自殺防止に向けて 普及啓発冊子「こころといのちのサポート」発行

平成22年4月1日

平塚市
担当 くらし安全課安心安全担当 田中
電話 0463-21-9840
 

大切な人を守るために
気づいてください こころのサイン
普及啓発冊子「こころといのちのサポート」発行

 
 現在日本では、自殺によって尊い命をなくされた方が、12年連続で年間3万人を超え、深刻な社会問題となっています。
 平塚市でも、平成20年7月に「平塚市民のこころと命を守る条例」を施行したことを受け、様々な自殺対策の取り組みを進めています。その一環として今回、庁内職員などで組織する自殺対策実務者合同検討会が、自殺防止普及啓発のための冊子を作成しました。
 悩みごとを一人で抱え込み、自殺を考えるほど思いつめてしまう人を、一人でも減らしたいという思いから、「気づき」「つなぎ」「見守り」の大切さについて訴えかけるほか、相談窓口や専門機関へのつなぎ方のポイントなどを盛り込んでいます。
 
冊子名 こころといのちのサポート(カラーA5判 16ページ)
 
編集・発行  自殺対策実務者合同検討会
 
発行部数 3000部
 
内容 
 悩みを抱えている人が発する心のサインに「気づき」、その悩みごとの解決に向け、相談窓口や専門機関へ「つなぐ」、そして周囲の人たちがそっと寄り添い「見守る」ことの大切さを読者に訴えかけます。
具体的な悩みの種類別に、相談窓口などへのつなぎ方のポイントや、こころの健康、うつ病、アルコール依存などについて解説しています。
 
自殺対策実務者合同検討会
 平塚市役所職員課ほか庁内17課の担当職員と、平塚保健福祉事務所ほか関連機関の担当職員で構成する組織。自殺対策を進める上で、関連機関の連携を図っていくことを主たる目的としている。今年度は、この啓発冊子の作成を中心に、自殺対策の研修会、自殺予防啓発街頭キャンペーンなどを実施。 
 
配布予定
学校関係、民生委員児童委員、防犯協会、社会福祉協議会、ボランティア団体等に配布
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