11月定例市長記者会見 駅前大通り線に駐輪場が完成 平成24年1月11日に開設

平成23年11月24日

平塚市側の説明

落合克宏市長:
 それでは、駅前大通り線自転車駐車場が来年1月にオープンすることになりましたので、御報告を申し上げます。
 平塚市では、平成22年1月に平塚駅周辺の駐輪対策を進めるための基本的な方向を示す「平塚駅周辺の駐輪対策について」を策定しまして、この内容に沿って平塚駅周辺の駐輪対策を進めております。主な考え方として、「自転車等駐車場の整備」、それから「自転車利用マナーの向上」、そして「放置自転車の撤去徹底」、この3点を基本として、放置自転車の解消を図ることとしております。皆さんにも地図をお配りしておりますので、この地図を参考にしていただきながらお聞きください。
 今回、「自転車等駐車場の整備」の一環としまして、本年7月より自転車駐車場を閉鎖して、工事を行ってまいりました駅前大通り線自転車駐車場が、このたび、工事完成のめどがつきまして、来年1月にオープンの運びとなりました。
 名称は、今回の整備を契機に、自転車駐車場を東西に分けまして、東側を「駅前大通り東駐輪場」、西側を「駅前大通り西駐輪場」、そういう名称です。
 開設日は、平成24年、来年の1月11日の水曜日を予定をしております。
 収容台数でございます。東駐輪場が177台、西駐輪場が184台の合計361台です。なお、収容台数につきましては、これから現地の工事に着手することになりますことから、実際の現場の状況によりましては、若干、変更が生ずるということもありますので、御承知おきいただければ、と思います。
 駐車方法でございますけれども、東西とも一時利用ということにして、駐車料金は、平塚駅からの距離、それから自転車駐車場に屋根がないことを勘案をしまして、駅至近の駅西口第1駐輪場等の一時利用料金は120円でございますけれども、それより20円安い、24時間当たり1回100円ということでござます。
 主な駐輪設備といたしましては、機械式駐輪ラックを361台、自動料金精算機、これを6台、それから満車空車を表示する表示灯を4基、自転車盗などの犯罪を防止するための監視カメラ8台、照明灯を18基を設置します。
 なおですね、自転車駐車場の開設と合わせまして、駅前大通り線の、この縦の線のうち平塚山下線より北側のバイク駐車場を、平成24年1月末日をもって閉鎖をいたします。現在、ここに駐車しておりますバイクについては、駅西口第1駐輪場や追加募集をいたします駅西口第2駐輪場に駐車していただくように、周知をさせていただきたいと思っています。
 今後の自転車等駐車場の整備の方向性でございますけれども、駅西口西地自転車駐車場について、今年7月に財団法人平塚市文化スポーツまちづくり振興財団と設置に関する協定を締結しておりまして、平成25年3月末までには、この西地自転車駐車場は完成する予定です。そのほか、錦町公園南、錦町第2、宝町などの自転車等駐車場につきましては、西口西地自転車駐車場完成の前後に着手してまいりたいと考えています。南側、南口周辺の自転車駐車場については、改修にあたって、現在、駐車をしている自転車を暫定的に受け入れる用地を今探しておりまして、当該用地のめどがつきましたら着手することとしています。この全体の整備に当たりましては、財団法人平塚市文化スポーツまちづくり振興財団と十分連携を図って行っていきたいと思っています。
 また、その他の平塚駅周辺の駐輪対策といたしまして、「放置自転車の撤去徹底」の一環といたしまして、前回9月定例会におきまして「平塚市自転車の放置防止に関する条例」の改正案を提案いたしまして、全会一致で可決をいただきました。これが平成24年4月1日から施行をいたします。
 今回の改正の主なものが3点ございます。
1点目は、原動機付自転車を条例の対象に加えたということです。これまで自転車のみを対象としておりましたが、原動機付自転車について、これを対象としたということです。
2点目は、自転車等の利用者に関係法令の順守や安全運転を義務付けたということでございます。実は、本市は、8年連続して自転車交通事故多発地域の指定を受けておりまして、自転車運転のマナーが、大変大きな課題となっています。このことから、本条例の改正を機に、法令遵守、安全運転の徹底を自転車の利用者にしていただこうということです。
3点目、移動・保管にかかる経費を利用者等から徴収することとしたことです。これまで移動・保管をしていました放置自転車については、無料でお返ししていたんですが、原因者負担の観点から、その費用を負担していただくということで、自転車が2000円、原動機付自転車が4000円を徴収させていただくというように条例を改正させていただいています。
 今後ともこのように、ハード・ソフトの両面から駐輪対策を進めて、平塚の長年の懸案でありました放置自転車の解消に向けて、努力を続けてまいりたいと思います。 

質疑内容の要旨


Q記者:保管期間はどれくらいか?
A市民部長:撤去した翌月から2カ月間、保管をしています。


Q記者:現在、放置されている自転車はどれくらいあるのか?
A市長:本年10月現在の調査ですと、1484台。


Q記者:区域内で?
A市長:区域内です。ちなみに昨年10月調査が1670台だから、現実に186台減少しています。これは今後、駅前大通り線で今お話ししましたようにラックをつけた一時利用がまた始まりますので、その駐車場の供用がされるということで、またもう一歩、放置自転車の解消につながるものではないかなと考えています。


Q記者:交通法規順守などには、何らかの人を立てているのか?
A市長:交通安全指導員と自転車安全運転指導員を今、駅周辺に配置をしています。


Q記者:何名くらい?
A市長:6人です。今までもいろいろ自転車事故多発ということで指摘をされていましたので、警察署・安全協会などそちらの方の関係団体と連携をして、高校でのマナーアップキャンペーンをしたり、安全教室を市内各地で開催したりはしています。


Q記者:自転車交通事故多発地域指定というのは、どこが、どういう条件で指定するのか?
A市民部長:神奈川県交通安全対策協議会が指定しています。平塚市は、全事故に占める自転車事故が30%を超えたりしており、平成16年から、先ほど市長が申し上げているように、8年連続で指定を受けています。


Q記者:30%を超えると指定されるのか?
Aくらし安全課担当長: 指定の条件は毎年、若干変わるんですけれども、一定規模のパーセンテージ、例えば全体の市町村の平均を何ポイントか上回るとか、そういう条件です。そのため、指定されるパーセントは、毎年変わります。

Q記者:県内でもこういう事故多発地帯で指定されているところはあるのか?
Aくらし安全課担当長:何市町かは指定されております。


※定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。

 

記者発表資料

平塚市
担当 くらし安全課 交通安全担当 津田
電話 0463-21-9840

駅前大通り線に駐輪場が完成

平成24年1月11日に開設


 「自転車等駐車場の整備」の一環として、駅前大通り線に自転車駐車場を開設します。
平塚市では、平塚駅周辺の駐輪対策の基本的な方向性を示した「平塚駅周辺の駐輪対策について」を平成22年1月に策定し、「自転車等駐車場の整備」、「自転車利用マナーの向上」、「放置自転車の撤去徹底」の3点を基本として、放置自転車の解消に努めています。 

名称 駅前大通り東駐輪場(平塚市宮の前地内) 
    駅前大通り西駐輪場(平塚市明石町地内)
  
開設日 平成24年1月11日(水)

駐車台数 駅前大通り東駐輪場 177台
          駅前大通り西駐輪場 184台 合計361台

駐車料金 一時利用 24時間まで1回100円

主な駐輪設備等 機械式駐輪ラック361台、自動料金精算機6台、満空車表示灯4基、監視カメラ8台、照明灯18基  
 

その他

駅前大通り線の平塚山下線以北に開設しているバイク駐車場は、平成24年1月末を目途に閉鎖します。
現在駐車しているバイクは、駅西口第1駐輪場及び駅西口第2駐輪場へ駐車していただくよう周知していきます。

平塚市自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例 
平成23年平塚市議会9月定例会で、平塚市自転車の放置防止に関する条例の一部を改正する条例が全会一致で可決され、平成24年4月1日から施行します。
 

主な改正内容

  • 原動機付自転車も条例の対象とした
  • 利用者の責務として交通法規の順守や自転車の安全運転を義務付けた
  • 放置自転車、原動機付自転車の移動・保管にかかる保管料を徴収することとした

 

移動・保管にかかる保管料 

 自転車 2000円
 原動機付自転車 4000円 

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