土砂災害に注意しましょう
土砂災害の被害を最小限に抑えるためには、3つのポイントがあります。
自宅周辺のがけや渓流を確認
土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域とは
土砂災害防止法に基づき、指定された区域です。区域に指定されると、警戒避難体制の整備が行われるほか、建築物の構造規制等が図られます。現在、平塚市では土砂災害警戒区域(イエローゾーン)として、がけ崩れ94区域、土石流19区域、計113区域が指定(令和2年1月24日付)され、がけ崩れ94区域の中には94区域、土石流19区域の中には8区域、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)が含まれています。詳しい土砂災害警戒区域の場所は、神奈川県平塚土木事務所許認可指導課(電話0463-22-2711)及び平塚市役所災害対策課(電話0463-21-9734)で閲覧できます。
※土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域については、こちらから確認することができます。
平塚市土砂災害ハザードマップ
がけ崩れ(94区域)
がけ崩れ(急傾斜地の崩壊)とは、雨や地震などの影響で地盤がゆるみ、突然斜面が崩れ落ちる現象です。急な斜面で発生しやすいため崩壊速度が極めて速く、逃げ遅れる人が多いという特徴があります。
土石流(19区域)
土石流とは、山や川を構成する土砂が大雨などにより発生する大量の水と一緒に激しく押し流される現象です。周辺の木々や岩などを先端部に巻き込みながら進み、人家や田畑、道路を一瞬のうちに壊滅させてしまいます。
地すべり(0区域)
地すべりとは、地下水などの影響により、斜面を構成する土塊が斜面下方に大きくすべりだす現象です。すべり落ちるスピードはゆっくりですが、広い範囲にわたって地面が動くため、家や道路や田畑などが広範囲に被害を受けます。※平塚市に地すべり危険箇所はありません。
土砂災害危険箇所とは
神奈川県が実施した調査により判明した、急傾斜地崩壊危険箇所・地すべり危険箇所・土石流危険渓流箇所を総称して「土砂災害危険箇所」と呼びます。土砂災害防止法に基づき指定された土砂災害警戒区域等とは異なり、法による規制等はありません。
平塚市における土砂災害危険箇所数は、次のとおりです。
急傾斜地崩壊危険箇所:121
土石流危険渓流箇所:17
地すべり危険箇所:0
雨が降り出したら、土砂災害警戒情報に注意
市はこの情報をもとに、避難に関する情報などを発表するので、情報を逃さないようにしましょう。
テレビでは、天気予報番組のほか、緊急の地震や気象情報はテロップでも伝えられます。
さらに、地上波デジタル対応のテレビでは、リモコンの「dボタン」を押すことで、様々な気象・防災情報が確認できます。
情報を得るには・・・
- テレビ
放送局
手順 日本放送協会(NHK)及び在京キー局 リモコンの「データ放送(dボタン)」から、各々のチャンネルのジャンルを確認してください 湘南ケーブルネットワーク(SCN) 湘南チャンネル(デジタル003ch)を確認してください テレビ神奈川(TVK) リモコンの「データ放送ボタン(dボタン)」⇒「マイタウン情報(緑ボタン)」⇒「災害・防災情報」を確認してください- ラジオ
停電時や車での外出時の情報収集に強いのがラジオです。非常持出品として、携帯ラジオと必ず予備の電池を準備しておきましょう。
雨量や水位の観測情報、ライブカメラ映像など、平塚市に特化した情報を発信しています。
- ほっとメールひらつか(メール配信サービス) ※要事前登録
生活に身近な情報や緊急情報等を、あらかじめ登録した携帯電話やパソコンなどへ電子メールで配信します。
早めの避難
市は、状況に応じて、小中学校などの避難所を開設します。また、避難所の開設までに至らない場合や自主避難の申し出があったときは、各公民館を開設します。
自主避難を希望する場合は、市(電話23-1111代表)へご連絡ください。
※避難所ごとに対象自治会が決められています。お住まいの地域の避難所や公民館は、ちいき情報局で住所から探すと便利です!
土砂災害発生の前兆現象
土砂災害が発生するときには、前兆現象が現われることがあります。こうした前兆現象等により危険を感じたら、自ら早めに避難してください。
安全を確保した後、市(電話23-1111代表)に連絡をお願いします。
土石流
- 川の水の異常な濁り
- 転石の音
- 流木の発生
- 土臭いにおい
- 地鳴り
- 川の水位の激減
がけ崩れ
- がけから小石が落下
- 湧水の濁り、停止、噴出
- がけに亀裂が発生
- 地鳴り
啓発チラシ
風水害に備えて
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