健康福祉ふれあい広場 令和元年5月の放送内容

掲載した内容は、放送を要約したものです。

5月7日 こころの体温計について

ナパサ)今日は平塚市福祉総務課の方から「こころの体温計」という気軽にストレスチェックができるアプリのご紹介をいただきます。
 
担当者)4月から新生活を迎えた方もいらっしゃると思います。1カ月が経ち、そろそろ疲れが出てきたと感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。からだの不調には気付きやすいと思いますが、こころの疲れはいかがでしょうか。年度の変わり目は、ご自身やご家族の生活環境が変わる時期です。変化や様々な出来事が重なると、身体と心のバランスを崩しやすくなります。今日ご紹介する「こころの体温計」では、スマートフォンやパソコンを利用して、心の健康(メンタルヘルス)をチェックできます。平塚市では、幅広い年齢層の方々に心の健康に関心を持ってもらうため、「こころの体温計」のサービスを提供しています。
 
ナパサ)「こころの体温計」では、具体的にどのようなことをチェックできるのでしょうか。
 
担当者)「こころの体温計」はストレス度や落ち込み度をチェックできるシステムで、チェックできるメニューは、全部で8種類あります。「本人モード」、「家族モード」、「赤ちゃんママモード」、「ストレス対処法タイプテスト」、「アルコールチェックモード」、「いじめのサイン『守ってあげたい!』」、「これって愛?これってDV?」、「大切な方を突然なくされたあなたへ」というメニューがあります。
まず、「本人モード」では、ご自身のメンタルヘルスのチェックができます。結果は、金魚や猫などのイラストで表示され、落ち込みや、ストレスの度合いによって変化します。ご自身の心の健康状態を分かりやすくチェックすることができます。
 
ナパサ)自分の健康状態を、目で見てチェックすることで、健康管理に役立ちそうですね。
 
担当者)はい。自分自身だけでなく、ご家族や身近な方の心の健康状態をチェックできる「家族モード」というメニューもあります。
その他にも、出産後のホルモンバランスの変化や、授乳や育児で睡眠不足などが重なって、気持ちが不安定になりやすい時期に、お母さんがご自身で心の健康をチェックすることができる「赤ちゃんママモード」というメニューもあります。
 
ナパサ)ご家族や身近な方の健康維持に活用できるメニューもあるんですね。
 
担当者)はい。また、学生や保護者に向けた「いじめのサイン『守ってあげたい!』」は、いじめの兆候に早期に気づくことができることを目的にしたものです。
「これって愛?これってDV?」というメニューでは、高校生や大学生といった若いカップル間の暴力によって支配しようとするデートDVについて、身体的暴力だけでなく、精神的、経済的な面からもチェックすることで、関係を見つめなおすことができます。
そして、大切な方を突然の自死(自殺)で亡くされた方に向けた「大切な人を突然なくされたあなたへ」というメニューがあります。一人の方の自死(自殺)は、少なくても周囲にいる5人から10人の方々に影響を与えると言われています。なかでも、遺されたご家族や周りの方は心身に深刻な影響を受けます。このメニューでは、心と体に表れた変化をチェックするとともに、相談できるホットラインなどの情報提供もしています。
 
ナパサ)では、「こころの体温計」はどのようにすれば利用できるのでしょうか。
 
担当者)平塚市役所のホームページからアクセスできます。パソコンの場合は、ダウンロードの必要はなく、ページにアクセスをしてすぐにご利用いただけます。また、スマートフォンをお持ちの方で、OSがAndroidの方はGoogle Play、iPhoneの方はapp storeから「平塚・こころの体温計」と入力して検索するとアクセスできますので、そこからダウンロードして御利用いただけます。
 
ナパサ)分かりました。市役所のホームページにアクセスして「こころの体温計」と検索するんですね。または、スマートフォンのOSがAndroidの方はGooglePlay、iPhoneの方はapp storeからアクセスして、ダウンロードをすると利用できるんですね。
 
担当者)はい。「こころの体温計」は無料でご利用いただけます。氏名や住所などの個人情報の入力もありませんので、気軽にお試しください。
 
ナパサ)体の不調は、痛みや熱といった症状で自覚しやすいですが、「心の疲れ」は周りからも自分からも目に見えないだけに、気づかない間に調子を崩していることもあるように感じます。
 
担当者)そうですね。心の疲れや不調には、ストレスが大きく関係しているといわれますが、原因を特定できないことも多く、そのままにしておくと悪化することもあります。まずは早めに変化に気づくことが大切です。「こころの体温計」のシステムは医学的な診断ではなく、心の不調に早期に気づいてもらうためのものです。心の疲れや不調が長引く時は、専門の相談窓口、機関へご相談ください。
 
ナパサ)相談窓口も様々ありますよね。どこへ相談するのがいいか分からない時はどうしたら良いでしょうか。
 
担当者)「こころの体温計」は、それぞれのメニューの結果画面ごとに、相談窓口や専門機関を紹介しています。そこからご確認いただけます。
また、平塚市では、「気づいてくださいこころのサイン」という相談窓口案内のリーフレットを作成しています。こころや体・病気の悩み、生活の悩み、子どもや教育の悩みなど17の分野に分けて、相談先を紹介しています。また、市役所の相談窓口だけではなく、国や県、民間団体の相談機関、市内の心療内科等の病院の情報も掲載しています。このリーフレットは公共施設のほか、病院やクリニックなどで配架しています。また、平塚駅前の地下道には拡大したものを掲示していますので、駅方面にお寄りの際はぜひご覧ください。悩んでいることや困っていることがある時は、ひとりで抱え込まず、周りの方や相談窓口、機関へ相談していただくことが、問題を解決する第一歩になります。
 
ナパサ)悩みごとや困りごとを、まずは相談することが大切なんですね。
その他に、リスナーの方にお伝えしたいことはありますか。
 
担当者)はい。皆様の周りにいる方、ご家族や知人、職場の方、ご近所の方などのいつもと違う様子に気がついたら、それを見過ごさず、ひと声かけて、短い時間でも構いませんので、話を聞いてみていただきたいと思います。
 
ナパサ)「いつもと違う様子」ですか。
 
担当者)はい。様子のちょっとした変化は、心の発するサインであることが多いです。その様子の変化やサインに気づけるのは、普段から身近にいる人です。その気づきと声かけが、悩みを抱えている方へ安心感を与え、助けにつながります。
 
ナパサ)悩んで辛い時に、気にかけてくれる人や話を聞いてくれる人がいるんだと分かると、気持ちが落ち着くこともあると思います。
 
担当者)はい。今日ご紹介した「こころの体温計」は簡単にメンタルヘルスのチェックができ、結果がイラストで表示されるので、ゲーム感覚で気軽に試していただけます。この機会に、周りの方にも「こころの体温計」をご紹介していただいて、ご自身やご家族、身近な方の心の健康に関心を持つ、きっかけにしてもらえればと思います。

ナパサ)結果画面の猫や金魚のイラストが、周りの方とどう違うか比べてみる
と、話が盛り上がりそうですね。
本日は、福祉総務課の方をお招きして、「メンタルヘルスチェックシステム・こころの体温計」についてお話いたしました。
 
担当者)ありがとうございました。

5月14日 開放保育・育児相談について

ナパサ) 「開放保育」ってなんですか。

担当者)保育園や幼稚園に通っていない、0歳~就学前のお子さんと保護者の方に、保育園の園庭や施設を開放しています。遊びの場・保育園の園児と地域のお子さんとの交流の場や、お母さんたちのコミュニケーションの場となっています。
 
ナパサ)具体的にどんな事をしているのでしょうか。

担当者)保育園の園庭やテラスなどで遊ぶ事が出来、いろいろな遊びも提供しています。季節により、簡単な製作や行事への参加も呼びかけたりしています。また、保育士と一緒に体操や手遊び、絵本の読み聞かせも行っています。同時にいろいろな育児相談も受けています。
 
ナパサ)何か持っていくものはありますか。

担当者)これから暑い時期になりますので、帽子や、水分補給の水筒等があると良いですね。泥んこ遊びや水遊びをする事もあるので、着替え・タオルを持ってこられると良いと思います。子どもは、戸外遊びが大好きなので、お母さんも紫外線対策をされて、一緒に遊んでいただけると良いですね。
 
ナパサ)参加したい時はどうすればいいのでしょうか。

担当者) 年間通して行っていますが、各保育園開放日が違うので、電話で問い合わせてみてください。もちろん、直接保育園にきていただいても結構です。 時間はおおむね9:30~11:30です。 各保育園のホームページや、保育課のホームページの子育て情報や、平塚市子育てガイド「くすくす」にも載っていますので、御覧ください。 
 
ナパサ)毎回どれくらいの親子が参加しているのでしょうか。

担当者)その日の天候によっても違いますし、保育園のある地域によっての差はありますが10組前後の親子が遊びに来てくれています。 園庭で園児や保育士と関わりながら、ゆったりと遊びを楽しんでいます。「自分たちしかいないかも」「知らないお母さんたちばかりで不安」などと、心配せずに気軽に遊びにきてください。保育士さんに仲立ちになってもらってお友達作りもできるといいですね。

ナパサ)また保育園では「育児相談」も行っていると聞きましたが、どんな相談がありますか。

担当者)離乳食の進め方や好き嫌いなど食事に関することや、言葉の問題やトイレットトレーニングなどが多いです。また、子どもとの関わり方や日常の育児や遊びで「どうしたらよいかな」と思うことなど、何でもお話しください。
 
ナパサ)相談をするのに予約は必要ですか。

担当者)予約は必要ありません。月曜日~金曜日の午前9時より午後4時までお受けしています。開放保育にいらした時に相談していただいてもいいですし、電話でもお受けしています。

ナパサ)最後に何かありますか。

担当者)園庭で遊ぶだけでなく、色々な催し物もありますので、親子で楽しむ場・子ども同士の関わりの場・お母さん同士の交流の場として、ぜひ遊びにきてください。

5月21日 ゆりのき介護予防教室・ゆりのきサロンについて

ナパサ)平塚市高齢者よろず相談センターは、どのような相談窓口ですか?

担当者)高齢者の方が安心して生活できるよう、皆様の身近な地域のよろず相談窓口として設置されています。各高齢者よろず相談センターには必ず、3職種と言われる、
  1. 保健、介護予防等の知識を有する保健師又は看護師、
  2. 豊富な介護関係の知識を有する主任ケアマネジャー、
  3. 幅広い福祉制度やインフォーマルサービス等の知識を有する社会福祉士
が必ずおります。それに加えて、認知症地域支援推進員が配置され、認知症になっても暮らしやすい地域づくりに取り組んでいます。

ナパサ)平塚市高齢者よろず相談センターは平塚市内にどれくらいあるのですか?

担当者)平塚市では、現在市内13か所の包括支援センターがあります。中学校の学区に一つあるイメージです。全国的には、地域包括支援センターと言われていますが、平塚市では、高齢者の皆さまが気軽に相談できるよう「平塚市高齢者よろず相談センター」という名称を使っています。
ゆりのきは、現在、崇善・松原の駅周辺2地区を担当しています。もちろんナパサのあるこのエリアも担当です。「私が住んでいる担当のよろず相談センターどこかな?」と一度確認していただき、必要時はお住まいのよろず相談センターに気軽にご相談いただければと思います。

ナパサ)「ゆりのき介護予防教室」について、教えてください。

担当者)ゆりのきでは、介護予防教室とサロンを主催し自主的に定期開催しています。会場は、事務所がある平塚栗原ホームの3階大会議室です。まず、ゆりのき介護予防教室についてです。
毎月第2第4金曜日の午後1時30分から午後3時、介護予防に関心のある方を対象とした教室形式の勉強会です。参加費は無料で、年齢は関係なくどなたでも参加可能です。これから実施される6月から8月までの内容についてご案内します。
6月14日は、「歌って楽しく!カラオケ体操」です。市から委託されている第一興商の講師による楽しく介護予防の体操です。歌詞の一部が抜けていて、思い出しながら歌ったり、笑いが絶えません。
6月28日は、「描いてみよう!はじめての絵画教室」です。パステルという、チョークよりも少し硬い画材を使って、ぬいぐるみや果物など身近なものを描きます。
7月12日は、「笑顔で楽しくお気軽健康体操」です。健康運動指導士の志村先生をお招きし、椅子に座ってできる体操で楽しく体を動かします。ためになるお話も満載です。
7月26日は、「消費生活センター職員に学ぶ、防ごう!消費者被害!~自分の身は自分で守ろう!~」です。色々な手口で被害が起きています。実際の手口を知り、自分でできる対策を学びます。
8月9日は、「管理栄養士に学ぶ「栄養から健康寿命を延ばす食事の力」です。市の管理栄養士から健康に深くかかわる食事のことをわかりやすく学びます。
8月23日は、「保健師に学ぶ「いつまでも生き生き元気に!フレイル予防の話」です。ゆりのきの保健師が、虚弱した状態、たとえば歩くのが遅くなったり、握力が弱くなったり、体重が減ったり、外出する回数が減ったりした状態の生活を見直して、心も体も丈夫でいるために今できることを、お伝えします。
8月30日の第5金曜日は、「暑さに負けない!みんなでチャレンジ!コグニサイズ!」です。頭と体を同時に使って、楽しく体操をします。二つのことを同時に行うことで認知症予防に取り組みます。平塚市内にあるデイサービスのウエルネスパーク宮の前やウエルネスパーク八重咲町を経営している株式会社ダンロップスポーツウエルネスの方を講師にお招きします。

ナパサ)次に「ゆりのきサロン」について教えてください。

担当者)おおむね65歳以上で、自力で参加できる方が対象となります。参加費は、お茶菓子代100円になります。毎月第1第3金曜日、午後1時30分から午後3時30分になります。和気あいあいと話をしたり、工作や脳トレ、歌を歌う等、一緒に楽しんだりしながら楽しいひと時を過ごし、お仲間をたくさん増やすことを目的としたサロンです。サロンの初めにはラジオ体操を行い、体を動かしています。ぜひお気軽にご参加していただけたらと思います。また、サロンを手伝っていただけるボランティアの方も同時募集しております。紙芝居や歌やダンスなど得意なことを生かして、協力してもらっています。お茶出しを手伝ってくださる方もいます。
6月7日には、ゆりのきサロンの時間で、オレンジカフェを開催します。認知症について一緒に考えたり、相談することができます・認知症予防に役立つ情報もお伝えします。

ナパサ)参加するにはどのようにしたらいいですか?

担当者)どちらも事前申し込みは不要ですので、直接会場へお越しください。
会場は、平塚市立野町にある平塚栗原ホームの3階大会議室になります。追分の交差点近くになります。
お問い合わせの際は、平塚市高齢者よろず相談センターゆりのき(電話33-2334)までお電話いただければと思います。ぜひお友達も誘ってご参加ください。
予定が乗っているゆりのき通信は、崇善公民館、松原公民館、中央公民館、平塚市民プラザ、松原地区町内福祉村、福祉会館、平塚栗原ホームなどに配架してあります。A4サイズの両面カラー刷りのチラシです。
皆さまの参加をお待ちしております。

 

5月28日 世界禁煙デーについて

ナパサ)おはようございます。今日は、どんなお話ですか。

担当者)今日は妊娠中・授乳中の母親や家族にむけてたばこの話をしたいと思います。よろしくお願いします。

ナパサ)たばこのお話ですね。

担当者)はい。まず、たばこの煙について、お話したいと思います。たばこの煙には、約4000種類の化学物質が含まれており、250種類以上の毒物もしくは発がん性物質が含まれています。

ナパサ)そんなに含まれているんですか!

担当者)この煙なんですが、たばこを吸っている人が直接たばこから吸い込む煙・主流煙といますが、それよりも、たばこの先からから立ち昇っている煙・副流煙の方が有害と言われています。主流煙を1とした場合、副流煙には、アンモニアは、46倍。タールは3.4倍。ニコチンは2.8倍なんです。
 
ナパサ)ということは、自分がたばこを吸っていなくても、近くでたばこを吸っている人がいたら、有害なたばこの煙の影響を受けるてしまうんですね。

担当者)他の人の吸っているたばこの煙を吸わされてしまうことを受動喫煙と言います。自分は吸わないから、関係ないということではないんですね。そのため、たばこを吸わない人は、この受動喫煙をしてしまわないように注意することが大切です。
特に、妊婦さんや授乳中など小さなお子さんがいる家庭では、妊産婦さんや家族の吸うたばこやその煙を吸うことによって、おなかの中の赤ちゃんやお子さんへ害を与えてしまうと言われています。

ナパサ)大人だけではなく、直接吸っていないおなかの赤ちゃんや子どもにも有害なんですね。具体的には、どんな影響がありますか?
 
担当者)まず、妊娠中は流産や死産・早産の発症率が高く、出産時にも異常が起きやすいです。また赤ちゃんの体重が少なかったり、先天性異常が起こりやすいこともわかっています。

ナパサ)生まれてきたお子さんへの影響は、どんなものがありますか?

担当者)まず、生まれたての頃では、たばこを吸っている母親の母乳にはニコチンが検出されることが分かっています。そのため、このニコチン入りの母乳を飲んだ新生児がニコチン中毒になったという報告もあります。

ナパサ)じゃあ、母乳をあげなければ…大丈夫ってことですか?

担当者)大丈夫ではありません。ミルクしかあげていない場合でも、やっぱり赤ちゃんはたばこの煙を吸い込んでしまうので同様に影響を受けてしまいます。たとえば、赤ちゃんの周りで、たばこを吸っていると、赤ちゃんのおしっこからニコチンが検出されることが分かっています。

ナパサ)やっぱり、赤ちゃんも煙を吸わされているんですね。

担当者)あと、乳幼児突然死症候群(SIDS:シズ)っていう病名を知っていますか?

ナパサ)なんとなく聞いたことがあるけど詳しくは知りません。乳幼児突然死症候群SIDS(シズ)ってどんな病気ですか?

担当者)これは、今まで元気だった赤ちゃんが何の前触れもなく眠っている時に突然亡くなってしまうことを言います。原因ははっきりしていませんが、両親がたばこを吸っていると吸わない人に比べて4.7倍もリスクが高いことがわかっています。
たばこの他に、母乳あげていないかったり、うつぶせ寝で育てていると影響があることがわかってきています。でも、一番たばこが有害ですね。

ナパサ)でも、逆に言えばたばこをやめて、母乳をあげたり、うつぶせ寝を避ければ、これは防げるということですね。

担当者)是非、気を付けてほしいです。さらにたばこの煙を乳幼児の頃から吸い続けることで、肺炎・喘息・咳などの呼吸器疾患、中耳炎・鼻水、くしゃみ、かゆみ・アトピー性皮膚炎などになりやすいと言われています。また、身長が伸びにくいなどの身体発育にも影響があると言われています。赤ちゃんは、自分でたばこの煙から逃げることができません。毎日世話をするお母さんが喫煙している場合、1日中受動喫煙にさらされます。

ナパサ)赤ちゃんを守るには、どうすればよいですか?

担当者)妊婦さんやお母さんだけでなく、一緒に暮らしている家族みんなで、たばこを吸う場所など、考えてもらえればと思います。

ナパサ)たばこを吸う人は、よく換気扇の下で吸ったり、空気清浄機を使うなどの配慮をしてますよね?

担当者)たばこの煙を外に出すために、換気扇の下でたばこを吸っている人が多いと思います。実は、効果がありません。というのは、たばこの煙をすべて換気扇から外に出すということはできません。同様に、空気清浄機も、効果はありません。たばこの煙の有害な成分をすべて取り除くことはできないからです。煙の成分のほとんどは一酸化炭素などのガスです。このガスは、空気清浄機を素通りしてしまいます。また、空気清浄機の性質上、たばこの煙を部屋中にまき散らしてしまうことにもなってしまいます。

ナパサ)そうなんですか?空気清浄機使っていても効果がないんですね。

担当者)換気扇の時も、空気清浄機を付けていてもたばこの臭いは、消えないですよね。たばこの臭いがするということは、たばこの成分が浮遊していることになります。

ナパサ)家の中でたばこを吸っている場合、その煙を吸わないってことは、とても難しいことなんですね。

担当者)そうなんです。かなり難しいですね。今日の話をきっかけにお腹の中の赤ちゃんや一緒に暮らしているお子さんにたばこの煙を吸わせないようにしてもらえばと思います。また、吸わない人は煙に近づかないように気を付けてください。
 
ナパサ)最近は、たばこの煙を気にして、電子たばこなどを選んで吸っている人も見かけるようになりましたが、電子たばこなら安全なんですか?

担当者)一般的なたばこは火をつけて吸うため、燃焼式たばこと言いますが、火をつけずに吸うたばこのことを「非燃焼、加熱式、電子たばこ」と言い、たばこの煙が少ないため、これらの電子たばこに切り替える方が出てきています。ただ、これらの電子たばこですが、従来の燃焼式たばこと同様の「害がない」とは言い切れないことが分かってきました。日本呼吸器科学会が、「電子たばこなどの使用は、健康に悪影響がもたらされる可能性がある」ことや、「電子たばこなどの使用者が呼出したエアロゾルは周囲に拡散されるため、受動吸引による健康被害が生じる可能性がある。そのため従来の燃焼式たばこと同様に、すべての飲食店や公共の場所、公共の交通機関での使用は認められない」と見解を出しています。

ナパサ)結局は、「たばこ」なんですね。匂いが無かったり、煙が見えにくい分、かえって気を付けなければならないですね。

担当者)はい。たばこには変わりないということです。電子たばこの人も吸う場所には十分気を付けてください。今までお話ししたように、たばこの煙には多くの害があります。そこで、この煙で受動喫煙をさせないために、昨年、健康増進法の一部が改正されたのはご存知ですか?

ナパサ)知らなかったです。何が改正されたのですか?
 
担当者)これは、望まない受動喫煙の防止を図ることが目的です。多くの人が利用する全ての施設や公共交通機関が対象となります。学校や病院、行政機関は敷地内全体が禁煙になり、受動喫煙が起きない屋外の決められた場所でしか喫煙ができなくなります。その他の施設では、屋内に喫煙専用の施設を設けことができますが、国の基準を満たす必要があります。また、受動喫煙による健康の影響が大きい20歳未満は喫煙できる部屋への立ち入りは禁止です。そのため、喫煙室には、標識を掲示することが義務付けになります。加熱式たばこについても、この改正法では対象となります。

ナパサ)喫煙者にとっては、かなり厳しい状況になりますね。屋内では家と喫煙所でしか吸えなくなりますね。多くの人が利用する事業者の方は、喫煙所の準備をしないといけない。これは大変ですね。まだまだ知らない人も多いと思いますが、いつまでに準備をしておけばよいですか?

担当者)この改正は昨年の7月に公布され、今年の1月末に施行されているんです。
学校や病院、行政機関などは今年の7月から敷地内禁煙に取り組みます。飲食店やオフィスなどは、喫煙室をすぐに設けることは難しいため、2020年4月からの原則屋内禁煙となります。施設や場所に応じて段階的に取り組むことになっています。つまり2020年のオリンピック&パラリンピックの前までに、全面施行となります。

ナパサ)ちょうど、1年後には、全面施行になっているんですね。飲食店・オフィスなどの事業管理者の方々は、どのように対応すればよいのか、まずは、確認する必要がありますね。

担当者)はい。事業所の規模などにより、自分の施設はどのような対策が必要なのかが違いますので、ホームページで確認してください。検索ワードは「なくそう!望まない受動喫煙」です。ここで詳細を確認できます。

ナパサ)ではもう一度言いますね。「なくそう!望まない受動喫煙」ですね。ホームページを確認してください。こうなると、たばこを吸っている人は肩身が狭いですね。ならば、これを機にたばこ辞めてみようかなと考える方もいるのではないででしょうか?

担当者)そうなると嬉しいですね。もし、たばこをやめてみようかなと思った方はまず、家族や友達、職場などの人に「たばこをやめる」ことを伝えてみてください。周りの人たちにも理解してもらい、近くで吸わない、たばこに誘わないなど、配慮してもらうように伝えておくとよいでしょう。

ナパサ)保健センターでたばこの相談はできるんですか?

担当者)保健センターでも、相談を受けています。禁煙したい気持ちをみんなで支えていけたらと思います。まずは気軽にご連絡ください。このほかに病院で禁煙外来などもあります。禁煙外来は自分でなかなか止められない時など利用してみるのもよいと思います。神奈川県のホームページで病院紹介をしています。もう少し詳しくたばこのことを知りたい、資料が欲しいなどがありましたら、昨日の27日から保健センター2階で「たばこの煙から身を守ろう」とテーマでたばこに関するいろいろな展示を行っています。

ナパサ)なぜこの時期なんですか?

担当者)5月31日は、「世界禁煙デイ」なんですね。世界中で、たばこについて考えてもらう日なんです。そのため、平塚市でもたばこについて考えてもらいたいと思い開催しています。では、近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。お待ちしております。

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