4月定例市長記者会見 国際博物館の日・地質の日記念「博物館こどもフェスタ2018」を開催します

平成30年4月25日

国際博物館の日・地質の日記念「博物館こどもフェスタ2018」を開催します
平塚市側の説明

 
落合克宏市長:
 続きまして、「博物館こどもフェスタ2018を開催します」について、ご説明いたします。
 博物館では、5月6日の日曜日に「博物館こどもフェスタ2018」を開催します。
 こどもフェスタは、親子で気軽に楽しめ、子どもの好奇心を育てるイベントとして毎年多くの参加者でにぎわい、今年度で13回目を迎えることになります。
 博物館の考古・民俗・地質・天文などの分野の様々な体験イベントがありまして、例年人気のある「古代の火起こし体験」は、マイギリという道具を使って自力で火起こしに挑戦する体験イベントで、古代人の気分が味わうことができます。また、「プラネタリウムこどもフェスタスペシャル」では、いつもは裏方で支えてくれている学生さんたちが、オリジナルの番組を用意して、いつもと違う雰囲気のプラネタリウムをお送りします。今年度新たに実施する「郷土かるた大会」では、「ふるさと歴史かるた」や四之宮地区や旭地区で作られた郷土かるたで、子どもたちが競いながら、平塚の歴史や文化に親しみます。
 イベントは自由参加、または当日申し込みです。フェスタの詳細につきましては、お手元にお配りいたしましたプログラムをご覧ください。
 ゴールデンウィークの最終日を博物館で一日お楽しみいただけるというふうに思っております。ぜひとも多くの方に、ご来館いただければと思います。私からは以上です。
 

質疑内容の要旨

Q記者: 日程がゴールデンウィークの最終日ということだが、例年はいつ開催しているのか。
A博物館長: こどもフェスタの日程ですが、特に決めているというわけではありませんが、例年ゴールデンウィークの最終日を選ばせていただいております。ただ、決めてはおりませんので、今後は若干移動させることはあり得るとは思います。

Q記者: 開催日は日曜日というわけではなく、ゴールデンウィークの最終日というのは今までもそうだったということか。
A博物館長: 今まで何度か違う日を選ばせてもらったこともありますが、最終日に行うのが、皆さん参加される方のご都合もよろしいようですので、その日に設定させていただいています。

Q記者: 国際博物館の日や地質の日の当日には何かイベントはするのか。
A博物館長: 博物館の日と地質の日の当日には特に行事は予定しておりません。この日を冠に被せている理由ですが、それぞれの日を定めている団体から、この日前後に行う行事については、PRのために銘を打てという依頼をいただいておりまして、それに応じてこのように冠をつけさせていただいております。

Q記者: 今年から新たに行うプログラムはあるか。
A博物館学芸員: 今年新たに行う行事としましては、「郷土かるた大会」「サメの歯化石のレプリカを作ろう」というものですね。これが今年新たに行います。クイズに挑戦というプログラムがあるんですけれども、これは昨年度もタイトルを変えて行っていますけれども、常設展示を題材にクイズをするという内容は変わっていないです。

Q記者: それぞれのプログラムは全て学芸員が主体となって運営するのか。
A博物館長: 直接、学芸員が皆さまのお相手をする行事もありますが、普段博物館の中で、私たちワーキンググループと呼んでいて、例えば「石仏を調べる会」ですとか「民俗探訪会」ですとかさまざまな市民の方が公募制で参加していただく会員制の行事がございます。そちらの会員の方々がご協力くださって、子どもたちの指導ですとか、お相手をする、そういうイベントも数多くございます。

Q記者: 一番人気のプログラムは何か。
A博物館学芸員: 一番人気があるプログラムは、どれというのは難しいでのすが「古代生活体験 火おこし」は自力でライターとかを使わずにやる特別な体験ですので、割と多くの方に参加していただいております。
A博物館長: 補足になりますが、この行事は1年間で、一番博物館の来館者が多い日になります。今申し上げたようなイベントもありますが、博物館らしいという意味では「舞台裏探検ツアー」というものがありまして、人数に限りはありますが、普段ご覧いただけない収蔵庫の中をのぞくとか、そういったこともできますので、ぜひお子さんたちがわくわくできるように私たちにも手助けができればと思っています。

Q記者: 「サメの歯化石のレプリカを作ろう」というのは素材は何を使うのか。
A博物館学芸員: 石膏で作ります。

Q記者: 天体望遠鏡の購入に向けたクラウドファンディングの寄付の集まり具合は。
A博物館長: 今朝、私の方で確認したところ、43万円の寄付を38人の方から頂戴しております。大変ありがたく感じているところです。こちらの状況については、インターネットのホームページで随時ご覧になれるようになっておりますので、もし皆さんの方で記事にしていただく機会がございましたら、そちらでご確認いただければ最新の情報をご覧になることができます。博物館トップページの一番頭のところにリンクがございます。
 

その他の質問

Q記者: ベルマーレがRIZAPの傘下に入ったことで、市への何らかの働きかけなどはあったのか。
A市長: 特にはありません。前にもお話ししましたけれども、専用スタジアム等々については、真壁さんが来られて、ベルマーレが我々の方針というか向かうべきものをということで、お示しをさせていただきました、その後、RIZAPとの提携ということになりましたが、現時点では、具体に市とRIZAPと接触はありません。
 
Q記者: RIZAPからは今後会って話をしたいというような打診などもないのか。
A市長: 今のところは接触我々もしておりませんけれども、今後、現在本拠地を持つ、それからホームタウンとしての平塚市の首長としてはですね、RIZAPさんと会ってベルマーレのことはよろしくお願いしますということは、お話ししなければいけないのかなと思っております。
 
Q記者: RIZAPに対して、市の事業に参加してもらうというようなことは考えていないのか。
A市長: 今のところやはりベルマーレを通してになってしまうと思いますので、今回私がRIZAPさんのほうへお願いしたいというのは、これまで市民球団というかホームタウン制をとってきたベルマーレが地域だとか、このエリアに対して行ってきてもらったいろいろな、子どもも含めた支援とかそういうものについて、ぜひともご理解をいただき、引き続き力を入れて進めていただくように、私の立場からお願いはしたいなと思っております。
 
Q記者: 例えば市の健康づくり教室にRIZAPに参加してもらうとか。
A市長: そこまで具体的には担当のほうとも詰めてはおりませんけれども、どこまで貢献いただけるのかも含めて、せっかくRIZAPさんがベルマーレを応援いただくとのことですので、地域に根差したというか地域を見据えたいろいろな活動にもご協力いただけたら、私としてはありがたいなというふうに思います。
 
Q記者: ベルマーレはRIZAPの発信力などにも期待していると思うが、市もそういうところで連携していければよいのでは。
A市長: そうですね。つなげられれば我々としてもありがたいですね。
 
Q記者: ベルマーレに親会社がつくことで市民球団と言えなくなるという認識はあるか。
A市長: そうですね。これからの活動だと思うんですね。これからのベルマーレのいろいろな動き方、立ち位置、それによって今まで、我々は市民に根差した球団ということでそれでホームタウン制もとっているということ。市民球団という表現もさせていただいていますけれども、これからの活動の中で、今までどおりプラス今お話しがありましたとおり、市民だとかこのエリアの人たちにとって、うまく一緒になって動いていただけるようであれば、引き続き市民球団という表現でも私はおかしくないのかなというふうに思います。それは我々のこれからの支援の考え方もありますので、今のところ、ベルマーレは市の宝とずっと言ってきましたし、地域に根差していろんなことやってきてもらいましたので、そういうことでは引き続き支援はしていきたいなという基本的な考えはもっています。
 
Q記者: ベルマーレは3年以内にタイトルをとるという目標を言っている。タイトルを獲ればアジアチャンピオンズリーグの試合に出場することもあると思うが、その場合、現在のスタジアムは基準を満たさないのではないか。
A市長: 平塚競技場の中の南北の立見席については、相談は受けているところが現状でございます。けれども、どういう形でどうするかという具体的なものはまだなかなか詰め切れていないという状況です。その方向が分かりましたら、もちろん皆さんにもお知らせしていきたいなというふうに思っています。しっかり結果にコミットするということで目標も出されましたので、私はすごいなというふうに思います。3年間で優勝するとかですね、そういう目標を持って取り組まれるというのは、大変すばらしいことだと思いますし、ベルマーレも奮起して頑張ってくれるのかなという期待はあります。
 
Q記者: 待機児童数の発表はあるのか。
A市長: 実は今集計をしているところでございまして、残念ながら保育士の確保ですとか、保育所の定員の弾力運用ですとか、いろいろ一生懸命やってまいりました。しかしながら、去年も取り上げていただきましたが、子どもの数が転入も含めて増えてきたということで、昨年程度の待機児童が出てしまうんではないかなというふうに見込んでいます。今週中に具体的には集計して、お示ししたいと思うんですけれども、ちょっと残念ながら、昨年程度の待機児童が出てしまいそうだということでございます。
 
Q記者: 昨年の待機児童数は旧定義での集計か。
A市長: そうです。今年は新定義を当てはめて、昨年が確か32人だったんですけれども、新しい定義を含めて同程度出てしまうんではないかというふうに考えています。
 
Q記者: 真田・北金目地区などの人口流入が増えている分、全体としては良い状況だが、待機児童の解消は追いついていないということか。
A市長: 一生懸命担当も含めていろいろな相談にのり、できるだけ弾力運用含めて、平塚はしっかりとした中身も含めて民間保育所を中心にということで考えておりますので、その辺のところは、質も落とさずにしっかりとした環境づくりをする中で、子どもを育てていこうと。それは将来に向かって、ちゃんとした基準の中で育てていけば、子どももしっかりと育っていってくれるだろうという環境づくりをしていますので、0歳児、1歳児の保育士に対しての配置に平塚独自でお金を出したりしていますので、そういった取り組みの中でも、平塚を選んでもらっている部分もあります。人が増加してうれしいことですが、ちょっとその辺の対応が追い付いていないという状況ですね。
 
Q記者: 昨年度から保育士への100万円の貸付を始めたが、運用実績は。
A市長: 昨年度の実績は3人でした。実績としては、3人とはいえなかなか保育士さんを確保できないので、こちらが言うのは何ですけど、評価はしてもらえるんじゃないかなというふうには思っています。今年度も、複数対象の方から相談というか、お話しがあるというふうに聞いておりますので、この制度の周知、昨年は年度の終わりごろにかけてでしたので、すぐに対象の方が申し込むというふうのが期間的にも難しかったんですけれども、今年は周知に努めて、利用度を上げていきたいな思っております。昨年度から、民間保育園の保育士の募集にあたって、周知をしていただいております。昨年の夏には保育士の就職セミナー(参加者)が学生を中心に、報告を受けたところ42人おりましたので、そういう制度周知というか、平塚が取り組んでいることを、今年も就職セミナーで、周知をして利用してもらえるようにしていきたいなと思います。
 
Q記者: 昨年の実績は3人で今年は。
A市長: 今年はまだ出ていません。
 
Q記者: 龍城ケ丘の整備について、市民団体から意見書などが出されているが、市長としてどのように受け止めているか。
A市長: 平塚の海を考える会やNPO法人などからいただいて、担当からも報告を受けておりますし、基本、事業を進めるにあたり、市民の皆さんからの周知が足らないよという意見は真摯に受け止めて、一緒に考えていくという姿勢を示さなければいけないと担当のほうにも話をしております。基本、あそこをやるなということではないと思いますので、この文書(意見書)を読まさせていただきますと、こういうところに注意して、自然を残して、しっかりと景観を残してということも含めて、そういう要望をいただいておりますので、これから具体的にPark PFI という手法の中で民間事業者の方たちの発想ですとか、そういうものを取り入れてやっていくわけですので、そういうものに市民の皆さんの意見もできるだけ取り入れさせていただく中で、一緒に考えて歩いていくという姿勢でやっていければと思います。
 
Q記者: 市民の意見を聞く機会はまた設けるということか。
A市長: どういうふうに目指そうかと決めるまでには、何回か担当も含めて、自治会の人たちとかいろいろな人たちとお話しとか、こういうふうに進めたいよという話し合いはやっていくというふうに聞いております。
 
Q記者: その機会は近々設けるのか。
A市長: 5月です。
 
Q記者: 整備に関する市側のコンセプトがはっきりしないように見えるが、どう考えているのか。
A市長: スタートラインの時から、説明不足と言われればそれまでなんですけれども、我々は決してあそこを乱開発して、大きな建物を建てて海の景観を損なうだとか、砂浜の自然を損なうだとか、そういうことじゃなくて、まず一番大きいのは、そこに龍城ケ丘のプールの跡地があって、見ていただければ分かると思うんですけれども、雨が降ると水が溜まってしまって、子ども達への、いろいろな危険度とか、まずはあそこを安心対策を含めてやらなければいけないですし、津波対策とか防災対策も一緒にやらなければいけない。そういうことをいろいろ考えていくと、あそこをしっかりと海側にあります自然ですとか、周りにあります松林ですとか、いろんなことを公園として整備していこうというのがポイントですので、その辺がちょっとスタートラインで誤解されている部分もあると思いますけど、決して平塚市が何でもかんでも民間に頼んで、好き勝手にやってもらおうというふうなことではないとご理解いただければと思います。
 
Q記者: 自然を含めた配慮をして欲しいというのはPark PFIの事業者にも伝えているのか。
A市長: はい。
 
定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市博物館
担当 学芸担当 早田
電話 0463-33-5111

国際博物館の日・地質の日記念
「博物館こどもフェスタ2018」を開催します


 5月18日は国際博物館会議(ICOM)が多くの方に博物館に親しんでいただくことを目的に設けた「国際博物館の日」です。また、5月10日は地質への理解を推進するため日本地質学会などが発起人となって定められた「地質の日」です。この前後の時期はこれらを記念した事業が各地で開催されます。平塚市博物館でもこれらの日を記念して、今年で13回目を迎える「博物館こどもフェスタ」を開催します。ゴールデンウィーク最終日の日曜日に家族で楽しめるイベントを開催します。昨年は延べ1500人の参加者でにぎわいました。科学実験、常設展示のミッションゲーム、プラネタリウム特別プログラム、古代生活体験、郷土かるた大会など、気軽に親子で楽しめる、ちょっとためになる、そんなイベントを数多く用意してお待ちしています。イベントは自由参加、または当日申し込みですが、一部のイベントは参加できる人数に限りがあります。

主催  平塚市博物館
日時  平成30年5月6日(日)午前10時~午後4時30分
場所  平塚市博物館(平塚市浅間町12-41)
 
イベント一覧
イベント名 内 容 開催時間 料金 会 場
古代生活体験「火起こし」 マイギリやモミギリを使って、古代人の火起こしに挑戦します。 午後2時~4時 無料 屋外展示場
講堂
むかしの子ども遊び 竹馬、ベーゴマ、端午の節句飾りの折り紙、お手玉などの遊びを体験しましょう。 午前10時~正午 無料 屋外展示場
民家
おはやしたいこ体験
(雨天中止)
太鼓を叩いてお祭りムードを盛り上げよう。 午前11時~正午 無料 中庭
郷土かるた大会 「ひらつかふるさと歴史かるた」をはじめ地区で作成された郷土かるたで遊びながら、市域の歴史と文化を学びます。 午後1時~3時 無料 民家
サメの歯化石のレプリカを作ろう 巨大なサメの歯化石のレプリカを作ります。各回先着10名、午前9時から受付。 午前10時~11時
午前11時~正午
無料 科学教室
小さいけど偉大なプチ化石実物図鑑つくり 丹沢産の有孔虫化石を含む石灰岩で実物標本を作ります。各回先着15名、12時45分から受付。 午後1時30分~2時30分
午後2時30分~3時30分
午後3時30分~4時30分
100円 科学教室
プラネタリウムこどもフェスタスペシャル 子ども向けにその日の夜の星空や星座についてプラネタリウムで紹介します。
毎回、内容が変わります。
午前10時~10時30分
午前11時~11時30分
午後1時~1時30分
午後2時~2時30分
午後3時~3時30分
午後4時~4時30分
無料 プラネタリウム
太陽黒点を見よう
(曇雨天時中止)
望遠鏡で太陽を投影して黒点を観察します 午前10時~正午 無料 屋上
水ロケットを打ち上げよう 水を勢いよく噴射して、前に進むロケットを打ち上げます。 午前10時~正午 無料 屋上
博物館ぶたいうらたんけんツアー 収蔵室などのバックヤードを学芸員が案内します。 午前11時~11時30分
午後2時~2時30分
午後4時~4時30分
無料 館内
クイズに挑戦 7つの探検コースから1つを選び、解説員の説明を受けながら問題の答えを見つける探検に出かけます。 午前10時~午後3時30分 無料 常設展示室
 
 

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