市立勝原小学校で指導のため児童に指紋押捺

平成21年4月23日

平塚市教育委員会
担当 学校教育部 指導室 菊地
電話 0463-35-8120
 

市立勝原小学校で指導のため児童に指紋押捺

 
 平塚市立勝原小学校の学級で発生した問題の再発防止のためとして、児童に指紋を押捺させたことがわかりました。4月22日(水)夜に学校から平塚市教育委員会に連絡が入り、今後の対応について協議をしています。
 
平塚市立勝原小学校(伊藤 博彦校長、児童数563人)
平塚市高村45  電話0463-34-2520
 

経過及び概要

 4月8日(水)
  5年生の学級(在籍32名)で靴(上履き)隠しが発生した。
  当該学級の担任と児童が(上履きを)探したが発見することができなかった。
 
 4月10日(金)
  新しいクラス作りの時期であり、今後の学級改善に役立てる意図で、担任がクラス全員の子どもの名前を1枚の紙に書かせ、指紋押捺をさせた。
 
 4月22日(水)
  校長は、当該学年主任および保護者からの情報で事実を把握した。
  学校は夜に、平塚市教育委員会に報告した。
 
 4月23日(木)
  教育委員会内に緊急事故対策本部を設置し、対応等について協議するとともに学校との連携を図っています。
 
 今後は、臨時(当該)学級保護者会を28日(火)午後6時30分に開催し、保護者に対して経過と概要をお知らせするとともに謝罪を行う予定です。
 

教育委員会の対応

  23日(木)当該校との連携のために指導主事を派遣し、事故の詳細把握と今後の対応を進めた。
  教育委員会として、このような行き過ぎた指導を行った担任とその監督を怠った校長に対して厳重な指導を行うとともに、当該校の全職員に対しても注意指導を行う予定です。
  市内全小・中学校に対しても事実を周知し、注意を喚起します。