行事食 4月 進級祝い
材料
献立 | 材料 | 数量(g) |
---|---|---|
赤飯 | 精白米 | 40 |
もち米 | 20 | |
ささげ | 5 | |
ごま塩 | 2 |
行事食の説明
赤飯は、昔からお祭りやお祝いごとなどの「ハレ」の日、あるいは、無病息災・長寿・家内安全などを願って、毎月決まった日に作られてきました。昔から赤色は、非常に神聖視されていましたので、日本人は古くから小豆の赤色に特別の効果を認めていました。今でも旧家では、月の1日と15日に赤飯を炊いてお祝いするところも少なくありません。
これは、単なる「あずき信仰」だけでなく、栄養学的にも小豆には、ビタミンB1が豊富に含まれており、米食民族の宿命ともいうべき、“脚気”を防ぐためにもかかせない行事でした。しかも、小豆にはサポニンが多く、体の中にたまっている不要になった古い細胞や脂肪、それに疲労物質などを洗い流してくれます。月の1日と15日に赤飯を食べてきたというのは、栄養的にからだの毒消しをしていたのです。昔の人の生活の知恵が生んだ小豆の薬効です。
これは、単なる「あずき信仰」だけでなく、栄養学的にも小豆には、ビタミンB1が豊富に含まれており、米食民族の宿命ともいうべき、“脚気”を防ぐためにもかかせない行事でした。しかも、小豆にはサポニンが多く、体の中にたまっている不要になった古い細胞や脂肪、それに疲労物質などを洗い流してくれます。月の1日と15日に赤飯を食べてきたというのは、栄養的にからだの毒消しをしていたのです。昔の人の生活の知恵が生んだ小豆の薬効です。
作り方
- ささげは一晩水につけておき、ゆでておき、ささげと煮汁にわける。
- 精白米ともち米を合わせてとぎ、ささげの煮汁を混ぜた水で浸漬させておく。
- 米の上にささげを振りいれ、普通に炊く。
- 食べる時には、ごま塩をふりかける。
ワンポイント知識
ささげ
マメ科の植物で、栄養はいんげん豆とほぼ同じです。小豆の代わりとして和菓子、餡(あん)の材料にもなります。
古くからお祭りやお祝い事の時には赤飯を炊いて祝う風習がありますが、小豆を使うと胴割れをしてしまい、切腹につながるとして、代わりに胴割れしにくい「ささげ」を赤飯に用いてきました。
古くからお祭りやお祝い事の時には赤飯を炊いて祝う風習がありますが、小豆を使うと胴割れをしてしまい、切腹につながるとして、代わりに胴割れしにくい「ささげ」を赤飯に用いてきました。
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