10月定例市長記者会見 地域の教育資源を活用 土沢中で神大生による学習支援ボランティアが始まる
平成23年10月27日
平塚市側の説明
落合克宏市長：
神奈川大学の湘南ひらつかキャンパスで、教職課程を履修しています2年生以上の学生を対象に希望者を募らせていただき、土沢中学校での授業に出向いてもらい、指導補助のボランティアとして活躍してもらう事業をスタートいたしました。9月に申し込みを受け付けまして、中学校の2学期の始業とともに活動を開始しております。現在、7名の大学生が学習支援ボランティアに登録して活動していただいていますが、この学習ボランティアの公開授業を11月8日・火曜日に実施いたします。
平塚市教育委員会は、各学校を主体に、地域ごとの特色を生かした、地域に根ざした教育を推進しているところでございます。その目的で土沢中学校で神大生による学習支援ボランティアの活動を開始いたします。
この土沢地区におきましては、公民館の交流事業として神奈川大学との連携を図って、小中学生が大学を訪問して授業を体験する「一日大学生」とか、自治会が主体となって大学生が公民館に出向いて子どもたちに勉強や遊びを教える「寺子屋」、こういうものを展開しておりまして、地域の教育資源を生かした魅力ある教育環境づくりが推進されているところでございますが、今回は神大生によります学習支援ボランティアということでございます。
実施期間は、平成23年10月12日からすでに始まっておりますが、12月16日までで、学習支援ボランティアの内容は、英語コース、理科コース、情報コースの三つがあります。公開授業が今回お示ししましたように11月8日1校時目で、英語を午前9時10分から10時まで行いたいと思っております。
私からは以上です。
質疑内容の要旨
Q記者：参考にされたケースはあるか？、あるいは独自に考えられたのか？
A教育長：実は、学校も大学の方もともに益が合うところが何かないかなということで、2年間温めてきたというか検討を進めてきた事業であります。神奈川大学さんのほうも、地域にぜひ貢献したいということで、一方で中学校の方は地域にある神奈川大学さんの力を得ることができないものかということで、今まで検討を進めてきて、やっと話が整いましてここでスタートということです。市長の方からも（申しましたが）、今年度ここで話が整いましたので、12月まで始めるのですが、次年度以降も継続して、しかも年間単発の事業ということではなくて数日間にわたって、または数時間にわたってやっていこうというものであります。
Q記者：参考にされた先行例はないということか？
A教育長：他の市でも多少やっている、そういう部分を新聞等で拝見したことがあります。市内では、例えば文教大さんの力をお借りしてやっている、それは教育委員会がとり持つということではなくて、学校と直接やっているというところが数校ございますけれども、計画的に、しかも継続的に取り組もうというのが今回のケースでありまして、他のものとはちょっと違うというものでございます。
Q記者：来年も継続してやり、他の中学校でも同じような取り組みをするのか？
A教育長：先ほど申しましたように大学さんの方がまず、地元の子どもたち、地元貢献ということを考えておりますので、今のところ拡大ということは考えてございません。
その他の質問
特にありませんでした。
※定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。
記者発表資料
平塚市
担当 教育総務課 企画担当 宮澤
電話 0463－35－8113
地域の教育資源を活用
土沢中で神大生による学習支援ボランティアが始まる
神奈川大学湘南ひらつかキャンパスで教職課程を履修している2年生以上の学生を対象に希望者を募り、土沢中学校での授業に出向き、指導補助のボランティアとして活躍してもらう事業をスタートしました。9月に申し込みを受け付け、中学校の2学期の始業とともに活動を開始しています。現在、7名の大学生が学習支援ボランティアに登録し活動しています。この学習ボランティアの公開授業を11月8日（火）に行います。
平塚市教育委員会は、各学校を主体に、地域ごとの特色を生かし、地域に根ざした教育を推進しています。
実施期間 平成23年10月12日（水）～12月16日（金）
学習支援ボランティアの内容（複数のコースを選択する学生もいる）
英語コース・・・英語の授業の指導補助・英語教室の整備補助
理科コース・・・理科の授業の指導補助・理科室の整備補助
情報コース・・・学校ホームページの製作・維持管理
公開授業 平成23年11月8日（火）
1校時 英語 午前9：10～10：00
1年A組教室（3F）
平塚市立土沢中学校（栗木雄剛校長）
所在地：平塚市土屋2244