

 
  1. 避難目標ポイントまで6分以内で到達できる場所の洗い出し

避難目標ポイントまで3分から6分で到達できる範囲の道路を、黄色の線で塗っています。
避難目標ポイントまで6分以内で到達できる場所の洗い出しの図

 

  1. 避難目標ポイントまで9分以内で到達できる場所の洗い出し

避難目標ポイントまで6分から9分で到達できる範囲の道路を、桃色の線で塗っています。
避難目標ポイントまで9分以内で到達できる場所の洗い出しの図

 
  1. 避難目標ポイントから更なる避難をするための経路を検討

避難目標ポイントに到達後、さらに継続して避難をするにあたって、適切な経路を検討します。
避難目標ポイントから更なる避難をするためのルートを検討

注意事項

  1. 津波高さが最大となる地震(元禄関東地震タイプと国府津-松田断層帯地震の連動地震)において、最大津波高さは9.6メートル、最大波到達時間は6分です。この6分を一つの目安に、避難が可能であるか確認してください。
  2. 避難目標ポイントに到達した後も、さらに安全な場所に向かって避難を継続してください。
  3. 実際の災害で避難する際には、道路上を避難する時間に加え、自宅等を出るまでの準備にも時間がかかります。この時間を考慮するとともに、なるべく短縮できるよう、日頃の備えや防災訓練を積み重ねてください。
  4. 実際の災害で大津波警報等が発表されて避難した際は、警報・注意報が解除されるまで安全な場所にとどまってください。
  5. 津波から避難する際は、徒歩での避難を前提としてください。車で避難した場合、渋滞に巻き込まれてしまい、かえって避難が遅くなる可能性があります。東日本大震災でも車で避難し、渋滞に巻き込まれて津波の被害に遭われた方が大勢いました。
  6. 垂直避難をする場合は、敷地の入口から階段を経由して避難スペースである上階まで階段で上がる所要時間も考慮してください。
  7. 最大波到達時間の6分は、海岸線への到達時間です。海岸線から陸域に津波が迫ってくるまでには、若干の時間差があると推測されます。そのため、避難中に6分を過ぎてしまったとしても、最後まであきらめずに避難を続けてください。
  8. 最大波到達時間は、地震ごとに異なります。時間にとらわれすぎて諦めることのないよう避難してください。

日頃の備え

日頃の備えを充実させておくことで、津波からの避難において大変優位に働きます。
 
  1. 避難経路を決めておく
地震が起きてから避難経路を考えていては、避難が間に合いません。事前に決めておくことで、迷いなく避難を始めることができます。
 
  1. 非常持ち出し袋を用意しておく
地震が起きてから何を持って避難するかを考えていては、避難が間に合いません。事前に用意しておき、時間のロスを減らすことで、素早い避難が可能となります。
 
  1. すぐに履いて外に出られる靴を用意しておく
歩きやすいスニーカーなどを用意しておき、すぐに履いて出られるように準備をしておきましょう。
 
  1. 訓練を積み重ねる
決めた避難経路を実際に通って避難時間を確認し、迷いなく避難目標ポイントを目指せるようにしておきましょう。訓練を重ね、所要時間が短くなれば、命が助かる確率が高まります。


津波から命を守るための一番の方法は、逃げることです。
津波は、がれきを巻き込んで陸域を襲ってきます。たった数十センチの津波でも、がれきとともに押し寄せ足元を流れれば、足をさらわれてしまいます。大きな地震が発生した際には、津波を甘く見ることなく、避難を第一に考えて行動してください。
また、この逃げ地図を活用し、訓練を重ね、日頃の備えを充実させ、いざというときには適切に避難できるよう、準備をお願いします。
 

平成28年度平塚市津波避難訓練

日時   

11月5日(土)  午前10時00分から午前11時00分

場所   

撫子原地区から平塚工科高校まで

内容   

  1. 午前10時00分 地震が発生した想定で、身を守る行動をとる。
  2. 午前10時01分 自宅等から平塚工科高校に向けて避難開始。
  3. 午前10時06分 地震から6分後に津波が到達する想定で、この時間を目標に、浸水域の外に出ることができるかを検証。浸水域の外を通っていく避難経路で平塚工科高校に向かう。
  4. 午前10時40分 訓練の趣旨等について、講話を実施。 

参加機関  

  1. 撫子原自治会
  2. 花水台自治会
  3. グループホーム「へいあんなでしこ」
  4. 県立平塚工科高校

当日の様子


当日の様子の写真1  当日の様子の写真2

当日の様子の写真3  当日の様子の写真4

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当日の様子の写真11  当日の様子の写真12

訓練当日は、花水台自治会も同じ時間と場所で避難訓練を実施していたため、平塚工科高校に集まった後、撫子原自治会と一緒に訓練についての講話を聞いていただきました。

御参加、御協力いただいた皆様、ありがとうございました。

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災害対策課

〒254-8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号 本館3階
直通電話:0463-21-9734
ファクス番号:0463-21-1525

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