市庁舎で「クール・ビル作戦」を実施

平成18年6月16日

平塚市

担当 環境政策課 担当 小島・籔田

電話 0463-23-1111 内線2659

 

市庁舎で「クール・ビル作戦」を実施

 

目的
 庁舎壁面に蔓性植物を利用した緑のカーテンをつくり、夏の間、庁舎内温度の引き下げ効果をねらいます。また、庁舎の緑化を推進し潤いのある景観を創り出します。本事業を「クール・ビル作戦」と名付け、今年度は試行的に実施し、状況に応じて順次拡大していきます。なお、湘南地域における自治体の庁舎の壁面緑化につきましては、本市が始めてです。

 

期待される効果

  • 直射日光の遮断及び植物の葉からの蒸散効果により、庁舎温度が低下され、庁舎環境が改善されます。
  • 緑化によって、親しみやすい庁舎になります。また、癒しの効果も期待できます。
  • 小・中学生を対象とした緑化・環境学習の場としても活用していきます。
  • ひょうたんやゴーヤなどの収穫物は工芸品の材料や食用等、有効に利用していきます。

 

実施方法

  • 使用植物 一年草の植物である、ひょうたん(26株)、ヘチマ(50株)、ゴーヤ(48株)を使用します。また、カーテンの隙間をうめるために、あさがお(136株)を植栽し、景観にも配慮します。(総株数260株)
  • 設置方法 植物はプランターに植栽し、庁舎壁面にロープとネットで作った枠組みに蔓を這わせ、緑のカーテンを作ります。平塚市総合公園管理事務所が落ち葉を利用して作っている堆肥を利用するなど、環境に配慮しました。
  • 効果測定 緑のカーテンの外側と内側の温度を測定し、温度差を記録します。また、設置場所付近の職員や市民の意見・反応等を聞き、クール・ビル作戦の効果や印象を調査します。


協力団体
 湘南ひょうたん愛好会(青木幸雄代表、ひょうたんの苗の提供)
 平塚市造園協会(露木収(※本来は旧字の収です)会長、ヘチマ・ゴーヤの苗の提供)
 江陽中学校(生徒による苗の植栽ボランティア、など)

 

プランター設置場所 
 平塚市役所本庁舎1階平屋南面(保険年金課前)
 平塚市役所本庁舎3階及び4階西側回廊(3階:第3応接室前、広報課前 4階:建築課前、みどり公園課前、都市整備課前)

 

実施時期
 5月下旬から10月上旬にかけて実施します。7月下旬には、緑のカーテンで庁舎壁面が覆われる予定です。

 

これまでの準備

 苗の植栽

  • 第1回:平成18年5月18日(木)実施 平塚市役所本庁舎の平屋前にて、江陽中学校の生徒10名が、湘南ひょうたん愛好会の青木幸雄代表の指導のもと、プランターにひょうたんの苗を植えました。
  • 第2回:平成18年6月5日(月)実施 平塚市職員21名で、分担して、プランターにヘチマ、ゴーヤ、あさがおの苗を植えました。

 

ネットとロープの設置

日時   平成18年6月19日(月)17時30分 小雨決行


集合場所 平塚市役所本庁舎1階平屋南面(保険年金課前)に集合


内容
 平塚市職員がプランター設置場所に、ロープとネットを使用して、蔓性植物が這うための枠組みを設置します。