第4回「地域とのふれあい 通学合宿」始まる 小学生42人が金目公民館に泊まって学校へ

平成18年11月6日

平塚市

担当 社会教育課社会教育担当 山口

電話    0463-35-8123

金目公民館 0463-58-0101

 

第4回「地域とのふれあい 通学合宿」始まる
小学生42人が金目公民館に泊まって学校へ

 

事業内容

 小学生42人が公民館に泊まって共同生活をしながら学校に通う「地域とのふれあい通学合宿」が始まった。子どもたちが家族から離れ、異年齢の中で集団生活し「生きる力」を養うのと同時に、地域ぐるみで子どもを守り育てる「地域の教育力」を高める狙い。今回4回目の実施。

 通学合宿には、金目小学校32人、みずほ小学校10人の4~6年生が参加。2泊3日の日程。

児童たちは入館式後、両校出身の中学生のボランティアとともにスポーツで汗を流し、その後、地域の方から金目川の氾濫したときの話しや子どもの成長を願い家から家へリレーされていた「まわり地蔵」という金目の昔話を聞いた。

 夕食は児童自らシュウマイ、きのこスープ、中華サラダをつくり、入浴は近所の家庭13軒の好意で「もらい湯」をし、公民館に宿泊した。翌朝には朝食準備や館内清掃などをして、元気に学校へ集団登校した。

 この事業は児童たちの自主性を第一に考え、食事の準備やメニュー作り、宿泊までのバックアップを金目中学校区地域教育力ネットワーク協議会のメンバーを中心に、学生ボランティアを含む地域のボランティア約50人が参加し側面支援をしている。

 また、先月、金目公民館では、このような地域の教育力を高める事業が高く評価され、文部科学省の優良公民館表彰を受けた。

主催   金目中学校区地域教育力ネットワーク協議会

    (自治会、青少年指導員、PTA、元PTAなど地域の各種団体で構成)

 

協力   平塚市教育委員会

 

日時   平成18年11月5日(日)~11月7日(火)までの2泊3日間

 

場所   平塚市立金目公民館(平塚市南金目966)

  • 金目の昔話を聞く小学生たちの写真
  • 食事の準備をする小学生たちの写真