7月定例市長記者会見 ひらつかスクール議会を初開催

平成29年7月26日

ひらつかスクール議会を初開催
平塚市側の説明

 
落合克宏市長:
 「ひらつかスクール議会」を8月7日に、平塚市で初めて開催いたします。
 過去には、市が主催いたしました「青少年議会」がありましたが、民間の団体が主催し、高校生が議会形式で提言を行うということでは、本市で初めての事業となります。
 本事業は、公益社団法人平塚青年会議所からの提案により、本市が共催するもので、高校生が平塚の課題について考え、その課題解決に向けた提案をすることにより、平塚のイメージ向上を図るとともに、未来の平塚を担う若者を育成していくことを目的としています。
 高校生議員28人は、「湘南ひらつか七夕まつり」、「オリンピック・パラリンピック リトアニアキャンプ地」、「中心商店街の魅力アップ」の3つのテーマに分かれ、事前に各委員会で話し合います。当日は、議場において高校生の代表者が質問と提言を行い、高校生に対して私から答弁をいたします。
 「選ばれるまち 住み続けるまち」の実現に向けて、若い世代である高校生の皆さんの思いや考えを聞くことは、今後のまちづくりを進める上で、重要であると考えています。また、高校生にとっても、議場において議会の仕組みを学ぶということは、大変貴重な経験になるものと思います。
 なお本日は、ひらつかスクール議会の主催者であります、公益社団法人平塚青年会議所の理事長 守屋 宣成(もりや せんじょう)様にお越しいただきました。それでは、守屋様からご挨拶をいただきたいと思います。
 
公益社団法人平塚青年会議所 守屋宣成理事長:
 公益社団法人平塚青年会議所の2017年度の理事長を務めております、守屋宣成でございます。今回、このひらつかスクール議会を開催するということですが、選挙権年齢が20歳から18歳に昨年から引き下げられました。我々としては若者たちが自分たちの声をしっかり考え、しっかり届けるという場を作っていきたいと考えております。このひらつかスクール議会を通じて平塚の課題に対して高校生が自分たちで考えて、自分たちで提言していく。そして、その先にある自分たちの未来をしっかり考えていくことをやっていきたいと思います。高校生たちが今日も委員会を開催しているところであります。高校生らしい提言をぜひ我々も期待しておりますので、平塚市の皆様には、ぜひご協力のほど、よろしくお願いいたします。
 
落合克宏市長:
 ありがとうございました。その他、事業の詳細は、お手元の資料をご覧ください。私からの説明は以上です。
 

質疑内容の要旨

 
Q記者: 当日は一般の傍聴はできるのか。
A市長: できます。
 
Q記者: 若者の声を直接聞く機会はあまりないと思うが、市長としてはどう捉えて、どう生かしていきたいか。
A市長: 若い人たちがまちを見る視点というのが斬新というか、我々大人が見る目線と、視点、注目する点とは違い、高校生の年齢で平塚を見る、新たな視点を大切にしたいと思います。それを受けて、すぐに政策に反映できるかどうかは、予算も含めて色んなことを考えていかなければと思いますが、「そういう考え方があるのか」「高校生たちはこういう風に平塚を見ているのか」という視点を、特にまちづくりに生かして大切にしていきたいと思います。また貴重な意見がありましたら、所管する担当にも、若い人たちはこういう目線で見ているから、ぜひこういう視点を大切にして、まちづくりに生かせないかと指示してまいりたいと思います。
 
Q記者: スクール議会は、市議会の協力もあるのか。
A青少年課長: 議会事務局が議場を会場として貸すだけで、市議会としての関わりはございません。
 
Q記者: 一般傍聴可とのことだが、当日は10時までに議場に行けばいいのか。
A青少年課長: 直接受け付けをしていただければと思います。
 
Q記者: 青年会議所の主催で初めての開催だが、来年以降はどうするのか。
A青年会議所理事長: 今回初めてなので、どういう結果が出るのか正直分かりません。それに関しては今回開催した上で、その反省を踏まえて市と協議をさせていただきまして、継続するかどうかの判断をしたいと思います。
 
Q記者: 平塚市青少年議会は当時も小学生、中学生が実際に政策の提言や質問があったのか。それとも単純に議会を見学するだけのものだったのか。
A市長: 今まで4回行いまして、一番直近では平成20年10月26日に青少年議員27人ということで小学生8人、中学生19人が参加しまして、議場で提言のようなお話はしました。当時は大藏市長でしたが、市長が立って青少年議員の皆さんにお答えしました。
 
Q記者: 質問して答弁することがあったのか。
A市長: そうです。
 
Q記者: 今回、民間がやることが初めてか。
A市長: そうです。
 

その他の質問

 
 質問はありませんでした。
 
 
 
定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 青少年課 青少年育成担当 杉山
電話 0463-32-7029
 

ひらつかスクール議会を初開催

 
 「ひらつかスクール議会」を平塚市で初めて開催します。事前に募集した平塚市内在住・在学の高校生28人が、市政に対する質問や提言を行います。
 平塚市からは、落合克宏市長、井上純一副市長、石黒順一副市長、吉野雅裕教育長および関係部長が出席し、高校生からの質問に対して答弁します。
 
主催  公益社団法人平塚青年会議所(守屋宣成 理事長)
共催  平塚市
日時  平成29年8月7日(月)午前10時~11時30分
場所  平塚市役所 本館8階 議場(平塚市浅間町9-1)
参加者 平塚青年会議所が平塚市内にある全ての高等学校・中等教育学校(全8校)で募集したところ、応募のあった平塚市内在住・在学の高校生28人が参加します。高校生は3つの委員会に分かれ、7月25日、26日の2日間でテーマに関する質問項目と提言書を作成し、当日は高校生議員として、ひらつかスクール議会に臨みます。
 

テーマ

  • 湘南ひらつか七夕まつり  第1委員会 10人
 (七夕飾りを増やすことや多くの人に来場してもらうPR方法など)
  • オリンピック・パラリンピック リトアニアキャンプ地  第2委員会 9人
 (平塚市民にリトアニアのことに興味をもってもらう方法など)
  • 中心商店街の魅力アップ  第3委員会 9人
 (中心商店街に若者が集まるための具体案やPR方法など)
 

進行予定

午前10時00分  主催者あいさつ等
  10時15分  開会宣言、一般質問・答弁
  10時50分  提言発表
  11時15分  提言書を各委員長から平塚市長へ手交
  11時20分   平塚市長から提言に対するメッセージ
  11時30分  閉会宣言