大野小学校区の放課後児童クラブ専用施設が完成 市内4つ目の放課後児童クラブ施設の落成式開催

平成20年11月12日

 
平塚市
担当 青少年課 青少年育成担当 守屋
電話 0463-32-7029
 
 

大野小学校区の放課後児童クラブ専用施設が完成 

市内4つ目の放課後児童クラブ施設の落成式開催

 
 
 安心・安全な児童育成環境の整備に向けて進めてきた放課後児童クラブ(学童保育所)の専用施設が新たに誕生しました。花水・旭・松延小学校区に続く4番目の施設は、「大野小学校区放課後児童クラブ」。2階建ての施設を同小学校区の学童保育会が運営し、入所児童の遊び・生活の場として利用されます。
 12月からの利用開始に先立ち、大藏律子市長などが出席して落成式を行います。

施設の概要

所在地 平塚市東真土二丁目1-1
      (大野小学校校内東門付近)
 
敷地面積 145.59平方メートル
 
建築面積 66.24平方メートル (延べ面積132.48平方メートル)
 
構造 鉄骨造2階建て
 
設備 プレイルーム、事務室、台所、みんなのトイレ、シャワーユニットなど
 
建設費 29400000円 (10年のリース方式)
 
運営 大野学童保育会 会長 藤沼鮎美
 
入所者数 28人(平成20年11月1日現在)
(1年生=15人 2年生=7人 3年生=6人 4年生=0人 5年生=0人 6年生=0人)
 

落成式

日時 平成20年11月15日(土) 午前10:30~
 
会場 大野小学校区放課後児童クラブ
 
出席者 大藏市長、落合市議会議長、金子教育長ほか
 
 

大野小学校区放課後児童クラブの新施設建設の経緯

 
 平塚市が委託する放課後児童クラブは、平成20年4月1日現在、28小学校区のうち25小学校区に28カ所設置されており、計1172人の児童が入所しています。このうち、18カ所は民間借家で運営を行っています。
 以前より建物の老朽化や入所児童数増加による狭隘化が進んでいる放課後児童クラブから、良好な保育環境の整備が求められていることを受け、平塚市では平成15年度に民間借家の児童クラブを「安全で安心な公共施設へ移転」する方針を打ち出し、可能な施設から順次移転を進めてきました。移転先は、小学校の余裕教室や分庁舎などとし、利用可能な公共施設が見当たらない場合に限り、公共用地に専用施設を建設することとしています。
 これまでに、花水・旭・松延小学校区でそれぞれ専用施設を整備したほか、松が丘・富士見小学校区では小学校の余裕教室に、松原・豊田小学校区では市役所の分庁舎にそれぞれ移転しました。
 大野小学校区放課後児童クラブは、これまで学校近くの民間借家で運営していましたが、建物の狭隘化が進み、小学校の余裕教室への移転を検討しましたが、利用可能な余裕教室はありませんでした。そこで、隣接する市立幼稚園の余裕教室も検討しましたが、学童保育を運営するための十分な面積がとれないなどの課題が判明したため、地域住民や学校関係者など多くの方々の理解と協力を得て、花水・旭・松延の小学校区に続く4番目の専用施設として整備することになりました。
 

放課後児童クラブ

 
 放課後児童クラブは、児童福祉法第6条の2第2項で法定事業化されており、正式には「放課後児童健全育成事業」と呼称されます。「小学校に就学している概ね10歳未満の児童であって、その保護者が労働等により昼間家庭にいないものに、適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業」と述べられています。
 また同法第21条の9では、「市町村は放課後児童健全育成事業が着実に実施されるよう必要な措置の実施に努めなければならない」と定められており、平塚市では「平塚市放課後児童クラブ条例及び施行規則」「平塚市放課後児童クラブに関する実施要綱」を定め事業を展開しています。
 
  • 大野小学校区の放課後児童クラブ専用施設の写真