大地震発生時など非常時の学校対応 「基本的な対応方針」を決定

平成23年9月1日

平塚市
担当 教育総務課 企画担当 宮澤・野地
電話 0463-35-8113
 

大地震発生時など非常時の学校対応

「基本的な対応方針」を決定

 
 平塚市教育委員会は、今回の東日本大震災をふまえ、園児や児童生徒が在校・在園時に大地震が発生するなどの非常時の対応について基本的な方針を、小中学校長会等と協議し決定しました。
3月11日、電話やメールなど通常の連絡手段が有効に機能しなかった事態の中で、「保護者引き取り」とする対応判断の基準がこれまでの地震対策マニュアルには示されていなかったことや、「集団下校」した児童が保護者不在のまま家庭で留守番状態となっていたことへの反省などに基づくものです。
 今後、さらにこれまでの地震対策マニュアルを見直し、津波対策等の新たな対応を盛りこんだ改訂版マニュアルを策定し、各学校の防災対策の強化に努めていきます。
 

基本的な対応方針

 児童生徒が在校・在園時に大地震が発生した場合、保護者は特別な連絡を待たず、すみやかに「保護者引き取り」をお願いします。「保護者引き取り」行動の目安としては、幼稚園・小学校は平塚市の震度が震度5(弱)以上の時、中学校は震度5(強)以上の時としました。幼稚園・小学校と中学校で震度の基準が異なるのは、発達段階の違い等を考慮したものです。
 

その他

津波(大津波)警報が発表された場合、津波のおそれがある地域の学校(園)では屋上への避難を優先します。
「保護者引き取り」が完了するまで、学校(園)での保護を継続します。
非常時の学校(園)対応など重要な情報を市民や保護者に伝達する手段として、SCN(湘南ケーブルネットワーク)やFM湘南ナパサとの連携を強化し、災害時の広報活動が迅速かつ正確にできるよう努めます。
 

保護者への通知

各学校(園)より9月1日付けで保護者向けに通知文書を配布します。