自殺予防週間に合わせ「命の大切さ」を啓発

平成29年8月25日

平塚市
担当 福祉総務課 保健福祉総合相談担当 山崎
電話 0463-21-8779
 

自殺予防週間に合わせ「命の大切さ」を啓発

 
 世界自殺予防デー(9月10日)を中心とする自殺予防週間(9月10日~16日)に合わせ、9月を中心に命の大切さを訴える啓発活動を実施します。
 平塚市では平成20年7月に、全国の自治体に先駆けて「平塚市民のこころと命を守る条例」が施行されたことを受けて、「こころと命のサポート事業」を展開し、自殺対策の取り組みを進めています。
 

自殺予防週間に合わせて実施する主な啓発活動

  • 自殺予防啓発街頭キャンペーン  
 日時 平成29年8月30日(水)午後4時30分から  JR平塚駅北口周辺
    リーフレット、啓発グッズの配布
  • 自殺予防啓発ポスターの掲示 
 浜岳中学校・大野中学校美術部の生徒の皆さんに、命の大切さや、人と人との絆をテーマに描いてもらった自殺予防啓発ポスターを平塚駅地下道広告板に掲示
 
  • 「こころと命のサポートのための本」コーナー設置
 平塚市立図書館全4館に、命の大切さや尊さをテーマに選んだ図書を紹介する特設コーナーを設置
 期間 平成29年9月1日(金)~9月30日(土)
 場所 中央図書館(平塚市浅間町12-41)電話0463-31-0415
    北図書館 (平塚市田村3-12-5)電話0463-53-1232
    西図書館 (平塚市山下760-3) 電話0463-36-3555
    南図書館 (平塚市袖ヶ浜20-1) 電話0463-21-3080
 
  • 「こころと命のサポート映画会」の開催
 平塚市中央図書館で、命の大切さや尊さをテーマに選んだ映画を上映
 日時 平成29年9月17日(日)午後2時から
    タイトル「折り梅」(実写)
 場所 中央図書館3階映画会ホール
 
 日時 平成29年9月24日(日)午後2時から
    タイトル「かんすけさんとふしぎな自転車」(アニメ)
 場所 中央図書館3階映画会ホール 
  

9月以降の主な事業

 家族や友人など大切な方を自死(自殺)で亡くされた方が、安心して相談していただける「電話相談」「面接相談」を実施します。
 
  • 電話相談 電話番号 045-821-6937
      相談日時 毎週水曜日・木曜日(祝日・年末年始は除く) 
           午後1時30分~4時30分
  • 面接相談 電話番号 045-821-8822(代)
      相談日時 毎週月曜日~金曜日(祝日・年末年始は除く)※要予約
           午前8時30分~午後5時15分
 電話相談、面接相談は神奈川県精神保健福祉センターで実施
 
  • ゲートキーパーの養成
 ゲートキーパーとは、こころに不調を抱える方、自殺に傾く人のサインに気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなぎ、見守る人のことで、平塚市においても市職員や関係機関の方々等を対象にゲートキーパーの養成に取り組んでいます。
 ゲートキーパー養成研修は平塚市の情報宅配便においても実施しています。研修修了者にはグリーンのピンバッチ(神奈川県提供)を配付しています。
 

平塚市内の自殺者数(内閣府地域における自殺の基礎資料より)

 平成25年 62人
 平成26年 33人
 平成27年 43人
 平成28年 37人
 

自殺予防週間

 平成28年4月1日に施行された自殺対策基本法の一部を改正する法律(平成28年法律第11号)において、自殺予防週間を9月10日から9月16日までとし、国及び地方公共団体は、啓発活動を広く展開するものと新たに規定されました。また、新たな自殺総合対策大綱(平成29年7月25日閣議決定)では、自殺対策は、社会における「生きることの阻害要因」を減らし、「生きることの促進要因」を増やすことを通じて、社会全体の自殺リスクを低下させるとしています。