現在の県立平塚盲学校の創始者「秋山博 資料展」を開催

平成24年3月2日

平塚市
担当 社会教育課文化財保護担当 山本、明石
電話 0463-35-8124
 

現在の県立平塚盲学校の創始者「秋山博 資料展」を開催


 盲人教育の先駆者であり、現在の神奈川県立平塚盲学校の創始者として知られる秋山博の功績などを周知するための資料展を平塚市立金目公民館で開催します。主催は「エコミュージアム金目まるごと博物館」(米村康信委員長)です。 
 開催期間中には、秋山博に関する資料や写真パネルの展示を行うほか、広報ビデオの上映も実施する予定です。


日時   平成24年3月15日(木)~3月20日(火曜日・祝日) 午前9時~午後10時 


会場   平塚市立金目公民館・1Fロビー(平塚市南金目966)
 

交通案内 平塚駅北口から秦野駅行きバスに乗車、「南金目」または「金目駅」バス停下車、徒歩約4分
     駐車台数には限りがありますので、なるべく公共交通機関を御利用ください。

内容   神奈川県立平塚盲学校は、秋山博が開校した私立中郡盲人学校が前身となっています。今回は、神奈川県立平塚盲学校が所蔵する秋山博関連の貴重な資料や写真等を展示するほか、平塚市が制作した広報ビデオ「平塚の福祉教育の先駆者 秋山博」を上映します。
秋山博に関する資料と写真パネルを展示
広報ビデオの上映(開催期間中1日3回)
上映開始時間は午前10時~/午後1時~/午後3時~となります。
「エコミュージアム金目まるごと博物館」のガイドボランティアによる解説


問合わせ 平塚市教育委員会社会教育課文化財保護担当
         電話 0463-35-8124  FAX 0463-34-5522
       平塚市立金目公民館
         電話 0463-58-0101  FAX 0463-50-1273
    
 

秋山博の略歴

 文久3年(1863年)10月14日、大住郡矢崎村(現在の平塚市岡崎)に生まれる。明治9年(1876年)ころ、天然痘により失明。明治16年(1883年)、20歳で鍼医として南金目に開業する。明治22年(1889年)、鍼学の技術と資質の向上のため、同業者と「中郡鍼学講習会」(受講無料)を組織。明治42年(1909年)、「私立中郡盲人学校設立趣意書」を提出し、同年12月に学校設立が許可されたため、翌年4月9日に「私立中郡盲人学校」が開校。(校主を秋山博、校長は伊達時が務める。)大正7年(1918年)3月22日、逝去(享年54歳)。
 「私立中郡盲人学校」は、現在の神奈川県立平塚盲学校の前身となる学校です。