12月定例市長記者会見 平塚市新庁舎グランドオープン

平成29年12月21日

平塚市新庁舎グランドオープン
平塚市側の説明

 
落合克宏市長:
 平塚市新庁舎は、12月28日に2期工事が完成し、平成30年1月4日にグランドオープンします。
 新庁舎では、災害に強い庁舎を目指すとともに、バリアフリー化や、分散していた機能を集約化して、来庁者の利便性を図りました。
 また、新庁舎は国の庁舎と一体的に整備され、平塚税務署は11月20日から執務を開始しています。
 新庁舎の概要は表のとおりでございます。敷地面積が約16,403平方メートル、建築面積が約7,426平方メートル、延床面積が約36,371平方メートルとなります。階数につきましては、地上8階、地下2階となり、構造としては庁舎棟が免震構造で鉄骨鉄筋コンクリート造、駐車場棟が耐震構造で鉄筋コンクリート造でございます。建設事業費の予算総額ですが、市と国の合計で約145億円、内訳として市負担分が約131億円、国負担分が約14億円となっております。
 新庁舎建設経過は、資料の2枚目に記載したとおりでございます。
 新庁舎開庁式は、年が明けて平成30年1月4日、木曜日の8時15分から8時25分まで、新庁舎1階受付案内付近にて行います。終了後、幹部職員による来庁者の出迎えを8時45分まで実施いたします。庁舎前には、平塚市シティプロモーションのスローガンであります「手をつなぎたくなる街 湘南ひらつか」のメッセージを掲げまして、市民の皆様をお出迎えしたいと考えております。
 別紙は2期工事完成後、利用できるようになった箇所です。上から、受付案内、エスカレーター、屋外広場、レストランテラス、駐車場、レストランとコンビニエンスストアの画像を掲載しております。
 そのほか、庁舎周辺にはバラをはじめとする様々な樹木を植えることで、四季折々の景観を楽しめるほか、歩行者の安全を確保するため、敷地の北側と西側に新たに歩行空間を整備いたしました。
 このグランドオープンを契機に、全職員一丸となって、市民サービスのさらなる向上に努めてまいりたいと考えております。
 私からの説明は以上です。
 

質疑内容の要旨

 
Q記者: 国の庁舎と一体的に整備とあるが、税務署と法務局か。
A庁舎管理課長: 税務署です。
 
Q記者: 一体的に整備することによって過密度が増すと思うが、特に確定申告時期の混雑への対応は。
A市長: (市の)税務と庁舎の担当からは、税務署の対応の仕方を含めて話を聞いています。来ていただいて不都合が無いようにしようと考えております。
A総務部長:確定申告の受付は、1階の多目的スペースの西側部分を使います。今まではラスカで税務署が行っておりましたが、面積的には遜色ございません。あとは、2階3階に税務署が入っておりますので、提出のみで、完成した書類はそちらのほうで受け付けをするということで、待ち時間の短縮に努めていくと聞いています。私どもとしても、様子を見ながら来庁者に迷惑がかからないように対応したいと思います。
 
Q記者: 運用だけで対応できるのか。
A総務部長: 期間中には、3万5千人程度の申告者がおり、当然平準化されません。最初の時期や最後の時期に混雑すると思いますが、スタートの時点に備えて協議をして準備を整えますが、実際に始まってからは人の流れですとかを、見極めながら調整したいと考えております。なるべくスムーズにいくよう努めていきたいと思います。
 
Q記者: 3万5千人とは何の数字か。
A総務部長: 今までラスカで受け付けていた申告の受付件数で、概ね3万5千件です。
 
Q記者: 駐車場の台数が少ない中で、さばききれるのか。
A総務部長: 市役所駐車場、文化ゾーン駐車場で整備しておりますが、来庁者は最初、様子が分からずに、本館のほうに停められると思いますが、文化ゾーンや近隣の民間の駐車場を含めて、入庫待ちの渋滞を緩和させるための整理員については、国の方でも一定程度負担いただくと話を進めております。機械的に駐車場を管理運営するのではなく、人を手当てしてスムーズな駐車場の案内に努めていきたいと思います。
 
Q記者: ラスカでは商業施設の駐車場と、駅周辺の駐車場があったが、この辺だとどうか。
A総務部長: ららぽーとさんができましたので、そちらの方も考えています。
 
Q記者: ららぽーととは協定等を結んでいるのか。
A総務部長: 市として協定は結んでおりませんが、税務署がそういう打診をして内諾を得ていると聞いています。
 

その他の質問


Q記者: (庁舎の)レストランを利用した感想は。
A市長: 地元のものを使ったというのが、ひとつの売りですので、ベジ太カレーを食べ、おいしかったです。カレーの上に地元のトマトと小松菜がのっていて、ヘルシーということで、おいしいものでした。値段的にも高くないと思いました。
 
Q記者: 売店ができたことによる周辺の影響は。
A市長: 選択肢が増えたことはよいことだと思います。
 
Q記者: 神奈川大学の理学部が2023年4月に移転するとホームページにあるが、経緯の説明は大学から市にあったのか。
A市長: 直接はありません。移転時期が未定であったものの、ゆくゆくは理学部の移転も検討していると話が出ていましたが、具体的にはそれで知りました。これまでの対応としては、5月に大学が行った地元関係者への説明に企画の方で同席し、私が大学理事長を訪問しました。7月には、庁内の関係する6課の課長がメンバーとなって「神奈川大学新キャンパス開設に係る庁内対策連絡会」を設置しまして、今後これから情報をつかんでいくとともに、具体的な方針が明らかになるのと並行して、今後の対応について検討を始めております。理学部の移転についても、理事長に聞くと、これまでの大学と平塚市の関係、審議委員の委員さんを派遣いただいたり、大学生と子どもたちとの交流など、いろんなことをやっていますので、必要な取組として今後も連携しましょう、大学としても簡単に関係が切れる訳ではありませんという言葉をいただいております。ハードとして、いつ・どうこうというのは、まだ分かっていません。
 
Q記者: 所有者は神奈川大学か。
A市長: そうです。
 
Q記者: 跡地利用については、向こう(神奈川大学)が決めることか。
A市長: 直接われわれが経営に対して口は出せませんが、何らかの形で地域もそうですし、平塚市と関係があり、研究施設や体育施設が充実していますので、活用の検討をお願いしていかなくてはと思っています。
 
Q記者:経済への影響では、アパートの空き室や学生が担ってきたアルバイト、労働力としての市への貢献もあると思うが。
A市長: これから情報を、アンテナを張って得ていかなければならないと思います。神奈川大学さんにも呼び掛けをしながら、あちらの考え方として、すぐに動くわけではないので、しっかりと平塚市との関係を保ちながら、どういう風にやっていくか検討しなくてはいけないなという理解であると思います。
 
定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 庁舎管理課 庁舎建設担当 渋谷
電話 0463-21-9608
 

平塚市新庁舎グランドオープン

 
 平塚市新庁舎は、12月28日に2期工事が完成し、平成30年1月4日にグランドオープンします。
 新庁舎では、災害に強い庁舎を目指すとともに、バリアフリー化や、分散していた機能を集約化して、来庁者の利便性を図りました。
 また、新庁舎は国庁舎と一体的に整備され、平塚税務署は11月20日から執務を開始しています。

 

新庁舎概要

住所 平塚市浅間町9番1号
敷地面積  16,403.28平方メートル
建築面積 7,425.60平方メートル
延床面積 36,370.70平方メートル
階数 地上8階、地下2階
高さ 38.68メートル
構造 免震構造、鉄骨鉄筋コンクリート造
(駐車場棟:耐震構造、鉄筋コンクリート造)
 
建設事業費
(予算総額)
約145億円
(内訳)約131億円【市負担分】
    約 14億円【国負担分】
 
  

新庁舎建設経過

平成23年 3月   議事堂解体工事着手
平成23年 9月   1期建設工事着手
平成26年 5月   1期建設工事完成
平成26年 6月   新庁舎一部供用開始
平成26年 7月   2期建設工事開始
平成29年12月   2期建設工事完成
平成30年 1月   新庁舎全体供用開始(グランドオープン)
 

新庁舎開庁式

 平成30年1月4日(木)午前8時15分~8時25分に新庁舎1階受付案内付近にて開催します。市長及び市議会議長挨拶の後、幹部職員が来庁者を出迎えます(8時45分まで予定)。
 
 

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