蕎麦ダイニング鶍(アドバイザー派遣結果)

最終更新日 : 2020年10月1日

支援店舗の紹介

  • 蕎麦ダイニング鶍外観
 「蕎麦ダイニング鶍」は、平塚市夕陽ヶ丘にある手打ち蕎麦屋さんです。
 薩摩枯節2年物や一等利尻昆布など厳選した素材を使い、定番からちょっと変わったものまで、様々なメニュ-を取り揃えています。
 個性的でユニ-クな麺の特集などで、メディアにも取り上げられ、数多くのお客様が訪れています。

蕎麦ダイニング鶍への指導内容

 今回は、アドバイザ-のROKOPLANNING 店舗プロデュ-サ-野村ヒロコ氏との話し合いの中で、自店の強み、店舗運営方針及び新しいメニュ-作りについて検討しました。

1.自店の強みの活かし方について

 「蕎麦ダイニング鶍」の強みは、自家製手打ちの蕎麦です。店舗の従業員の数が少ないという限られた環境の中、いかにこの強みを活かした商品が提供できるかが課題になっていました。
 アドバイザ-との話し合いの中で、自家製手打ち蕎麦という強みを活かせるような、オリジナルで蕎麦粉を配合し、短い時間で満足のいく仕上がりになるガレットをベ-スにした商品開発に着手していくようアドバイスしました。ガレットは女性に共感されるメニュ-の一つで、新規顧客の獲得として女性客をタ-ゲットに絞っていきたいという店舗に対して、適性の高い提案となりました。併せて、同じ仕入れ先からガレットに合うアルコ-ルも取り入れ、ディナ-としても可動できるようにしました。

2.新しいメニューの開発

 新しいメニュ-や強化メニュ-の開発に着手するため、オ-ナ-以外のスタッフも調理できるような専用調理器を導入しました。イベントで販売した期間限定メニュ-「蕎麦屋がつくる鴨南蛮ガレット」は、女性を中心とした新規顧客の獲得へと繋がりました。ゆくゆくは、新しいメニュ-をレギュラ-化していくことが期待できます。
 平塚市内において、自家製手打ち蕎麦や自家製ガレットを提供している店舗は少なく、大きな可能性を秘めています。平塚市の産業間連携ネットワ-クへの加入を促し、他業種と連携し、新しい商品開発へチャレンジするよう提案しました。

3.商品のシズル感を引き出すテクニックのアドバイス

 照明を使った効果的な商品の写真の撮り方を指導しました。その結果プロのカメラマンに宣伝写真を依頼し、ガレット用に使用する食器の準備をし、メニュ-ブックを刷新しました。店舗の外観よりも、売りたいものをホ-ムペ-ジ等にしっかり掲載することで、PRに繋がります。また、メニューブックを含む紙媒体の宣伝物については、人間の心理として、最初に左上にあるものに目が行きやすいので、左上に店名を置くことをアドバイスしました。

支援の効果とオーナーからのメッセージ

 新メニュ-の開発やメニュ-作成のコツ、写真の撮り方、宣伝に対するアドバイスをいただきました。今ある広告やチラシ、メニュ-ブックは随時見直しをし、見やすくキャッチ-なものにしていきたいです。
 提案していただいた「ガレット」を使用した商品は、平塚逸品研究会の逸品として話題性がアップし、注目されました。
 今後は、農業を営んでいる方と連携して、野菜を使用した新しいメニュ-を作ったり、コ-ス料理などバリエ-ションが豊かな料理を作り、新規顧客を増やしていきたいと思います。
 

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