馬入地区の貯留管建設工事が完了

平成22年3月12日

平塚市
担当 土木部 下水道整備課
電話 0463-21-8787
 

雨天時の河川に対する環境への負荷を低減

馬入地区の貯留管建設工事が完了します

         
 JR平塚駅周辺地域では、下水道の処理方式を、家庭などから流れ出る生活排水と雨水を一本の管で処理場へ運び、処理後に川へ流す合流方式としています。
 しかし、この方式では大雨が降ると、処理場に送りきれない生活排水と雨水の混じった水が、直接、川へ流れてしまうことがあります。
 国では、平成15年に下水道法を改正し、平成25年度までに合流改善対策の完了を義務付けました。そのため、全国的にこの方式の改善が進められています。
 これを受け、平塚市でもJR東海道線北側地域の馬入地区で、雨天時、一時的に下水道の水をためておく貯留管建設工事に着手し、この度工事が完了します。
 今後、雨が降ったときには、貯留管に一時的にため、雨が止んだあとに処理場へ送ることになり、汚れた水が川へ流れ込むことを減少させることができます。
 なお、平成22年度からJR東海道線南側地域の第2期工事に着手します。
 

第1期合流改善事業

実績事業費 事業経過 約20億円 平成17年度~平成21年度
 
整備施設
  • 揚水設備(ポンプ場) 1箇所
  • 貯留管 直径4m×356m (馬入本町)
  • 貯留量約3800立方メートル
  • 分水人孔 2箇所
  • 導水渠 直径0.8m×262m
 
改善対象区域 明石町・紅谷町・宝町・宮の前・八千代町・老松町・馬入本町・榎木町の全部、中堂・天沼・宮松町・浅間町の一部
 

第2期合流改善事業

計画事業費 事業年度 約55億円 平成22年度~平成25年度
 
整備施設
  • 揚水設備(ポンプ場) 1箇所
  • 貯留管 直径2.6m×1750m(松風町~久領堤)
  • 貯留量約1万立方メートル
  • 分水人孔 5箇所
  • 導水渠 直径0.8~1.35m×1620m
 
改善対象区域 桃浜町・龍城ヶ丘・八重咲町・松風町・袖ヶ浜・代官町・夕陽ヶ丘・高浜台・幸町・久領堤・札場町の全部、千石河岸の一部

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