風しんの追加的対策(風しん第5期)について

最終更新日 : 2022年9月8日

 風しんの予防接種は、現在、予防接種法に基づき公的に行われています。しかし、これまで公的な接種を受ける機会がなかった昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、抗体保有率が他の世代に比べて低くなっています。

 そのため、令和7年3月31日までの3年間に限り、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性を風しんの定期接種の対象者とし、対象の方に全国の指定の医療機関等で利用できる無料のクーポン券を発行します。

 まずは風しん抗体検査を受けていただき、抗体検査の結果、十分に抗体を保有していないことがわかった方は定期予防接種を受けることができます。

風しんとは

 風しんは、風しんウイルスの感染によって起こる感染症です。ウイルス感染後、2週間から3週間の潜伏期間の後、発疹、発熱、リンパ節の腫れが認められます。免疫を持たない場合は、大人でも感染・発病します。
 また、妊娠初期に感染すると胎児に感染し、赤ちゃんが白内障や難聴、先天性心疾患を特徴とする先天性風しん症候群を発症する可能性が高くなります。
 風しんは特異的な治療法は無く、対症療法が中心となります。感染を防ぐ唯一の方法はワクチン接種です。

対象者

平塚市在住で昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性
 

1.昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性(令和4年度対象者)

 令和4年度の無料クーポン券を令和4年6月に送付しました。クーポン券がお手元に届きましたら、実施医療機関へご予約のうえまずは抗体検査を受診してください。

 なお、クーポン券を紛失された方で受診を希望される場合は、随時クーポン券を発行いたします。次のいずれかの方法にてお申し込みください。

(1)電話

 平塚市健康課(電話0463-55-2111)までお問合せください。

時間:午前8時30分から午後5時15分まで。(土曜日、日曜日、祝日、年末年始は除きます。)

(2)窓口

場所:健康課(平塚市保健センター3階) 平塚市東豊田448-3

時間:午前8時30分から午後5時まで。(土曜日、日曜日、祝日、年末年始は除きます。)

(3)電子メール

 件名に”風しん5期のクーポン券について”と入力し、以下の項目を明記し送信してください。
メールアドレス:kenko@city.hiratsuka.kanagawa.jp
・氏名
・住所(平塚市以下を入力してください。)
・生年月日
・日中ご連絡のとれる電話番号

市外に転出した場合

 転出した場合は、平塚市発行のクーポン券は使用することができません。転出先の市町村で再度クーポン券の発行を受ける必要がありますので、転出先の市町村にお問い合わせください。

平塚市に転入された場合

 転入前の市町村で発行されたクーポン券は使用することができません。平塚市健康課にて新たに発行いたしますので、お問い合わせください。

実施期間

令和4年(2022年)4月1日 から 令和7年(2025年)3月31日まで(3年間)

費用及び持ち物

費用

 抗体検査、予防接種ともに費用は無料となります。

※受診する際は必ず無料クーポン券をお持ちいただくようお願いいたします。
 お持ちでない場合は費用は無料になりませんのでご注意ください。
 なお、無料クーポン券を紛失した場合は再発行する必要がありますので、健康課までお問い合わせください。

持ち物

1.抗体検査を受診する場合

当日の持ち物は
(1).無料クーポン券
(2).本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)

検査は採血により行います。

2.予防接種を受診する場合

当日の持ち物は
(1)無料クーポン券
(2)本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
(3)風しん抗体検査受診票(本人控え)
 

風しん抗体検査・定期予防接種を受ける場所

平塚市内の実施医療機関はこちら(PDF:158kb)
※なお、全国の指定の医療機関等で受けることが出来ます。
 指定の医療機関等は、厚生労働省ホームページにアクセスし、ご確認ください。(順次掲載される予定です)
 社会保険に加入している場合は、勤務先での事業所健診で抗体検査を受けられる場合があります。事業所健診の詳細については、勤務先の健診担当部署までお問い合わせください。

副反応について

 主な副反応は、発熱や、発しんです。これらの症状は、接種を受けた後5日から14日の間に多くみられます。接種を受けた直後から翌日に過敏症状と考えられる発熱、発しん、掻痒(かゆみ)などがみられることがありますが、これらの症状は通常1日から3日でおさまります。ときに、接種を受けた部位が赤くなったり、腫れたり、しこりや、リンパ節の腫れなどができたりすることがありますが、いずれも一過性で通常数日中に消失します。
 まれではありますが、重大な副反応として、「ショック・アナフィラキシー様症状(血圧低下、呼吸困難、顔面蒼白等)」、「急性散在性脳脊髄炎(ADEM)」、「脳炎・脳症」、「けいれん」、「血小板減少性紫斑病(紫斑、鼻出血、口腔粘膜の出血等)」などが報告されています。

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このページについてのお問い合わせ先

健康課

〒254-0082 神奈川県平塚市東豊田448番地3 保健センター
直通電話:0463-55-2111
ファクス番号:0463-55-2139

お問い合わせフォームへ 別ウィンドウで開く

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