大型事業を加味した「財政状況の見通し」を試算
平成21年3月30日
平塚市
担当 財政課 財政担当
電話 0463-21-8765
大型事業を加味した「財政状況の見通し」を試算
昨年来の世界的経済危機の影響により税収も大きく減収が見込まれ、また、次期環境事業センター、新庁舎、市民病院南棟の整備も計画されていることから、平成21年度当初予算をベースに総合計画期間の平成28年度までの財政見通しの試算を行いました。
試算期間
平成21年度~平成28年度(8年間)
試算条件
- 市税収入の増加は見込みません。
- 毎年度ベースとなる投資的経費は50億円に抑制します。
- 3大事業に係る経費や一般会計負担金を見込みます。
- 財政健全化対策として毎年度5億円を見込みます。
- 財源対策として臨時財政対策費を、毎年度上限を25億円として見込みます。
試算結果
- 財源対策をしないと毎年度30億円程度の収支不足が発生します。
- 収支不足を補うため財政調整基金を取り崩します。
- 財政調整基金を取り崩すので基金現在高は大きく減少します。
- 市債現在高のピークは平成24年度末の561億円となります。
- 平成28年度以降の公債費は57億円となります
試算による財政収支の状況
(財政健全化対策、臨時財政対策債、財政調整基金取崩を見込む)
- 財政健全化対策を毎年度5億円、なお不足する場合は、臨時財政対策債と財政調整基金で補てんすることにより収支均衡します。
- 平成28年度末の財政調整基金現在高は18億円程度に減少します。
- 財政健全化対策(人件費を含めた内部管理経費の削減、事業の見直し、使用料の改定等)については、平成21年度中に「財政健全化プラン」の見直しの中で進めます。