“総合博物館”の総力を結集し、金目川の自然と文化を紹介

平成20年10月1日

 
平塚市
担当 博物館 学芸担当 浜野
電話 0463-33-5111
 

"総合博物館"の総力を結集し、金目川の自然と文化を紹介
平塚市博物館特別展 第100回記念展 金目川の博物誌

 
 
 「相模川流域の自然と文化」をテーマに活動を続けている平塚市博物館。昭和51年の開館以来、様々な内容で開いてきた「特別展」が100回目の節目を迎えました。
 今回の特別展では、渋田川や鈴川などの支流を含む「金目川水系の自然と文化」をテーマとし、川の自然環境と人々の暮らしの関わりを探ります。
 川の地形は流域の地質と密接に関わり、川の動植物は私たちを川にひきつける大きな魅力です。金目川の生い立ちから河道の変遷、治水と利水をめぐる歴史民俗、川と信仰、川の生き物などを紹介。地質・考古・歴史・民俗・生物の5分野による"総合博物館"としての特性を生かしたアプローチで金目川の特色と魅力に迫ります。展示を通して、身近な川への関心を高めていただければ幸いです。
主催  平塚市博物館
 
会期  平成20年10月4日(土)~11月30日(日)
 
時間  午前9:00~午後5:00
     (10月21~26日は午後7:00まで開館)
 
休館日  毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、その翌日)
 
会場  平塚市博物館特別展示室(平塚市浅間町12-41)
 
入館料  無料
 

金目川

丹沢山地の春嶽山を水源に、秦野盆地から平塚市の西部を流れて渋田川と合流し、下流では花水川と呼ばれて相模湾に注ぐ「金目川」。けっして大きな川ではありませんが、相模の穀倉地帯に豊かな稔りをもたらす恵みの川である一方、度々の水害で人々を悩ませた暴れ川でもあります。流域の農家にとって、金目川はまさに生命線といえます。
 

展示構成

金目川水系の地理   金目川の生い立ちと変遷   水害と水防   稲作の川   川と信仰   川の自然と暮らし
 
ビデオコーナー、金目川水系流域ネットワークによる川の環境調査の展示、神奈川県湘南地域県政総合センター「湘南里川づくり」事業の展示
 
 
  • 金目川の写真

関連行事

 
  • 金目川を歩く 
河口から源流付近まで、金目川の自然と文化を観察しながら歩く、4回連続の行事
 
参加 往復はがき申込制(4回とも参加できる方、定員30名、10月9日締め切り)
 
【日程】
第1回 10月18日(土)
花水河口~渋田川合流地点~達上池~纒緑道~吾妻橋
 
第2回 11月 1日(土)
吾妻橋~大堤~土屋橋~弘法の清水~秦野駅
 
第3回 11月 8日(土)
秦野駅~水無川~田原ふるさと公園~蓑毛大日堂~蓑毛
 
第4回 11月22日(土)
蓑毛~大山阿夫利神社下社~大山寺~大山ケーブル下
 
 雨天の場合順延  11月29日(土)予備日
 
  • 秋のイブニングミュージアムウィーク「ミニ講演会"金目川"」
 
10月21日(火)~26日(日)は開館時間を午後7:00まで延長します。25日までの毎夕、金目川に関するミニ講演会を実施します。
 
日程
10月21日(火) 地形と流路変遷
 
10月22日(水) 金目川水系の遺跡
 
10月23日(木) 金目川の生き物
 
10月24日(金) 金目川と暮らし-水系の雨乞い習俗-
 
10月25日(土) 治水の歴史
 
時間 午後6:00~7:00
 
会場 博物館講堂
 
講師 博物館学芸員
 
参加 自由
 
  • 金目川の博物誌 パンフレット表面の写真
  • シンポジウム「金目川を語る」
 
金目川水系の自然と文化をテーマに、館学芸員および金目川流域で活動する市民団体による基調報告とシンポジウムを開催します。
 
日時 11月16日(日)午後1:30~4:30
 
会場 博物館講堂
 
講師 柳川勝正(金目エコミュージアム副委員長・歴史文化部会長)
    柳川三郎(金目川水系流域ネットワーク・リーダー)
    博物館学芸員
 
参加 自由
 
  • 展示解説

日程 10月4日(土) 5日(日) 12日(日) 19日(日) 11月9日(日)
 
時間 各日午後3:00~4:00
 
会場 博物館特別展示室
 
参加 自由
 
  • 金目川の博物誌 パンフレット裏面の写真