平成17年度ダイオキシン類調査結果
平成18年5月30日
平塚市
担当 環境保全課環境保全担当
電話 0463-23-1111 内線2137
平成17年度ダイオキシン類調査結果
大気環境中のダイオキシン類調査結果について
調査の趣旨
本市では、市内の大気環境中のダイオキシン類濃度(コプラナーポリクロロビフェニルを含む)を把握するため、平成11年度から神奈川県とともに調査を実施しています。このたび、平成17年度の調査結果(年平均値)がまとまりましたので、その結果をお知らせします。
調査方法、回数
「ダイオキシン類に係る大気環境調査マニュアル」(平成13年8月 環境省環境管理局総務課ダイオキシン対策室・大気環境課編)に基づき、年4回(5月、8月、11月、1月)実施しました。
調査日
- 平成17年 5月19日(木)~ 5月26日(木)
- 平成17年 8月18日(木)~ 8月25日(木)
- 平成17年11月17日(木)~11月24日(木)
- 平成18年 1月26日(木)~ 2月 2日(木)
1週間連続サンプリングを実施しました。
調査地点
- 平塚市立土屋小学校屋上 平塚市実施
- 平塚市立旭小学校屋上 平塚市実施
- 平塚市役所本庁舎屋上 神奈川県実施
- 平塚市立豊田小学校屋上 神奈川県実施
調査結果
各地点の年平均値は、土屋小学校1立方メートル当たり0.049ピコグラム-TEQ、旭小学校1立方メートル当たり0.052ピコグラム-TEQ、平塚市役所1立方メートル当たり0.061ピコグラム-TEQ、豊田小学校1立方メートル当たり0.093ピコグラム-TEQでした。全地点とも、環境基準(1立方メートル当たり0.6ピコグラム-TEQ)に適合していました。
調査地点 |
調査機関 |
5月 |
8月 |
11月 |
1月 |
平均 |
---|---|---|---|---|---|---|
土屋小学校 |
平塚市 |
0.023 |
0.019 |
0.074 |
0.081 |
0.049 |
旭小学校 |
平塚市 |
0.022 |
0.014 |
0.082 |
0.088 |
0.052 |
平塚市役所 |
神奈川県 |
0.032 |
0.021 |
0.098 |
0.093 |
0.061 |
豊田小学校 |
神奈川県 |
0.035 |
0.016 |
0.15 |
0.17 |
0.093 |
【参考】 用語の解説
ダイオキシン類
ダイオキシン類とは、「ダイオキシン類対策特別措置法」により、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)、ポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)及びコプラナーポリ塩化ビフェニル(Co-PCB)の3物質群と定められています。
ピコグラム
重量を表す単位で、1ピコグラムは1兆分の1グラム。
TEQ
毒性等量。ダイオキシン類の中で、最も毒性の強い2,3,7,8-四塩化ジベンゾパラジオキシンの毒性に換算した濃度です。
ダイオキシン類に係る環境基準
ダイオキシン類に係る環境基準は、ダイオキシン類対策特別措置法第7条の規定に基づき平成11年12月27日に告示され、平成12年1月15日から適用となっています。
水底の底質の基準は、平成14年9月1日から適用となっています。
媒体 |
基準値 |
---|---|
大気 |
1立方メートル当たり0.6ピコグラム-TEQ以下 |
水質(水底の底質を除く。) |
1リットルあたり1ピコグラム-TEQ以下 |
土壌 |
1グラム当たり1000ピコグラム-TEQ以下 |
水底の底質 |
1グラム当たり150ピコグラム-TEQ以下 |