4月定例市長会見・第37回平塚市緑化まつりを開催

平成22年4月22日

平塚市側の説明



大藏市長:

 緑豊かな自然とふれあえる季節になりました。第37回目となります平塚市緑化まつり~グリーンウエーブひらつかにつきましてご説明させていただきます。

 平塚市では、「緑化の推進及び緑の保全に関する条例」をもっておりますが、その中で市民の緑化意識の高揚を図るために春と秋に緑化月間を定め、普及、啓発等の事業を重点的に実施するものとしております。
 このことから、第37回平塚市緑化まつりは、豊かな緑に囲まれました平塚市総合公園を会場に、市民総ぐるみとなりまして、市民の木くすのきと市民の花なでしこに象徴されますみどりの波を街中に広げて、更なる緑化意識の高揚を図り花とみどりのまちの実現に向けて開催をするというものでございます。
 今年の緑化まつりは、緑化の普及啓発を主体としたイベントとして計画をいたしました。これまでは3日間の日程で開催をしておりましたが、今回は4月28日と29日の2日間の開催と期間は短くなりますが、内容の詰まったイベントを、多くの市民の皆様に楽しんでいただけるよう企画しているつもりでございます。

 今回のキャッチフレーズは「広げよう 緑を育てる 手と心」です。協賛団体は47団体でございます。
 総合公園内を会場といたしまして、「園路ゾーン」、「野外ステージゾーン」そして「平塚のはらっぱゾーン」の3つのゾーンでイベントを開催いたします。
 その主な実施内容でございますが、「園路ゾーン」では、「植木」や「花」の販売、「植木のせり市」や「培養土のプレゼント」などを実施いたします。
 培養土のプレゼントとは、サイコロゲームを行いまして、その出た目によって培養土をプレゼントするというものです。
 また野外ステージでは、テレビの園芸番組でおなじみの洋ランの第一人者、江尻光一(えじりこういち)さんをお迎えいたしまして、春の草花や洋ランについてご講演をいただき、園芸の楽しさを来場の皆様方にお伝えしていただくというものです。
 また「平塚のはらっぱゾーン」では、今年も「市民花壇コンクール」を開催いたします。公募によります7団体と主催者推薦の緑化ポスター・標語コンクールの入賞者で構成する「くす丸くんとなっちゃん隊」の8グループが花壇を作成をし、その美しさとアイデアを競い合い、会場を彩っていただきます。初日にその審査を行い、最終日に表彰を行います。
 市民の皆様に園芸の楽しさを知ってもらうために、寄せ植え体験ができるコーナーといたしまして、「コンテナガーデンコーナー」を設け、コンテナへの寄せ植えを楽しんでいただきます。
 また、来場者の憩いの場として「花の庭」と名付けた休憩スペースも設ける予定でございます。そこに使用した花の苗は、最終日に「平塚市みどり基金」に募金してくださった市民の方々にプレゼントといたします。
 そのほか、いろいろな催し物を用意して多くの皆さんにご来場していただくように呼びかけてまいりたいと考えております。
 これが第37回平塚市緑化まつりのご説明でございます。

 

質疑内容の要旨

 

Q記者:参院選を控えて首長連合とか新しい政党を立ち上げる動きがあるが、大藏市長はそれをどのようにご覧になっているのかというのと、特に横浜市長だった中田さんの立ち上げた地域主権というのを掲げていますが、そこの理念に対する共感というものがあるのかどうか?
A市長:たくさんの党がでてきたなと思っております。かつて小選挙区制をひいたというのは、どちらかというと二大政党化を目指したと思うのですが、この国には二大政党化というのはなじまない、つまり小選挙区制もなじまなかったということを表したのが今回の動きなのかなと率直に感じました。一つの政党では語りきれない問題を、自分たちはこういう主張を掲げて、国政を担いたいというところがでてきたり、ローカルパーティーも大阪で府知事が立ち上げたような動きがあるということは国民の多様な考え方、政治に求める内容が大変多岐にわたっていて既成の政党のみでそれを担えないということの表れかなというふうに感じました。
地方分権、地方主権ということについて、今の民主党は1丁目1番地ということで掲げましたが、具体的なやり方という点では、まだ始まって短いとはいえ、期待通りになかなか進んでいないなという感想をもっております。だからといって、首長経験があるからそれが簡単にできるというほど生易しいものでもないのではないだろうか。単一の課題を抱えた政党というのがどうなのかなと、国政というのは多岐にわたるものですから、その一面だけで簡単な判断もできないというふうに思います。様子を見てみたいというふうに思います。


Q記者:確認ですが、この件で市長に打診があったということはないですか?

A市長:ありません。


Q記者:今の関連ですが、中田さんや山田区長などが今の民主党のばらまき的ということを批判、判断していらっしゃって、地方の首長さんが都市経営ということをおっしゃるかたもいるし、経営と言わない方もいて、いずれにしても、財政難で非常にご苦労されている中、そういう意味で共感は広がらないのかと感じもしているが、市長がおっしゃっている話だと、その首長経験、ガバナーとしての経験だけでは今の国政を行っていくにはそんなに生易しいものではないということなので、そんなシンパシーを感じてないという理解でよろしいですか?
A市長:考え方として今のばらまき的なものに対する批判というものは同じような思いをもっております。
私が共感して、では応援隊になりますという気持ちは今持っていないということです。

Q記者:共感を感じない、応援団に加わらないというのは違うかなという気持ちがあるからですよね?
A市長:単一目標というかそれだけではいかないということです。外交もあれば、環境や福祉の分野だとか、まちづくりといっても一概に言えないですよね。道路の必要なところもあるし、もう過剰でないかというところもあるし、そういう意味で国政政治課題というのは、守備範囲が非常に広いという訳ですから、その面で共感できたから、それ行けと私は走れないというふうに思っています。


Q記者:日本で二大政党がなじまないという話もありましたが、たくさんの多様な意見を繁栄する政党が出てくるという動きそのものはどうか?

A市長:いいのではないですか。

Q記者:そういう意味では中選挙区にまた戻った方が本来は制度としてはふさわしいというお考えですか?

A市長:今のような動きが続いていけば、ありうるのではないかと思います。戦後政治の、変革した中選挙区から小選挙区へ移行したことの検証をやってみるときがきているのではないかと感じたということです。

Q記者:市長自身、今年が最後の年度となるが、総仕上げ的な位置づけになっているのか、それともまだ宿題を積み残しているなという考えがおありなのでしょうか?

A市長:いつもその時その時を精一杯頑張るということしかないと思っております。その掲げたものを可能にするマニュフェストもきちんとこの4年ごとのものですから、完結できるように頑張らなければというふうに思っております。総仕上げというのは、一期4年も4年目は総仕上げですし、2期4年もまた総仕上げで同じような言葉で言っているつもりでございます。
 

定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。

 

記者発表資料

記者発表資料

平成22年4月22日
平塚市
担当:みどり公園・水辺課 みどり担当
電話:0463-21-9852
 

江尻光一さんも来場!あつまれみどりの仲間たち
第37回平塚市緑化まつり
グリーンウエーブひらつか2010 


 今年で37回目を迎える花と緑の祭典「平塚市緑化まつり」。豊かな緑に囲まれた平塚市総合公園の会場から「みどりの波」を街中に広げ、緑化意識の高揚を図ります。
 今回のキャッチフレーズは「広げよう 緑を育てる 手と心」。人気園芸家の江尻光一さんも園芸教室で登場し、市民の木「くすのき」と市民の花「なでしこ」に代表される「花とみどりのまち」実現に向けた取り組みを推進します。

主催 平塚市(実施団体:平塚市緑化まつり実行委員会)

後援 湘南ケーブルネットワーク(株)/(株)湘南平塚コミュニティ放送/NHK横浜放送局/(財)かながわトラストみどり財団/平塚市教育委員会/平塚市観光協会

日時 平成22年4月28日(水)~4月29日(祝)2日間
午前9:00~午後5:00
※開会式4月28日(水)午前10:45/野外ステージ

会場 平塚市総合公園(平塚市大原1-1)

キャッチフレーズ
「広げよう 緑を育てる 手と心」(第36回緑化標語コンクール最優秀作品)

3つのゾーンでイベントを開催 ※開催内容は予告無く変更になる場合があります

協賛参加団体(植木市・花市を除く)47団体 ※前回は52団体
 

園路ゾーン

『植木市』・『花市』(26業者)※前回は31業者
『植木のせり市』(4月28日 午後0:30)
『培養土のプレゼント』
「サイコロゲーム」で培養土引換券をプレゼントします。(28日は2回、29日は1回実施)
ゲームは「平塚のはらっぱゾーン」で毎日開催し、植木市の「培養土引換所」にて時間限定で引き換えます。(2日間で計1000袋)
提供協力 西湘イベント商業協同組合・植木市出店者

『緑の相談室』
樹木や草花の手入れ、病虫害防除、庭や生け垣などのエクステリアの問題等に関する質問に専門家がアドバイスをします。
協力 平塚市造園協会

『よりどりみどり市』・『森のめぐみ市』及びスポットイベント
 

野外ステージゾーン

『江尻光一さんの園芸教室』(4月28日 午前11:30~午後0:30) 
TVの園芸番組でおなじみの洋ランの第一人者、江尻光一さんが緑化まつりにやってきます。洋ランのスペシャリストが園芸の楽しさを伝えます。

このコーナーは、環境緑化の推進を目指す平塚市内の工場等で組織する協議会が、会員と来場者に向けて園芸教室を開催します。
提供 平塚市工場等環境緑化推進協議会

『ひらつかひのき舞台』
市民の音楽団体、文化・芸能団体が「花とみどり」をテーマに公演を行います。
(出演8団体) 前回は8団体
 

平塚のはらっぱゾーン

『市民花壇コンクール』
市民グループの7団体及び「くす丸くんとなっちゃん隊」が植栽の美を競います。
(前回は8団体)

『コンテナガーデンコーナー』(花の寄せ植えコーナー)
4月28日(午前10:00/午後1:00の2回)
来場者にコンテナ(鉢)への寄せ植えを楽しんでいただきます。
※材料費500円(鉢、用土、花代を含む)、先着200名。無くなり次第終了。
〔※協力 平塚市緑化モデル団体連絡協議会〕

『交流コーナー』『にぎわい展』及びスポットイベント

『木工教室』(巣箱づくり)4月29日
 児童・生徒・一般市民を対象に巣箱づくり教室を開設します。

『ミニ機関車試乗会』4月28・29日(各日 午前10:00~午後4:00)
 春風を受けて、親子を乗せて走るミニ機関車の試乗会を行います。

『グリーン囲碁広場』4月29日 午前10:00~午後0:30
 グリーン碁石による親善連碁大会を開催します。

『花の庭』
特設花壇を中心とした休憩所を設置し、憩いのスペースを提供します。
〔※協力 平塚市園芸協会鉢物部会〕
使用した花の苗は、4月29日午後2:00から「お花のプレゼント」として、平塚市みどり基金へ100円以上募金していただいた方にプレゼントいたします。 ※無くなり次第終了。

『くす丸くんとなっちゃんの家』
市民の木「くすのき」、市民の花「なでしこ」のマスコットである「くす丸くん」と「なっちゃん」の家をモチーフとしたテントブースを設置して、みどりに関する情報を発信します。