6月定例市長記者会見・万全の警備態勢で安心・安全の星まつり… 第58回 湘南ひらつか七夕まつり 応援短冊と竹飾りで中越沖地震被災地を激励

平成20年6月27日

 
 

平塚市側の説明

大藏律子市長:
 
北京オリンピック代表選手を市長が激励
 
 みなさんおはようございます。すでに皆さま方のお手元にお届けさせていただいたと思いますが、北京オリンピックの関係でございます。女子200メートル平泳ぎで初の五輪切符をGetいたしました東海大学体育学部2年の金藤理絵選手が6月30日午後5時半、本市を訪問いたしまして夢の舞台での活躍に向けた意気込みを語ってくれることとなっております。
 
 大学と本市、本市民との交流をますます活発にしていこうとしている最中でもございますし、金藤選手を激励申し上げたいと思っておりますので、記者の皆さま方よろしくお願い申し上げます。
 
 
第58回湘南ひらつか七夕まつり
 
 では、本日のテーマのひとつ目でございます「第58回湘南ひらつか七夕まつり」につきまして、ご説明をさせていただきます。(七夕まつりは)例年行われて58回目を迎えるわけでございまして、この第58回目の特徴を中心にご説明申し上げたいと思っております。
 
 開催期間は7月4日から7月7日の4日間でございます。竹飾りは子ども飾り24本、市民飾り27本を含めまして、昨年並みの市全体で3,000本が予定をされております。また、来場者数は270万人を見込んでいるところでございます。
 
 次ページに入りますが、今年の七夕まつりの特徴のひとつでございますが、それは、万全の警備態勢で安心・安全な星まつり。サミット開催に備えた危機管理体制を強化することでございます。ご承知のとおり、七夕まつり最終日・7月7日には北海道洞爺湖サミットが開幕されます。全国の主要施設などで厳重な警備態勢がひかれる中でございますが、首都圏で最大規模のイベントとなります本市の七夕まつりの会場でも危機管理体制を強化し、何よりも安全を確保するための努力をするということでございます。
 
 警備態勢を強化する中身でございますが、市の職員や警備業者などを中心に増員をいたしまして、巡回警備や拠点警備を強化するとともに、会場内には監視カメラの増設も予定してございます。
 
 それから、イベント等の縮小をさせていただきます。例えば、七夕おどり千人パレードや織り姫の撮影会を片道にする。また、市民プラザ前の特設ステージの運営日数を縮減をする。さらに、駅周辺のコンビニエンスストアに夜間営業について、この間の自粛を要請をさせていただくということです。
 
 それから、交通対策でございますが、各道路に車両進入防止用のバリケードなどを設置するとともに、その場への警備員を重点配備させていただきます。
 
 これが、本年の七夕まつりの大きな特徴のひとつでございます。
 
 また、特徴の2つ目でございますが、戦災復興の象徴を震災復興の励みに、応援短冊と竹飾りで中越沖地震被災地を激励するということでございます。
 
 これは、中越沖地震で大きな被害を受けました新潟県柏崎市に七夕まつりを彩りました竹飾りと、市民からの応援メッセージを記した激励短冊をお届けさせていただきます。このことは柏崎市と新潟県から、「戦災からたくましく復興した平塚市の七夕飾りを受け継がせてほしい」という申し出があったことに始まっています。寄贈がそのことから実現することとなりました。本市から贈ります竹飾りと短冊は「中越沖地震1周年復興祈念事業」でお披露目され、復興に向けて力強く歩き出す後押しになるものと考えております。
 
 具体的な柏崎市への激励品でございますが、竹飾りは市役所前に飾ってあります竹飾りの中から2セットお贈りをしたい。また、駅前大通り線の竹飾りから5セットをお贈りしたいと思っていますし、市民飾り・子ども飾りの中からも七夕が終わっても残っているもの、きちんとしたものについてはお贈りをさせていただきたいと調整しているところでございます。
 
 激励の短冊でございますが、一般市民と中学生からそれぞれ100枚くらい、商店街連合会から50枚、市の職員から100枚をお贈りしたいと考えて取り組んでいますし、そのほか、市長からの激励メッセージもお贈りしたいと思っております。
 
 これら竹飾りと短冊等は平成20年7月9日、柏崎行きのトラック便に載せてお届けをさせていただきます。
 
 以上が本年の七夕まつりの特徴の2つでございまして、第58回湘南ひらつか七夕まつりのご説明を終わりとさせていただきます。
 
 

質疑内容の要旨

 
 
第58回湘南ひらつか七夕まつり
 
Q記者:七夕まつりは灯りがメーンなので開催中に消すのは難しいと思うが、県内の市町村では(北海道洞爺湖)サミットの7月7日に合わせてライトダウンを考えているところが多い。急な話とは思うが、今回の七夕で灯りを落とすとか、キャンドルを使うなどのエコ対策は考えているか?
 
A市長:通常であれば大変いいお話しだと思っておりますが…この後のテーマのところで七夕期間中7月7日に限定しないものであればやりたいと思っておりますが、何と言いましても今回の七夕は安全に事故無く開催をしきるというのを最大のテーマにさせていただいておりまして、ライトダウンしたり消灯したりすることでけが人がでたり、あれだけの大勢の方がお見えになっておりますので、事故に対して責任を持てないと言いましょうか、万全の対応をすることがとてもできる状況ではないという判断で、7月7日について中心市街地での七夕まつりでのライトダウン等は今回は行わないというふうにさせていただいております。
 
Q記者:「警備態勢の強化」とあるが、秋葉原で起きた死傷事件を受けて、さらに内容を強化したようなことはあるか?
 
A市長:通行止めをしている路線というのがございますが、そういうところに車が突っ込んで来るようなことがあってはいけないということから、入り口の所に今回はバリケードをして警備員を配置するということを考えました。
 
Q記者:(秋葉原の)事件を受けて追加で強化したということか?
 
A市長:はい。
 
Q記者:駅前のコンビニエンスストアの営業時間短縮とは、どのような内容か?
 
A経済部長:セブンイレブンが2店舗、それからローソン1店舗が会場内の駅周辺にあるわけですけれども、ローソンさんにつきましては昨年も夜間の閉店に協力していただきました。セブンイレブンさんにつきましては、昨年は協力いただけなかったのですが、セブンイレブンの本部のほうに今現在、(期間中の夜間)閉店の依頼を出している状況でございます。結果については、本部のほうからの返事はきていない状況なんですけれども…
 
Q記者:夜間閉店する時間は何時からか?
 
A経済部長:夜の9時から(翌朝)5時までの閉店をお願いしております。
 
Q記者:ローソンからは、すでに返事をもらっているのか?
 
A経済部長:昨年は本部のほうに行きまして、お店の方にもお願いをしまして昨年は閉店をしていただいたのですが、今年度につきましては「一緒にやっているコンビニのセブンイレブンさんが開いていてローソンが何で閉めるのか」というような話もありますので、できれば3店同時に閉店をお願いしたいと考えております。
 
Q記者:監視カメラとは市が設置するのか?それとも警察か?
 
A経済部長:(湘南)スターモール上と(平塚駅)西口の改札口、それから駅前の広場等に例年、固定式、一部移動式のカメラを置いたんですけれども、今年はすべてのカメラが動くようなかたちのやつを置いて、警察の警備本部のところでカメラを操作できるようなかたちで警備をしていただくというものです。
 
Q記者:これは市が設置するのか?
 
A経済部長:いいえ、七夕まつり実行委員会のほうで…
 
Q記者:カメラは何台設置するのか?何台増設するのか?
 
A経済部長:昨年までが8台。今年が9台というかたちで(増設します)。
 
Q記者:増えたのは1台で、固定式で可動式ではないのか?
 
A経済部長:そうですね。広角が見えるかたちで。可動式のカメラは昨年は西口のところに1台だったのですが、増やしていきたいと考えております。
 
 
※定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。
 
 

記者発表資料

 
 
平塚市
担当 経済部 商業観光課 観光担当
電話 0463-35-8107(直通)
 
 

万全の警備態勢で安心・安全の星まつり…

第58回 湘南ひらつか七夕まつり

応援短冊と竹飾りで中越沖地震被災地を激励

 
 
 市内を彩る約3,000本の竹飾りと多彩なイベントが繰り広げられる「湘南ひらつか七夕まつり」が7月4日に開幕します。期間中は中心商店街などに270万人を超す観光客が見込まれ、まち全体が熱気に包まれます。
 
 今回は、北海道洞爺湖サミットの開催を踏まえ、メーン通りを中心に警備員数を増員するなどして万全の警備態勢を確保し、危機管理体制の強化を図ります。
 
 一方、夜空を彩る竹飾りを中越沖地震被災地に贈ることが決定。戦災復興の象徴となった七夕飾りで、震災復興に向けて頑張っている柏崎市(新潟県)を激励します。
 
開催期間  7月4日(金)から7月7日(月)の4日間
        ◆竹飾り消灯・露店閉店時間は午後9:30(最終日は午後9:00)
 
竹飾り   中心街500本 (うちスターモールは92本の予定)
       子ども飾り24、市民飾り27本、市全体3,000本(昨年並み)
 
来場者数  270万人(見込み)
 
期間中の主なイベント
4日(金)正午      木遣りまといパレード、湘南スターモール
      午後 1:20 オープニングセレモニー
      午後 1:30 湘南ひらつか織り姫披露パレード、中心街
 
5日(土)午前10:30 マーチング&バトンスクエア、おまつり広場など
      正午      星舞フェスタ、おまつり広場
      午後 3:30 友好都市郷土芸能披露、特設ステージ
      午後 5:30 竹飾りコンクール表彰式
 
6日(日)午前10:00 友好都市郷土芸能披露、特設ステージ
      午後 1:00 湘南ひらつか織り姫と音楽隊パレード、中心街
 
7日(月)午前10:00 湘南ひらつか織り姫写真撮影会、スターモール
      午後 1:00 七夕おどり千人パレード、中心街
      午後 7:00 フェアウェルセレモニー、特設ステージ
 
市民参加
「まちかど広場」(紅谷町)や会場内の公園には案内や清掃活動に汗を流す市民ボランティアの活動拠点が誕生します。
地元のまつりを自分たちの手で支えようと会社員や高校生を中心に参加の輪が広がり、今回の登録者数は前年比100人以上の増加が見込まれています。
 

万全の警備態勢で安心・安全の星まつり

サミット開催に備え危機管理体制を強化

 
 主要国首脳会議(G8サミット)が七夕まつり最終日(7月7日)に北海道洞爺湖で開幕されます。全国の主要施設などで厳重な警備態勢がひかれる中、首都圏で最大規模のイベントとなる七夕まつりの会場でも危機管理体制を強化し、安全を確保します。
 
警備態勢を強化 <前年比約270人(約38%)増加>
市職員、警備業者などを中心に増員して巡回警備や拠点警備を強化するとともに、会場内の監視カメラを増設
 
イベント等の縮小
七夕おどり千人パレードや織姫撮影会を片道にするほか、市民プラザ前特設ステージの運営日数を短縮。さらに駅周辺コンビニエンスストアに夜間営業の自粛を要請
 
交通対策
各道路に車両進入防止用のバリケードなどを設置するとともに、警備員を重点配置
 
 

戦災復興の象徴を震災復興の励みに

応援短冊と竹飾りで中越沖地震被災地を激励

 
 中越沖地震(平成19年7月16日)で大きな被害を受けた新潟県柏崎市に、七夕まつりを彩った竹飾りと、市民からの応援メッセージを記した激励短冊を届けます。柏崎市と新潟県から、「戦災からたくましく復興した平塚市の七夕飾りを受け継がせてほしい」と申し出があり、寄贈が実現。竹飾りと短冊は「中越沖地震1周年復興祈念事業」でお披露目され、復興に向けて力強く歩き出す後押しになります。
 
  • 柏崎市への激励品
 
竹飾り
平塚市役所前の竹飾り 2セット(平塚市・七夕まつり実行委員会)
 
駅前大通り線の竹飾り 5セット(平塚商工会議所)
 
市民飾り・子ども飾り 調整中(市民団体等)
 
激励短冊
一般市民:100枚、中学生:100枚、商店街連合会:50枚、市職員:100枚
 
その他
大藏市長の激励メッセージ
 
※竹飾りと短冊は平成20年7月9日、柏崎行きのトラックに載せて届けます
 
  • 中越沖地震1周年復興祈念事業
 中越沖地震から1周年にあたる7月16日に復興への誓いを新たにする機会として開催。追悼と復興の祈りを込めた短冊づくりやコンサート、フォーラム等を実施して支援への感謝と復興への思いを県内外にアピールします。祈念事業の一環で企画された「七夕まつり」では、全国各地からの激励メッセージが短冊として届きます。
 
主催 中越沖地震1周年復興祈念事業連絡協議会 (新潟県、柏崎市ほか周辺自治体など)
 
日時 平成20年7月16日(水) 午後2:00から
 
場所 柏崎市産業文化会館等 (メーン会場)
 
  • 平塚七夕まつりの経過
 第二次世界大戦の空襲により中心市街地の約70%が焦土となった平塚市。戦災からの復興を目指して5年後、再興を祝う祭りとして昭和25年7月5日から3日間、「復興まつり」が開催されました。この祭りには市内外から想像を超す観光客が集まり、商店も大繁盛しました。「復興まつり」の継続を望む多くの声を受け、平塚商工会議所は仙台の七夕まつりを導入した「第1回七夕まつり」を昭和26年7月1日から8日間開催しました。
  • 6月定例市長記者会見の写真