3月定例市長記者会見 崇善公民館等複合施設の落成式を開催

平成31年3月20日

崇善公民館等複合施設の落成式を開催
平塚市側の説明

落合克宏市長:
 崇善公民館とひらつか市民活動センターの複合施設が平成31年4月1日から供用開始となります。崇善公民館は、昭和25年の建設から約70年が経過し、老朽化が進んでおり、また、ひらつか市民活動センターは、平塚駅南口のJAビルかながわ内にあり、維持管理費のコスト削減のため、両施設を複合的に整備し、より効率的な管理・運用を図ります。供用開始に先立ち、前日の3月31日に落成式を開催いたしますので、ご案内いたします。それでは、お手元の資料を御覧ください。
 落成式は、3月31日、日曜日の午前10時から約30分間を予定しています。会場となります崇善公民館等複合施設は、市民センター東側、以前、市営見附町駐車場がありました場所になります。江陽中学校吹奏楽部の演奏で始まり、テープカット、その後の内覧会を予定しています。
 施設の概要ですが、建物は重量鉄骨の2階建てで、1階部分を崇善公民館、2階部分を、ひらつか市民活動センターとして利用いたします。建築面積は680.45平方メートル、延床面積1214.55平方メートル、敷地面積1400.08平方メートルでございます。建物の外観は、旧東海道沿いの宿場町の雰囲気を意識し、すでに設置されている江戸見附とあわせて和を感じられるものとなっております。なお、本施設は大和リース株式会社からのリース物件で、10年のリースののち、平塚市の所有となります。
 複合施設であることから、市民活動団体の方を講師に迎えた公民館事業の開催や、崇善地区の皆さまの市民活動への関心の高まりなど、様々な相乗効果が生まれることを期待しています。
 私からの説明は以上です。

質疑内容の要旨

Q記者: 落成式の次第にある「思い出の動画上映」とはどのようなものか。
A中央公民館長: 旧崇善公民館の室内と外観、新崇善公民館の室内と外観をまとめた内容の12~13分程度の動画となっています。

Q記者: 建物は大和リースからのリースということだが、運営は市が行うのか。
A中央公民館長: 施設の運営は全て市が行います。

Q記者: 市民活動センターと崇善公民館の複合施設ということで、ある程度連携した事業が可能かと思うが、何か計画などはあるか。
A中央公民館長: 双方に得意な分野があります。例えば、公民館でいいますと、市民活動センターのNPO団体の方に講師をしていただいて講座を行うといったことがあります。また、公民館の強みで地域の方々を多く呼び込めますので、そういった方々と市民活動団体の連携ということも考えられます。運営面については、公民館は旧と変わらず行い、市民活動センターについても、今現在委託している団体に管理を任せるという形になると思います。

Q記者: 現在、崇善公民館は何団体くらいが利用しているか。
A中央公民館長: 最新の登録団体数は、111団体です。

Q記者: 旧崇善公民館の解体スケジュールは。
A中央公民館長: 平成31年度中の解体を予定しています。記録保存については、動画やバーチャルリアリティによる映像ですとか、写真や絵画などを予定しています。

Q記者: バーチャルリアリティによる映像とは、具体的にどういったものか。
A中央公民館長: 通常の映像ではなく、360度といいますか、すごく立体感があって、旧崇善公民館の様子が分かるような形の映像になっています。

Q記者: その映像はどこかで公開するのか。
A中央公民館館長代理: 完成の後は、崇善公民館の事務所付近で見ることができるように検討しています。具体的には決まっていませんが、いずれにしても、市民の方に見ていただけるような形にしたいと考えています。

Q記者:旧崇善公民館の議事堂にあった時計を移動するという話を聞いたが、解体した資材の一部を保存するような計画はあるのか。
A中央公民館長: 資材の一部を解体時に保存しようと考えているのですが、新しい公民館については、スペース的に厳しいところもありますので、展示できるかどうかなどは今後の判断になります。

Q記者: 民間事業者から引き取りたいといった話はあるのか。
A中央公民館長:平塚八幡宮さんなどから、お話はいただいています。

Q記者: 具体的に何を保存するかなどはまだ決まっていないのか。
A中央公民館長: 最終的には、解体の場面でどの程度対応できるのかという話になるかと思います。

Q記者: 議事堂にある時計はどうなるのか。
A中央公民館長: 時計は、今までホールの部分に掛けられていたものを、実際に動くように(修理)して、新公民館に飾る予定です。

Q記者: 修理には結構な費用がかかるのか。
A中央公民館長: 古いものではありますが、修理にはそれほど費用はかかりません。4・5万円程度で直せるのではないかというところで、現在、修理に出しています。

その他の質問

市長:
 任期最後の定例記者会見にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。
 平成27年度からの任期2期目においては、3月16日の市民病院新館のグランドオープンをもって、将来にわたって市民の安心・安全を支える、三つの大型事業が完了しました。環境事業センターの稼働、市役所新庁舎のグランドオープンと合わせ、長年の努力と労苦が結実した、歴史に残る事業に携われたことを誇らしく思います。
 この4年間は、長期的な社会・経済の動向に備え、人や企業から「選ばれるまち、住み続けるまち」を目指し、生活者の視点に立った施策に力を入れました。特に、子育て支援では、保健・福祉・保育・教育など幅広い分野での連携を図りました。これにより、若い世代の人口の社会増に結び付く、新たな流れも生まれたと確信しています。この流れを加速すべく、本市の基盤を固め、誰もが暮らしやすいまちにしていきたいと強く願っています。
 記者の皆さまには、新聞・テレビ等の媒体を通して、平塚のまちづくりに向けて共に歩んでいただきました。心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。

Q記者: 相模小学校の用地取得が完了したと思うが、小学校の開設時期はいつ頃になるか。また、中学校完全給食の実施時期はいつ頃になるか。
A市長: 市議会3月定例会で、相模小学校の用地取得について提案し、承認いただきました。建設はこれからですが、2022年の4月までに開校する見通しです。すでに用地はさら地になっており、周辺の土木工事も進んでいて、現地の様子はがらりと変わっています。学校関係で懸案だった中学校普通教室へのエアコン設置についても、先週の土日から工事が始まりました。中学校完全給食の早期実現に向けては、スピード感を持って取り組みを進めるよう指示を出しました。具体的には老朽化している小学校の2つの共同調理場を統合して、センター方式の調理場を整備することになると思います。すでに担当部は統合する場所の用地を探し始めているところです。4月から、教育委員会の中学校完全給食に向けての体制を強化して、取り組みを加速させていきます。

Q記者: 体制を強化とは具体的にどういうことか。
A市長: 担当の職員を増やすということです。

Q記者: 仮に市長3期目となった場合は、着手していくということか。
A市長: 用地選定も取り組み始めていますので、建設に着手するというところまでいきたいと考えています。

Q記者: 調理場の着工時期、中学校完全給食の開始時期としては、いつくらいを見込んでいるか。
A市長: スピード感を持って、早期に実現するよう指示をしていますので、順番に、用地の選定をして、財源も含めてしっかりと対応していく、この計画づくりを、次の4年間で実現できるような詰めをしていかなければいけないと思います。少なくとも4年以内に着工したいと考えています。

Q記者: 龍城ケ丘公園プール跡地整備についての地元との話し合いの進捗は。
A市長: 地元の自治会と要求水準なども含めて話し合いをしているところです。地元の理解を得ながら、どのように要求水準に盛り込んでいくかという話をしながら、整備に向けての方向性を決めているところです。

Q記者: 今後のスケジュールは。
A市長: 地元との話を詰めていて、新年度になったら、地元の意向を踏まえた要求水準を入れ込んで、その次のステップ、業者選定などに入っていくのではないかと思います。

Q記者: 文化芸術ホールの住民説明会でホールの席数や駐車場についての意見があったが、どのように取りまとめているのか。
A市長: 昨年の暮れ、2回にわたり、地域の方や団体の方と話をさせていただき、要望をいただいているところで、これをどういった形で計画の中に盛り込むことができるかを検討している状況です。必ずしも要望を100%受け入れることができるかは分かりませんが、皆さんの意見を伺い、できるだけ反映できるところは反映していこうと、今その作業を進めているところです。
 
定例市長記者会見における質疑内容を秘書広報課広報担当でとりまとめて掲載しています。

記者発表資料

平塚市教育委員会
担当 中央公民館 公民館担当 海老澤
電話 0463-34-2111

崇善公民館等複合施設の落成式を開催

 施設の老朽化等に伴い建設を進めておりました崇善公民館と、ひらつか市民活動センターの複合施設の落成式を、4月1日(月)の供用開始に先立ち、3月31日(日)に次のとおり、開催いたします。

日時

 平成31年3月31日(日)午前10時~10時35分

会場

 平塚市見附町1番8号(市営見附町駐車場跡)

出席者

 落合克宏市長、吉野雅裕教育長、栗原邦夫崇善地区連合自治会長ほか

内容

 テープカット、江陽中学校吹奏楽部演奏ほか

施設概要

  • 構造等 重量鉄骨2階建(塔屋あり)
  • 建築面積 680.45m2
  • 延床面積 1214.55m2
  • 敷地面積 1400.08m2

館内概要

1階(崇善公民館)
 ホール、会議室(3室)、和室、調理室、事務室
2階(ひらつか市民活動センター)
 会議室(3室)、キッズルーム、ミーティングスペース

※落成式終了後、午前11時まで式典出席者、報道関係者を対象に施設の内覧会を実施します。

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