平塚市環境事業センター すべての焼却炉が運転再開

平成21年4月17日

平塚市
担当 環境部 資源循環課
電話 0463-21-9763
 

1号焼却炉の再測定結果を受け、焼却処理を再開します
平塚市環境事業センター すべての焼却炉が運転再開へ

 
 平塚市は、排出ガスから基準値を超すダイオキシン類が検出され、稼動を停止していた環境事業センター1号焼却炉の運転を再開します。
 1号焼却炉は、神奈川県による立ち入り検査で排出ガスから基準値を超すダイオキシン類が検出されたため、3月10日に緊急停止させました。その後、県の改善勧告を受け、バグフィルター交換などの緊急対策工事が終了したため、排出ガス中のダイオキシン類の測定を再度実施したところ、結果は0.03ナノグラム-TEQ/m3Nで、排出基準(1ナノグラム-TEQ/m3N以下)を下回っていました。そこで、焼却処理の再開に向け準備を始めました。
 これにより、同センターでは、すべての焼却炉による処理が可能となり、一日当たりに市内から出されるごみの量約220トンを処理できるようになります。
 なお、近隣市町に依頼していた一般廃棄物の処理は、4月16日ですべて終了しました。
 
1号炉の排出ガス測定について
 測定日   4月10日
 測定結果受信日時  4月17日16時30分
 測定結果  0.03ナノグラム-TEQ/m3N(排出基準は1ナノグラム-TEQ/m3N以下〈ダイオキシン類対策特別措置法〉)
 ng(ナノグラム) 重量を表す単位で、10億分の1グラムを指します。
 
 平塚市環境事業センター (一般廃棄物焼却施設)
 所在地  平塚市大神3230(昭和63年3月操業開始)
 焼却能力 1日につき294トン(98トン×3炉)
 

環境事業センター稼動状況の経過

 3月10日 神奈川県から1号炉測定結果【速報)(1.3ナノグラム-TEQ/m3N)の報告、1号炉を停止
 3月11日 測定結果が出ていなかった3号炉を自主的に停止
 3月12日 近隣市町へごみ受け入れ要請
 3月16日 定期メンテナンスが終了した2号炉の運転再開(約80トン焼却)
       近隣自治体に一般廃棄物の搬出を開始
 3月20日 神奈川県から3号炉測定結果(0.71ナノグラム-TEQ/m3N)の報告
 3月21日 3号炉の運転再開(約80トン焼却、2号炉と合わせて160トン焼却)
 3月30日 1町への搬出を終了
 3月31日 3市への搬出を終了
 4月10日 1市への搬出を終了
 4月16日 1市への搬出を終了(市外への搬出はすべて終了)