11月定例市長記者会見 KEIRINグランプリ2017を開催

平成29年11月22日

KEIRINグランプリ2017を開催
平塚市側の説明

 
落合克宏市長:
 平塚競輪場では、平成29年12月28日から30日までの3日間の日程で、「KEIRINグランプリ2017シリーズ」を開催いたします。
 平塚競輪場でのKEIRINグランプリ開催は、平成23年以来6年ぶり7回目となります。
 最終日、30日のKEIRINグランプリは、平成29年の競輪王座を決める競輪界最高峰のレースであります。1億円の優勝賞金を目指しまして、トップ選手9人が全力で走ります。出場する選手の中には、2020年の東京オリンピックを目指している選手もおります。
 また、初日28日のガールズ選手トップ7人で行われる、ガールズグランプリには、平塚市在住の尾崎睦選手が、昨年に続きまして2年連続で出場します。
 2日目のヤンググランプリと共に、注目のレースを各日の最終レースに実施をいたします。
 平塚競輪場は、今年6月にメインスタンドをリニューアルオープンいたしましたので、ご来場いただくお客様には、快適にご観戦いただけるものと考えております。
 また、開催期間中には、有名アーティストによる音楽ライブやタレントによるトークショーなどのほか、お笑いライブなど、多くのイベントもご用意しておりますので、皆様のご来場をぜひともお待ちしております。
 私からの説明は以上です。
 
公営事業部長:
 6年ぶりの開催で、リニューアルしたメインスタンドでやるビックレースとしては初の開催となります。売り上げの目標は、3日間で125億円を予定しております。平塚はメインスタンドを新しくしたということで来場していただくお客様に臨場感あふれるレースを直接観ていただきたいという思いでリニューアルオープンをしました。さまざまな取り組みをしながら多くの方にご来場いただき、平塚から競輪をさらに盛り上げ、競輪界全体に良い影響を与えられるような運営をしていきたいと思います。
 

質疑内容の要旨

 
Q記者: タレントの市長表敬はあるか。
A公営事業部長: 菊池亜美さんが今年度のイメージキャラクターに就任しておりますので、そういった方の来場も含めて、さまざまイベントで今注目されているお笑いの方など、(競輪場に)来られる方に楽しんでもらえるようにしていきたいと思います。
A市長:たとえば、お笑いの「東京03」、柔道シドニー五輪銀メダリスト篠原信一さん、パルクールパフォーマーの泉ひかりさんのトークショー等を予定しています。ご当地キッチンカーなども毎日5台出るようなものもあります。
 
Q記者: 出場者は決まっているのか。
A公営事業部長: 明日から小倉で競輪祭があり、6枠目が決まります。残りの方は、賞金の上位者から選ばれます。現時点では9人の出場者は未定です。確定しているのは4人です。
 
Q記者: 最終確定は12月半ばか。
A公営事業部長: 11月26日の競輪祭の結果を踏まえて、その日に選考委員会が開かれ、JKA(競輪とオートレースの振興法人)から発表があります。
 
Q記者: 売上目標125億円とあったが、例年はどのくらいか。
A市長: 昨年の立川の開催では、売上は112億7千万円でした。
 
 

その他 LTeam(リトアニア共和国ナショナルチーム)のテストキャンプ実施概要について
平塚市側の説明

 
落合克宏市長:
 10月29日から11月8日まで受け入れをいたしました、リトアニア共和国ナショナルチームのテストキャンプについて、報告させていただきます。
 来日した選手とその種目、テストキャンプの実施内容などについては、お配りした資料のとおりです。
 リトアニアのナショナルチームのアスリートが東京2020オリンピック競技大会を見据えまして、市内施設でトレーニングを行ったのは初めてのことになります。総合公園や東海大学の施設について、選手が使用することに特に問題はないとのことでありました。ただし今回、6種目と競技が多く、トレーニングスケジュールが直前まで確定しなかったため、公開練習の周知が十分にできず、市民の皆様にリトアニアの選手をPRできなかったなどの課題がありました。この点につきましては、リトアニアのスタッフとミーティングを行いましたので、今後のキャンプの受け入れに生かしてまいりたいと考えております。
 また、土沢中学校の訪問では、アスリートと生徒が交流イベントで直接触れ合う機会があり、お互いを理解することできました。私も現地に伺い見させていただきましたが、リトアニアを応援していきたいという生徒たちの気持ちが伝わってまいりました。これが全市的なムードにつながればいいなと思っています。
 今回のテストキャンプはトレーニング、交流事業において具体的な課題が把握できましたので、双方にとって意義のあるものであったと感じています。
 今後も事前キャンプ地およびホストタウンとして、さらにリトアニアとの連携を深めてまいりたいと思っております。
 私からは概略は以上です。
 

質疑内容の要旨

 
Q記者: 具体的な課題とは。
A市長: 直前まで内容的なもの、それから負担も含めて詰めができなかったことが一番大きかったです。それについては、受入れが終わった段階ですぐに担当に話して、精査をして対応しなければいけないものについては対応し、どこまでどういう風な形でできるのかは指示を出させていただきました。期間中にも話し合いをさせていただきました。内容的なものを早く知らせてもらわないと我々としても対応できないですし、そういうことも含めて意見交換をさせていただきました。
 
Q記者: 市民がトレーニングを見られる機会は何回あったのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 基本的には総合公園を中心に進められておりましたが、ジム中心なものと陸上競技場や体育館で行うものがありましたので、陸上競技場および体育館、その周辺の総合公園の周回コースを含めて、市民のみなさんに見ていただく機会がありました。周知がギリギリであったり、直前で変わったりということがありましたので、具体的に何日間かというか、資料のとおりとなります。
 
Q記者: 実際に見られたのは総合公園だけか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: はい。10月30日と11月6日と7日です。
 
Q記者: 2020年の通訳の確保はできるのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 今回も関係機関への依頼や職員で通訳可能な者で対応しました。今後は実行委員会組織の中で対応可能だと考えています。
 
Q記者: 職員にも(通訳できる者が)いるのか。
A市長: 母国語はリトアニア語ですが、リトアニア語から日本語に通訳できる方は限られます。中には英語ができる方がいますので、リトアニア語から英語、英語から日本語になります。
 
Q記者: リトアニア語ができる方の確保は。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 確保していきたいと思います。
 
Q記者: 経費負担の根拠は。また事前キャンプを行っている他自治体はどうしているのか。
A市長: 昨年10月28日に締結いたしました事前キャンプ実施に関する基本協定の第5条において、2017年から2020年までの間にリトアニア代表選手のトレーニングキャンプを、平塚市内を中心とした神奈川県内で行うことに協力し、実施に向けた個別合意書を締結すると謳っていました。事前キャンプなどの費用の持ち方について、リトアニア側に文書で送っており、それに基づいて負担をしております。
A企画政策部長:ある市では選手を受け入れて、その費用を全額市が負担しているところもあります。競技によっては、その国の競技団体が直接、こちらの主体と契約を結んで進めていく事例もあります。
 
Q記者: 全額負担の自治体とは。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 来年から実施する予定の長岡市です。
 
Q記者: 長岡市はどこの国か。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: オーストラリアの競泳です。
 
Q記者: ホストタウンの特別交付税は、日本渡航への旅費やイベント開催の経費が対象とあるが、平塚市が挙げている食糧費や国内移動費も対象になるのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 全額は対象になりません。実施前の段階でこの内容について手続的に確認しており、最終決定は出ていないため明確なお答えはできませんが、食費等は除外されます。
 
Q記者: 特別交付税の対象にならない、平塚市の持ち出し分はいくらになるのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 具体的な数字は明確になっておりません。
 
Q記者: 食糧費は特別交付税措置の対象外でいいか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: はい。
 
Q記者:ちゃんと線引きをしないと、予算の上限が際限なくなってしまうのではないか。
A市長: テストキャンプが終わった段階でまとめて、総括をするよう指示をしました。(担当課からの)説明があり経費の内訳も見ました。本当に平塚市が負担すべきものなのかについてはしっかり精査をし、相手側(リトアニア)にも伝え、できれば具体な協定を結ぶのがいいと思いますが、平塚は応援もしますがリトアニアにも負担してもらえるよう、しっかり伝えていきたい。
 
Q記者: 市民との交流では土沢中や文化交流会があったが、選手が来ることによって、オリンピアンの身体能力や技術が見られるのが一番大事であって、そこがなかったのが残念。リトアニア側との交渉というか、キャンプの総括として要望はあったか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: コーチ、マネージャー陣とミーティングした中では、施設について要望はありませんでした。今回の種目が全て平塚市内の施設でできるものではありませんでした。今後、いろいろな種目を想定する中で、平塚市で対応できないものをどう効率的にトレーニングするのかという話はありました。あとは、東海大学の施設もお借りしましたが、平塚市以外の施設の利用をどこまで使えるのかという課題としてあります。
 
Q記者: リトアニアからの要望、スケジュール変更を含めた意思疎通は今後、どう改善していくのか。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長:コーチ、マネージャーからも双方向で情報が伝わるように、現場の方でも確認できるよう調整をさせていただくよう話しました。今回、連絡の系統の中で現場の方に声が届くのに時間がかかってしまったのは課題として認識しておりますので、そこは改善するよう、お互いに整理していきたいと思います。
A市長:オリンピック委員会の代表的なところが窓口になると、そこ一つとのやりとりでは、こういう結果になってしまったので、申し入れを行い、意見交換を含めて、いくつかの窓口を設けるようなことをこれからとっていきます。
 
Q記者: 市民との関わりがあるともっと良かったと思うが。
A市長: 土沢中学校の訪問ではみなさんにご協力いただき、感謝申し上げます。子どもたちにとっても良いことでしたので、アスリートとの交流の機会をより多く作ることがいいと思いますので、しっかりと考えていきたいと思います。
 
Q記者: テストキャンプの2回目は。
Aオリンピック・パラリンピック推進課長: 具体的にはございません。
 

その他の質問


 質問はありませんでした。
 
 
定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 事業課 事業担当 鎌野
電話 0463-21-3935
 

KEIRINグランプリ2017を開催

 
 平成29年12月28日から30日までの3日間、「KEIRINグランプリ2017シリーズ」を開催します。
 KEIRINグランプリ(単発レース)は、平成29年競輪王座を決定する競輪業界として最高峰のレースであり、競輪ファンだけでなく、普段、競輪の車券を購入しない多くの方々も注目するレースです。
 平塚競輪場での開催は、平成23年以来6年ぶり7回目の開催となります。また、本年6月にリニューアルオープンしたメインスタンドを使用する初めてのKEIRINグランプリの開催です。
 開催中の12月30日には、有名アーティストによる音楽ライブの他、12月28日、29日にも、タレントによるトークショーや、お笑いライブ、全国各地ご当地メニューのキッチンカー出店など、ご来場いただいたお客さまにお楽しみいただけるよう準備しております。ぜひご来場ください。
 
  1. ガールズグランプリ2017
     12月28日(木)第11レース(16:30発走予定)
     平成29年ガールズケイリン賞金獲得額上位選手7人による競走です。
     インターナショナルルールによる、男子とは異なる趣向のレースで、出場選手の中から東京オリンピックに出場する可能性もあります。“熱き女の戦い”にご期待ください。

  2. ヤンググランプリ2017
     12月29日(金)第11レース(16:30発走予定)
     競輪学校107回生~111回生上位9選手による競走です。新鮮味のあふれる次代を担うスター選手の登竜門となるレースにご期待ください。

  3. KEIRINグランプリ2017
     12月30日(土)第11レース(16:30発走予定)
     平成29年競輪王座を決定する競輪界最高峰のレースです。優勝賞金1億円を目指して、その年のG1レース優勝者および、賞金獲得額上位者9人のトップ選手が、能力と技術を発揮し展開する迫力あるレースをぜひご覧ください。