宮沢賢治 全天周デジタル映像「銀河鉄道の夜」 平塚市博物館のプラネタリウムで、全国の話題作を県内初上映!

平成19年9月6日

平塚市
担当 博物館学芸担当 鳫
電話 0463-33-5111

さあ、星めぐりの旅に出かけよう。
宮沢賢治 全天周デジタル映像 「銀河鉄道の夜」
平塚市博物館のプラネタリウムで、全国の話題作を県内初上映!

 
 プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」は、宮沢賢治の未完の作「銀河鉄道の夜」を、デジタルファインアーティストのKAGAYA(カガヤ)氏が、綿密に調査し、3年もの歳月をかけて精緻に描き上げたフルCGの幻想世界です。この作品はドームスクリーン全体に映し出される映像で構成されています。そのため見る人の視界すべてに広がり、物語に実際に入り込んだかのような夢の体験を味わうことができます。プラネタリウムで上映されるのは、原作のうち銀河を列車で旅をする部分が中心です。
 なお、この番組は平塚市美術館の「絵で読む宮沢賢治展」とのコラボレーションとして実現しました。(「銀河鉄道の夜」公式サイトより一部加筆)
 
上映日時
 9月15日~11月4日の土・日曜日と9月17日(祝)、24日(休)、10月8日(祝)
 各日 午前10時、11時、午後1時、2時、3時投影開始
 
上映時間  約30分(土、日曜日午後2時の上映は星空案内付きで50分)
 
定員  各回70人
 
観覧料 100円(中学生以下無料)(美術館の「宮沢賢治展」チケットでもご利用になれます)
 
脚本 CG KAGAYA studio 
音楽 加賀谷 玲
 


 映像を投影する仕組みは、プラネタリウム室の補助投影機材のうち、昨年10月にオールスカイスライドプロジェクタをビデオプロジェクタに更新したものを使用しています。
 半球のドームスクリーンを5台の小型ビデオプロジェクタで分割投影し、映像のつなぎ目を目立たないよう処理した上でドーム用に仕立てた映像と音声を7台のコンピュータで送出する仕組みです。通常のプラネタリウムでは、これで地球を離れて太陽系の惑星たちの中を飛び回ったり、隣の星へ飛び出したり、といった演出に使用しています。
 
  • 全天周デジタル映像「銀河鉄道の夜」の画像