参議院選挙入場整理券の二重送付(第2報)
平成19年7月25日
参議院選挙入場整理券の二重送付(第2報)
概要
7月10日から市内の有権者に発送した参議院選挙の入場整理券を、少なくとも5世帯(13人)に二重送付していたことが判明しました。いずれも視覚障害者のいる世帯あての通知で、市選挙管理委員会事務局で事実確認を進めています。
7月19日に視覚障害がある有権者から選管事務局に「2通届いている」との連絡があり、新たに二重送付が発覚。職員が該当者宅を訪問して謝罪するとともに、誤送付分を回収しました。また、前回(12日発覚)の誤送付も視覚障害者あての通知だったことも判明し、委託業者に対して詳細調査を指示。再印刷した8,000通の中に含まれる視覚障害者のリストの提示を求めました。
期日前投票および投票日当日は「投票管理システム」でチェックしているため、二重投票は事前に防止できます。
8,000通に含まれる視覚障害者世帯 9世帯:19人(うち視覚障害者11人)
〔回収済み 5世帯:13人(うち視覚障害者 7人)〕
〔調査中 4世帯: 6人(うち視覚障害者 4人)〕
二重送付の原因
視覚障害者がいる世帯あての封筒は、すべての通知の中から該当者分を抜き出して表面に「点字シール」を貼付しています。封入時の不具合に伴い8000通を廃棄処分した際、点字貼付分をすでに抜き取っていた可能性があり、再印刷した通知に混入して発送したものと思われます。
二重送付判明後の対応
各投票所と選挙管理員会事務局の連絡強化
二重送付の事実を各投票所などに周知し、投票管理システムを活用した二重投票の防止策を徹底します。
再発防止策
委託業者におけるチェック体制の強化を徹底
委託業者に対して適正な事務処理を指示するとともに、発送前段階のチェック体制強化を求めています。