偶然居合わせた4人が真冬の海で水難救助 人命救助活動の功績を称え平塚市消防長が表彰

平成20年1月22日

平塚市
担当 消防総務課 庶務担当
電話 0463-21-9725

偶然居合わせた4人が真冬の海で水難救助
人命救助活動の功績を称え平塚市消防長が表彰

 
 平成19年12月23日(日)、平塚市の海岸で発生した水難事故において、積極的な人命救助活動を行った4名に対し、出縄高昭・平塚市消防長が消防長表彰を授与します。
 

表彰式

日時  平成20年1月26日(土)午前10時00分から
 
場所  平塚市消防本部 2階 屋内訓練室(平塚市浅間町9-1)
 
被表彰者
 長嶋一志 (ながしま・かずゆき)さん  34歳 会社員 小田原市
 
 阿部洋一 (あべ・よういち)さん    37歳 会社員 藤沢市
 
 西村 卓 (にしむら・たく)さん    20歳 製造業 大和市
 
 折橋絵理 (おりはし・えり) さん   20歳 介護士 相模原市
 

救助活動の概要

 平成19年12月23日(日)午後1時20分ごろ、平塚市唐ヶ原にある花水レストハウス南方の海岸で、波打ち際で遊んでいた9歳と6歳の姉妹(相模原市)が高波にさらわれる事故が発生しました。
 姉妹の叔父の助けを求める声に気付いた長嶋さんが、衣服を着たまま海中へ直行。叔父と二人で妹を救出し、西村さんと折橋さんが波打ち際から安全な場所まで搬送しました。
 一方、阿部さんは、波打ち際に打ち上げられた姉を救出。偶然現場に居合わせた4人の連携プレーにより、姉妹は軽症ですむことができました。
当日の現場周辺は、低気圧の通過に伴い波の高さが約2メートルに達する危険な状況。真冬の海で繰り広げられた自らの危険を顧みない人命救助活動は、素晴らしいものでした。