里山モデル事業活動記録-2017.12.9

最終更新日 : 2017年12月19日

12月9日に実施した里山モデル事業について報告します。
天気は晴れ、参加者18名、生物調査を実施しました。

生物調査

 「冬場に生物が活動しているの?」という疑問があるかと思いますが、この時期であっても様々な生物が観察できます。

 一般的に蝶や蛾といえば夏場に羽化し、花の蜜を吸ったり、外灯に集まったりする様子を想像されますが、チャエダシャクMegabiston plumosariaやクロスジフユエダシャクPachyerannis obliquariaといった一部の蛾の仲間にはこの時期に羽化して活動するものがいます。
 他にも夏場に死んでしまったカブトムシTrypoxylus dichotomusは卵を残しているため、腐葉土を掘ると大きな幼虫の姿を見つけることができます。

チャエダシャク
2017.12.9 樹皮に溶け込んでいるチャエダシャクMegabiston plumosaria


 植物だとセリ科のノダケAngelica decursivaのように冬場であっても葉が青々としているものやキク科のオケラAtractylodes japonica(※昆虫ではありません)のように枯草として痕跡を残しているものがありました。

セリ科ノダケ
2017.12.9 ノダケAngelica decursiva


 今回は2時間という限られた時間のなかで調査を実施し、植物、昆虫、鳥、あわせて約80種を記録しました。
「この時期にあえて活発に動くもの」、「秋から生き残ったもの」、「姿を変えて来年の春を待つもの」など厳しい冬であっても里山は様々な生物の営みを見せてくれるのです。


調査の様子
2017.12.9 調査の様子

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