3月定例市長記者会見 女性目線でまちの魅力をかわいく紹介 観光ガイドブック「海からはじまる ひらつか旅」を作成

平成30年3月22日

女性目線でまちの魅力をかわいらしく紹介
観光ガイドブック「海からはじまる ひらつか旅」を作成
平塚市側の説明

 
落合克宏市長:
 平塚市と平塚市観光協会は、海岸をはじめとする平塚市の魅力を市内の若い世代はもちろん、圏央道の開通をきっかけに市外、県外の方にも発信し、平塚市に来てもらえるよう、観光ガイドブック「海からはじまる ひらつか旅」を作成いたしました。
 この冊子は、スマートフォンを使った情報収集力が高く、SNS等による情報発信が期待できる、若い世代やファミリー層に手に取ってもらうために、さまざまな仕掛けを用意しております。
 その一つとして、フォトジェニックな写真やかわいらしいイラストを中心にデザインいたしました。また、スマートフォンなどのアプリで、動画を見ることができるのも特長であります。冊子内のロゴマーク等にスマートフォンをかざすと、平塚の海岸エリアの魅力や七夕まつりなど3本の動画を見ることができます。
 本日は3本のうち、新たに制作した1本を上映させていただきますので、のちほど、みなさんにご覧いただきたいと思います。
 また、動画のほかにも、本冊子のオリジナルキャラクター「だーるさん」ステッカーを掲載店舗で入手できるなど、市内を巡ってもらうための仕掛けを盛り込んでおり、SNS等による情報発信や情報の拡散を期待しております。
 誌面構成は、女性の視点を多く取り入れて、4つのモデルコースを紹介するとともに、イベント、土産、散歩など、合計約70点の立ち寄りスポットや店舗を掲載しています。
 また、本冊子は、平成28年6月に発足しました平塚市産業振興部に所属する女性職員で構成する「なでしこプロジェクト」を発展させる形で、本市の部署を横断した庁内女性職員と、観光協会、商工会議所、制作会社の女性8人が中心になってプロジェクトチームを組み、平塚の魅力を「旅」という形にいたしました。
 この一冊をご覧いただき、平塚の「海」を起点として、多くの魅力を知ってもらい、市内だけではなく、市外、県外からの多くの方に、足を運んでいただきたいと思います。
 なお本日は、プロジェクトチームを代表して山協印刷の井上美紀さんから、冊子の魅力や新たに制作した動画などについて、ご紹介いただきたいと思います。
 
山協印刷 井上さん:
 ただいまご紹介に預かりました、山協印刷の井上と申します。それでは、プロジェクトチームを代表して、私の方から、この「冊子」に込めた“想い”や“製作上のポイント”について、ご説明をさせていただきます。まず、このプロジェクトメンバー全員で共有した約束事は、「徹底的にターゲット視点にこだわる」ということでした。それは日本中に、魅力的なガイドブックが多数ある中で、まず手に取ってもらうことが、何よりも優先すべきことであると考えたためです。まず私たちはほかの市区町村のガイドブックを全国から集め、情報収集と分析を行いました。その結果、たどり着いたのが、「良い意味で浮くガイドブック」を目指すことでした。その表現手法として、表紙をはじめ、ガイドブック全体を通じて、イラストを多用しました。それは、ターゲットの脳裏に、強く印象付けられ、ずっと記憶してもらうことを狙ったためです。今回、プロジェクトメンバーを中心に、ターゲットに手に取ってもらえる、欲しいと思ってもらえる、人に伝えたくなる、そんなガイドブックを目指し、徹底的に、ターゲット目線にこだわって製作した自信作です。平塚の魅力を余すことなく、このガイドブックに詰め込みましたので、ぜひこのガイドブックがきっかけとなり、平塚の地にお越しいただければと思っております。簡単ではありますが、以上が私からの説明となります。ご静聴いただき、ありがとうございました。
 
落合克宏市長:
 ありがとうございました。それでは、動画を上映いたしますので、ご覧ください。
 
(動画上映 1分間)
 
 そのほか、冊子の詳細につきましては、お手元にお配りいたしました資料をご覧いただきたいと思います。私からの説明は以上です。
 
 

質疑内容の要旨

 
Q記者:シティプロモーションとの関わりは。
A産業振興部長:プロジェクトメンバーにシティプロモーションの職員が入っていますが、唯一の男性です。
 
Q記者:費用は。
A商業観光課長:160万円です。
 
Q記者:動画も含めてか。
A商業観光課長:そうです。
 
Q記者:紹介されているお店の選定基準は。
A産業振興部長:プロジェクトメンバーお気に入りの場所ということで、女性の感性で選んでもらっています。
 

その他の質問

 
Q記者:先日のテレビ中で、平塚はPRが下手だという話があったが。
A市長:それもあって、シティプロモーションを展開しています。我々としては、シティプロモーションの一環で「湘南」という言葉を使ってPRしていくのは続けていきたいと思っています。平塚だけの湘南ではなく、独占しようとする気持ちもありません。エリアとして平塚が湘南には間違いありませんので、それに関してご批評をいただくのは、戸惑っております。今後も湘南というブランドイメージを使って、まちづくりをしていきたいと思っています。
 
Q記者:住まいを聞かれたら湘南と答えるのか。
A市長:平塚生まれ、平塚育ちなので、平塚と答えます。
 
Q記者:(住まいを聞かれたときに)平塚と言いにくい何かがあるのか。
A市長:言葉の発祥は大磯に鴨立庵といわれていますが、中国の風景を模して湘南と言った訳ですから、このエリアの中では風光明媚な場所を湘南と言っています。湘南というのは大変いいイメージがありますので、うまく使わせていただきたいと思っています。湘南の中の一角としてイメージアップができればと思っています。湘南と平塚が同等にいいイメージを持ってもらえるようにするのが、私の仕事だと思っています。
 
Q記者:確定申告時の混雑状況などを振り返って。
A市長:週の初めなど、渋滞が発生しているのを確認しましたし、担当からも報告を受けました。市の庁舎に用がある方が停められないのは困るなと思っていましたが、印象としては、近くの駐車場への誘導など、混雑もありましたが、何とかうまく稼働できたのかなと思っております。今、担当に指示をしていますが、具体的に確定申告でどのくらいの利用があり、どういう点が問題だったのかを検証して、来年につなげなければと思っています。誘導員や税務署で認証した部分については、税務署から負担をいただくという方向で決まっておりますので、そういうもの全て検証させていただきながら、来年につなげていきたいと思います。
 
Q記者:昨年はラスカでやって、市庁舎でもやっていたが、今年、一カ所に集約することによる混乱はあったか。
A市長:検証結果によって、対応方法を考えていかなければと思います。今のやり方が100パーセントではないので、税務署と確認をさせていただきたいと思います。
 
Q記者:渋滞ができてしまうので、我々も市役所に急いで来たくても来られないことがあり、ららぽーとの方に回ってくださいという案内もなかった気がするが。
A市長:車の動線や案内、外部の駐車場のPRなど、いろいろな要件の中で、効率的に確定申告や行政サービスを受けていただけるよう、検証して何をやればいいのか考えていきます。
 
定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市
担当 商業観光課 観光担当 仲手川
電話 0463-35-8107
 

女性目線でまちの魅力をかわいく紹介
観光ガイドブック「海からはじまる ひらつか旅」を作成

 
 平塚市と平塚市観光協会は、海岸をはじめとする平塚市の魅力を市内の若い世代はもちろん、圏央道の開通をきっかけに市外、県外の方にも発信し、平塚市に来てもらえるよう、観光ガイドブック「海からはじまる ひらつか旅」を作成しました。
 この冊子は、スマートフォンを使った情報収集力が高く、SNS等による情報発信が期待できる、若い世代やファミリー層に手に取ってもらうために、さまざまな仕掛けを用意しています。
 その一つとして、フォトジェニックな写真やかわいらしいイラストを中心にデザインしました。また、スマートフォンなどのアプリで、動画を見ることができるのも特長です。冊子内のロゴマーク等にスマートフォンをかざすと、平塚の海岸エリアの魅力や七夕まつりなど3本の動画を見ることができます。ほかにも、本冊子のオリジナルキャラクター「だーるさん」ステッカーを掲載店舗で入手できるなど、市内を巡ってもらうための仕掛けを盛り込んでいます。
 誌面構成は、女性の視点を多く取り入れ、あまり知られていない海街“ひらつか”を巡る「ひらつかde海旅」、みんなでわいわい楽しくおしゃべり「ひらつかde女子旅」、大切な人とゆったりデート「ひらつかdeカップル旅」、家族で充実のアクティブ「ひらつかde家族旅」の4つのモデルコースを紹介するとともに、イベント、土産、散歩など、合計約70点の立ち寄りスポットや店舗を掲載しています。
 また、本冊子は、本市の部署を横断した庁内女性職員と、観光協会、商工会議所、制作会社の女性8人が中心になりプロジェクトチームを組み、平塚の魅力を「旅」という形にしました。
 
名称     『海からはじまる ひらつか旅』
発行     平塚市・平塚市観光協会
制作     山協印刷株式会社
サイズ   A5判
ページ数  24ページ フルカラー(表紙、裏表紙含む)
発行部数  32,000部
      (山協印刷株式会社からの協賛分 2,000部含む)
配布開始日 平成30年3月26日(月)
配布場所  平塚市観光協会(ひらつか市民プラザ)、平塚市役所本館1階総合案内ほか市内公共施設、平塚商工会議所、花菜ガーデン、県内観光協会などのほか、埼玉県、群馬県、栃木県の道の駅、都営地下鉄大江戸線大門駅、観光キャンペーン会場(駅頭キャンペーン(県内外))などで配布
 

AR動画(3本)

 本冊子のターゲットとなる、20~30代女性とファミリー層は、情報収集の手段として、スマートフォンを使用しています。そのターゲットに印刷物だけでなく、動画で魅力を発信することで、印刷物だけでは伝わりにくい情報を動画で補完します。なお、動画の視聴には、無料ARアプリ「COCOAR2」のダウンロードが必要です。
  1. 表紙のロゴマーク部分の動画 「#hiratsukagood」(平成29年3月制作)
  2. P2海旅タイトル部分の動画 今回新たに作成し、海岸エリアの魅力を詰め込んだ「海旅」
  3. P6七夕まつり写真部分の動画 「ENJOY GOOD SUMMER!」(平成29年5月制作)
 

Team53_7HIRATSUKA

 「team53_7HIRSTSUKA」は平塚市がかつて東海道五十三次の七番目の宿場町として栄えたことから、五十三次の七番目ということと、行政や事業者、市民等が1つのチームとなって平塚市を盛り上げていきたいという思いが込められています。また、表紙のロゴは、スマートフォンを持った手をイメージしたデザインとなっています。
 

だーるさん

 名産品にも選ばれている「相州だるま」は、平塚市で明治時代から作り続けられている伝統ある工芸品であり、そのだるまをモチーフとしたキャラクターが「だーるさん」です。本冊子に掲載した写真のように、だーるさんと一緒に写真を撮って、SNS等に投稿してもらうことで平塚の魅力を拡散させる狙いがあります。また、ステッカーのデザインは4種類あり、配布場所によってもらえる種類が異なるため、コレクションしてもらうことで、他の掲載スポットにも回遊してもらう狙いもあります。
 また、配布数を確認することで、本冊子の効果測定も行います。
 

女性の視点を取り入れたプロジェクトチーム

 平成28年6月に発足した平塚市産業振興部に所属する女性職員で構成する「なでしこプロジェクト」をヒントに、産業振興部商業観光課、産業振興課の女性職員各1人、企画政策部秘書広報課の女性職員2人、都市整備部みどり公園・水辺課の女性職員1人に観光協会女性職員1人、商工会議所女性職員1人、制作会社女性スタッフ1人の合計8人の女性を中心としたプロジェクトを組み、平成29年6月からミーティングを重ね、表紙の色やデザイン、掲載店舗、内容等について意見を出し合い、ターゲットを意識した冊子作りを進めました。
 
 
 

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