農業者に便利なワンストップ相談窓口がスタート 平塚市、大磯町、二宮町が連携

平成22年9月1日

平塚市
担当 農水産課農政・営農担当 小泉
電話 0463-35-8102

農業者に便利なワンストップ相談窓口がスタート
平塚市、大磯町、二宮町が連携

 
 農業者の様々な相談等を一か所で済ますことができるワンストップ相談窓口を、平成22年10月から開設します。
 農業に関係する窓口は、相互に密接に関連しながらも、農協、役所、農業委員会とでそれぞれ取り扱う事務が異なります。このため農業者は、相談の内容によって別々の場所にある窓口を何回も訪問しなければならない不便な事態も生じており、農業振興を図る上での一つの課題にもなっています。
 今回、JA湘南の管内における「米戸別所得補償モデル事業」などの事務取扱に際して、農協、市町、国の農政事務所等が連携した受付窓口を今年4月から6月にかけて試行的に設置して対応したところ、農業者の皆さんから非常に好評を得たため、定期的な「ワンストップ窓口」を設置します。
 行政と農協が連携した農業支援窓口として、県内では、秦野市、秦野市農業委員会、JA秦野で構成する「はだの都市農業支援センター」があり、各地で設置されていますが、今回、JA湘南内に管内の複数の市、町が連携して相談窓口を設置するのは、全国的にも珍しい事例です。
 
開設日時  毎週水曜日(年末年始、祝日は除く) 午後1:30~4:30
 
会場  JA湘南経済センター2階(平塚市片岡657)
 
運営主体  湘南地域担い手育成総合支援協議会
 
対応職員  JA湘南、管内一市二町(平塚市、大磯町、二宮町)及び
農業委員会事務局の職員から各1名
 
農協、役所、農業委員会とで取り扱う事務が異なる一例
 「米戸別所得補償モデル事業」
 米を作る農業者に対して、その面積に応じて交付金が支出される「米戸別所得補償モデル事業」が平成22年度からスタートしましたが、この事業を利用しようとする農業者は、市町村の農業担当課において事業制度や手続き等の相談や説明を受けた後、農協において申請に必要な出荷した米の量の確認や証明を受け、さらに農地を貸し借りしている場合は、農業委員会に足を運びその貸借状況を確認する必要があります。
 
湘南地域担い手育成総合支援協議会
 JA湘南、管内一市二町(平塚市、大磯町、二宮町)及び各農業委員会、神奈川県で構成する団体。