次期環境事業センター建設地の土壌から基準値超過のダイオキシン類を確認

平成23年5月27日

平塚市
担当 資源循環課 施設整備担当 久保
電話 0463-21-9763
 

次期環境事業センター建設地の土壌から
基準値超過のダイオキシン類を確認

 
   次期環境事業センター建設地(平塚市大神3230)の地中から、旧市営じんかい焼却場(昭和38年12月~昭和47年4月稼働)の煙突基礎が見つかりました。煙突下部に点検口らしきものがあったことが当時の図面から判明したため、安全に配慮して自主的な土壌調査を実施しました。
   この結果、調査を実施した5か所のうち、旧地盤面(現地盤面から約2mの深さ)の土壌1か所から、基準値を超えたダイオキシン類が検出されました。
 

これまでの経過

3月8日  地中障害物の発見
3月9日  工事請負者に現場保存、飛散防止対策の指示
         関係機関への連絡、工事請負者との協議
4月14日  土壌調査着手
5月17日  土壌調査報告書を受領
                汚染土壌除去方法についての関係機関への確認、対策の検討
 

調査結果

No.1   1グラムあたり230ピコグラムの毒性当量
No.2   1グラムあたり54ピコグラムの毒性当量
No.3   1グラムあたり1.4ピコグラムの毒性当量
No.4   1グラムあたり49ピコグラムの毒性当量
No.5   1グラムあたり11000ピコグラムの毒性当量(基準値の11倍)
 
ダイオキシン類土壌汚染評価基準値   1グラムあたり1000ピコグラムの毒性当量以下
 
「p」(ピコ)は、「pico(=1兆分の1)」の意を表す接頭語の略。
 

原因

煙突内に付着していた煤等が残っていたと想定されます。
 

対策

基準値を超えた調査地点の周辺土壌については、周囲への飛散を防止するための対策を実施済みで周囲への影響はありません。
 

今後の予定

  • 土壌汚染範囲確定のための追加調査
  • 汚染土壌等の除去