ノロウイルスによる感染性胃腸炎
ノロウイルスとは
ノロウイルスは、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層に、感染性胃腸炎を引き起こすウイルスです。手指や食品などを介して、経口で感染し、人の腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。
ノロウイルスについてはワクチンがありません。非常に感染力が強く、また、罹った場合の治療は輸液などの対症療法に限られます。そのため、予防対策が大切になります。
ノロウイルスについてはワクチンがありません。非常に感染力が強く、また、罹った場合の治療は輸液などの対症療法に限られます。そのため、予防対策が大切になります。
予防対策
- 二枚貝などの食品や、調理器具、ふきんなど加熱できるものは加熱で予防。
温度85℃、1分以上の加熱でノロウイルスの感染力は失われます。
- 加熱できないものについては、塩素系消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム)で浸すように 拭きましょう。
- 手洗いは、石鹸でよく洗い、よく洗い流します。
ノロウイルスにはアルコールや逆性石鹸がききにくいため、洗い流すことが重要です。
- 罹った人の便やおう吐物には大量のウイルスが排出されますので、お世話をする人は
- 便やおう吐物を適切に処理しましょう。
- お世話をした後だけではなく、食事の前やトイレの後などにも、必ず手を洗いましょう。
- 下痢やおう吐等の症状がある人は
- 食品を扱う業務の人は、食品を直接取り扱う作業は避けましょう。
- 食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
**** さらに詳しく知りたい方は、次のリンク先をご覧ください!! ****
リンク先
- ノロウイルス(平塚保健福祉事務所)(外部リンク)
- ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)(外部リンク)