8月定例市長記者会見・木谷實九段生誕100年記念事業

平成21年8月20日

平塚市側の説明

 
大藏市長:
 
第1回平塚市小・中学生交流囲碁大会
 では、2つ目の案件、木谷實九段生誕100周年記念事業につきまして、2つの事業をここでいたしますので、御案内・御説明いたしたいと思います。1つは、木谷實九段生誕100周年記念事業といたしまして、来週8月24日(月)に第1回平塚市小・中学校交流囲碁大会を平塚市勤労会館で開催するというものです。
 今回の交流囲碁大会は、小・中学校の児童・生徒が学校ごとに1チーム3名でチームを編成して、団体戦を行います。6月に各学校を通じまして、参加者を募集いたしましたところ、小学校からは18校、31チーム、94名、中学校からは7校、16チーム、47名の児童・生徒の参加希望がありました。ちなみに1チーム3名でも4名でもかまわないという募集をしたものです。各学校を代表して、チームを編成し、勝敗を競う大会としては、平塚市ではこの100年を記念するものの第1回目となります。
 小学校の部、中学校の部2部に分かれてトーナメント戦を基本とし、棋力を競い合うことになりますが、敗者復活のシステムを取り入れておりますから、勝敗にかかわらず、すべてのチームが同数の対局ができるようになっています。学校同士、子ども同士の交流を大切にした企画といえます。
 この大会を、広く、市内の小・中学校の子ども達に囲碁に親しむ機会として、楽しんでいただきたい、さらなる囲碁のまちひらつかを進めたいと考えています。
 
大藏市長:
 
「囲碁のまちひらつか記念モニュメント」を制作
 2つ目であります。「囲碁のまちひらつかの記念モニュメント」が完成いたしました。
 このたび、平塚駅北口駅前広場のバリアフリー化整備事業に伴いまして「木谷道場があったまち」「囲碁のまちひらつか」を広く駅前広場利用者にPRするため、木谷實九段生誕100年記念事業の一環といたしましてモニュメントを本日20日に完成いたします。
 設置場所は、北口駅前広場七夕モニュメントである「星たちの明日」に隣接した場所です。
 幅1.3m×高さ2.6mの大きさで、碁盤部が開閉し、マグネット碁石が置ける構造になっています。看板部は碁石の丸みと色彩、ポールの上端部は碁盤の足、「くちなし」の実の形がモチーフとされているというものです。全体をシンプルなデザインとするとともに、落ち着いた色調となっております。ぜひ、御覧いただければと思っています。
 このデザインにつきましては、「湘南ひらつか囲碁文化振興事業実行委員会」等で検討、決定しました。制作費は約190万円です。
 碁盤部にマグネット碁石が置ける構造となっていますので、木谷九段の代表的棋譜の再現、詰碁の問題、囲碁事業の告知の掲示、など、囲碁に関する多様な情報発信が可能となっております。「平塚市文化財団」、「囲碁文化振興事業実行委員会」が中心となり、市民の参加を広く得るような活用方法を検討してまいりたい、そう思っています。
 以上が木谷實九段生誕100周年の二つの記念事業のご紹介でした。
 

質疑内容の要旨

 
Q記者:(モニュメントの)素材は何ですか。
A文化・交流課長:ステンレスです。
 
Q記者:いつ着工したのか。
A文化・交流課長:17日に着工して、今日完成です。
 
Q記者:ということは、どこかで作ってあって、それを設置したということか。
A文化・交流課長:そうです。

Q記者:(碁盤部分の)四角の部分は1.3m四方でいいのか。
A文化・交流課長:そうです。
 
Q記者:下の板面の文字は何が書かれているのか。
A担当職員:今回作成したモニュメントの説明です。平塚では木谷道場があったということで、「囲碁を貴重な文化資源と位置付けて、囲碁文化の普及・振興を推進しています。」このモニュメントは「木谷實九段生誕100年を記念して設置しました。」そのような内容が書かれています。
 

その他記者からの質問要旨

 
Q記者:(今回の)総選挙ですけども、マニフェストが公表されていますが、地方自治の首長代表として各候補者へ注文というか望むものがあれば、それをお聞きしたい。
A市長:地方分権というのが、何が問題で、何を地方が求めているというあたりをちゃんと分かってもらいたい。地方分権というと即道州制が導入されることで究極の目的であるような錯覚をしているように、私は感じておりますので、まず、そのまちが自立できるような権限や財源を移譲すること、そして、そのまちの独自性を、いろんな締め付けではなく、独自性を発揮できるような仕組みをきちんと作り上げること、そういうことで、地方分権について地方の声を聞く、十分に聞ける場の設置をしていただきたい。そういうふうに申し上げたいと思っています。

記者発表資料

平成21年8月20日
平塚市
担当 市民部 文化・交流課 文化振興担当
電話 0463-32-2235

木谷實九段生誕100年記念事業
「囲碁のまちひらつか記念モニュメント」を制作
JR平塚駅北口駅前広場に設置


 平塚市には、かつて近代囲碁に大きな功績を残した故木谷實九段が開いた「木谷道場」がありました。そこから現代の囲碁界を代表する棋士が数多く輩出されたことから、平塚市では、囲碁を貴重な文化資源として捉え、各種囲碁文化振興事業に取り組むなど「囲碁のまちひらつか」を全国に発信しています。
 今回、木谷實九段生誕100年記念事業の一環として、「囲碁のまちひらつか」を全国に発信するために、平塚駅北口駅前広場に記念モニュメントが本日完成します。


設置場所 北口駅前広場、七夕モニュメント「星たちの明日」に隣接
制作費 約190万円
大きさ 幅1.3m×高さ2.6m

デザイン

 碁盤部が開閉し、マグネット碁石が自由に置ける構造になっています。看板部は碁石の丸み、ポール上端部は碁盤の足(くちなしの実の形)を表現し、全体をシンプルなデザインで落ち着いた色調に統一しています。
 木谷九段の代表的棋譜の再現、囲碁文化振興に関する掲示など、多様な情報発信が可能となっています。

記者発表資料

平成21年8月20日
平塚市教育委員会学校教育部
担当 指導室 囲碁大会担当 相原
電話 0463(35)8120

木谷實九段生誕100年記念事業
第1回平塚市小・中学校交流囲碁大会


 小・中学生の時期から囲碁に親しみ、囲碁のまち「ひらつか」の普及・発展を目指そうと、小・中学校の子ども同士の交流を目的とした、囲碁の団体戦を開催します。
 小学生の部と中学生の部に分かれて同じ学校の子ども同士でチームを作って参加し、トーナメント方式による団体戦で勝負を競います。
 学校単位の交流戦としては、平塚市で開催するのは初の試みです。

主催 平塚市、平塚市教育委員会、平塚市文化財団、湘南ひらつか囲碁文化振興事業実行委員会
日時 平成21年8月24日(月) 午前9時30分~午後2時45分
場所 平塚市勤労会館(平塚市追分1-24)

第1回平塚市小・中学校交流囲碁大会

 試合形式 小学校の部、中学校の部の2部に分かれたトーナメント方式。すべてのチームが同じ回数対局できるように組み合わせします。(小学校チーム5回戦、中学校チーム4回戦)
 参加チーム(学校・児童)数 小学校 31チーム(18校・94人)
 中学校 16チーム(7校・47人)

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