市内3番目の放課後児童クラブ専用施設が完成 松延小学校区放課後児童クラブの落成式を行います

平成19年10月23日

平塚市
担当 青少年課青少年育成担当 青地
電話 0463-32-7029
 

市内3番目の放課後児童クラブ専用施設が完成
松延小学校区放課後児童クラブの落成式を行います

 
 安心・安全な児童育成環境の整備に向けて進めてきた放課後児童クラブ(学童保育所)の専用施設が新たに誕生しました。花水・旭両小学校区に続く3番目の施設は、「松延小学校区放課後児童クラブ」。2階建ての施設を同小学校区の学童保育会が運営し、入所児童の遊び・生活の場として利用されます。
 11月からの利用開始に先立ち、大藏律子市長などが出席する落成式を行います。
 

施設の概要

 所在地  平塚市纒226(松延小学校校内西門付近)
 敷地面積  169.25平方メートル
 建物面積  64.8平方メートル(延べ建築面積129.6平方メートル)
 構造  鉄骨造2階建て
 設備  プレイルーム、静養室兼事務室、台所、みんなのトイレ、シャワー室など
 建設費  25,896,000円(10年のリース方式)
 運営  松延地地区学童保育会  会長 飯田かすみ、荒川奈穂美
 入所児童数 29人(平成19年10月1日現在) (1年生=16人、2年生=7人、3年生=3人、4年生=2人、5年生=1人、6年生=0人)
 

落成式

 日時  平成19年10月27日(土) 午前10:00
 会場  松延小学校区放課後児童クラブ
 出席者  大藏市長、落合市議会議長、宮川教育長、ほか
  

松延小学校区放課後児童クラブの新施設建設の経緯

 平塚市では、「1小学校区に1カ所」を目標に放課後児童クラブ(学童保育所)の設置を進めています。平成19年4月1日現在、28小学校区のうち27カ所に設置されており、計1,142人の児童が入所。このうち、19カ所は民間の借家やアパートを借るなどして運営していましたが、建物の老朽化や入所児童数増加による狭隘化が進み、良好な保育環境の整備が求められていました。
 こうした現状を受け、平塚市は平成15年度に民間借家の児童クラブを「安全で安心な公共施設へ移転」する方針を打ち出し、可能な施設から順次移転を進めてきました。移転先は、小学校の余裕教室や分庁舎などとし、利用可能な公共施設が見当たらない場合に限り、公共用地に専用施設を建設することとしています。
これまでに、花水と旭両小学校区でそれぞれ専用施設を整備したほか、松が丘・富士見両小学校区では小学校の余裕教室に、松原小学校区は市役所の松原分庁舎にそれぞれ移転しました。
 松延小学校区放課後児童クラブは、これまで学校に隣接する借家で運営していましたが、建物の狭隘化が進み、余裕教室等への移転を検討。しかし、利用可能な施設が確保できなかったため、地域住民や学校関係者など多くの方々の理解と協力を得て、花水・旭の両小学校区に続く3番目の専用施設として整備することになりました。
 

放課後児童クラブ

 放課後児童クラブは、児童福祉法第6条の2第2項で法定事業化されており、正式には「放課後児童健全育成事業」と呼称されます。「小学校に就学している概ね10歳未満の児童であって、その保護者が労働等により昼間家庭にいないにものに、適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業」と述べられています。  
 また同法第21条の9では、「市町村は放課後児童健全育成事業が着実に実施されるよう必要な措置の実施に努めなければならない」と定められており、平塚市では「平塚市放課後児童クラブ条例及び施行規則」「平塚市放課後児童クラブに関する実施要綱」を定め事業を展開しています。