平塚市下水道中期ビジョン(素案)のパブリックコメントを実施

平成24年4月26日

平塚市側の説明

落合克宏市長:
  おはようございます。新年度が始まりました。どうぞまたよろしくお願いいたします。
  まず、きょうは3点お話を申し上げたいと思います。
 1点目に「平塚市下水道中期ビジョン素案のパブリックコメントを実施」ということでお話を申し上げます。
 平塚市の下水道につきましては、生活雑排水等を排除・処理することによる生活環境の改善や、河川・排水路等の水質保全のほか、雨水を排除又は貯留・浸透することによって浸水の防除や健全な水循環の回復といった重要な役割を果たしてまいりました。
 今後の下水道事業の推進に当たっては、人口減少などの社会情勢の変化や近年頻発するゲリラ豪雨を含む集中豪雨など浸水被害への対応、増大する下水道施設の計画的・効率的な維持管理等をする新たな課題に取り組む必要が生じてきております。
 「平塚市下水道中期ビジョン素案」につきましては、神奈川県の「かながわ下水道21」の改定に基づきまして、今後10年間に取り組むべき課題の設定、浸水対策、合流式下水道の改善など、具体的な事業を示した内容となっております。5月から6月にかけまして実施いたしますパブリックコメントの結果を踏まえて、平成24年度から平成33年度までの10年間を期間としました「平塚市下水道中期ビジョン」を策定いたします。
 計画の概要でございますけれども、基本理念として「次世代へつなぐ快適環境―暮らしをささえる下水道」といたします。
 特徴としまして1点目に、雨水浸水対策の推進について、総合浸水対策を公助・自助の観点から、きめ細かい表現にいたしました。これは本文の18ページを参照していただきたいと思います。
 2点目として、施策を指標化をいたしまして、成果目標を前期・後期に分け、数値によってわかりやすく表示することで、進捗状況等をチェックできるように作成いたしました。本文の23ページの表を参照いただきたいと思います。
 4つの基本方針を設定いたしました。1つ目として「良好な生活環境の実現」、2つ目に「災害に強い下水道」、3つ目に「施設の効率的な維持管理」、4つ目として「経営基盤の強化及び効率化」 ということでございます。
 「平塚市下水道中期ビジョン素案」は、こうした平塚市における下水道事業の課題について整理をいたしまして、平成33年度を目標として課題に対する取り組み方針と5年後、10年後の段階的目標レベルを示すというものです。
 これにつきましてパブリックコメントを実施いたします。
 市民への公表が5月7日、意見募集期間が5月7日から6月5日までの30日間、周知方法といたしましては広報ひらつか、市のホームページ等で周知させていただきたいと思います。

 

質疑内容の要旨

質問はありませんでした。 

 
 

※定例市長記者会見における質疑内容を広報・情報政策課広報担当でとりまとめて掲載しています。 

記者発表資料


平塚市
担当 土木総務課下水道総務担当 佐野・平井
電話 0463-21-8785

 

平塚市下水道中期ビジョン(素案)のパブリックコメントを実施



 本市の下水道は、生活雑排水等を排除・処理することによる生活環境の改善や、河川・排水路等の水質保全のほか、雨水を排除又は貯留・浸透することによる浸水の防除や健全な水循環の回復といった重要な役割を果たしてきました。
 今後の下水道事業の推進にあたっては、人口減少等の社会情勢の変化や近年頻発するゲリラ豪雨を含む集中豪雨による浸水被害への対応、増大する下水道施設の計画的・効率的な維持管理等の新たな課題に取り組む必要が生じています。
 そこで、これらの課題に対応するため、平塚市下水道中期ビジョンの策定を進めています。
 

計画の概要

基本理念  「次世代へつなぐ快適環境―暮らしをささえる下水道」
 
特徴

  1. 雨水浸水対策の推進について、総合浸水対策を公助・自助の観点から、きめ細かい表現にしました。※本文のP18参照
  2. 施策を指標化し、成果目標を前期・後期に分け、数値によりわかりやすく表示することで、進捗状況等をチェックできるように作成しました。※本文のP23参照


基本方針
 基本理念実現のために、下水道事業の役割や今後の方向性を認識した上で、4つの基本方針を設定しました。

 

4つの基本方針
基本方針 取り組む主要課題
1 良好な生活環境の実現  生活排水を処理し、公衆衛生の向上及び公共用水域の水質保全を図ります。
  • 未普及地域の解消
  • 合流式下水道の改善
2 災害に強い下水道  浸水から都市を守り、災害にも強い下水道を目指します。
  • 浸水対策の推進
  • 地震対策の推進
3 施設の効率的な維持管理  適正な維持管理を実施するとともに、施設の老朽化に対し長寿命化を図ります。
  • 計画的維持管理
  • 施設の長寿命化対策
4 経営基盤の強化及び効率化  人口減少や節水型社会への移行など、下水道を取り巻く状況が厳しい中、事業運営を見直し、経営の健全化を目指します。
  • 投資計画の健全化
  • 使用料収入の適正化


策定の根拠
 平塚市下水道中期ビジョンは、神奈川県の「改定かながわ下水道21」を指針として、下水道に関する計画を策定します。
 
計画期間
 計画期間は、今後10年間の取り組み方針及び具体的な施策を取りまとめます。なお、中間年次に目標達成度合い等の検証を行い、必要であれば見直しを行います。
 

パブリックコメント実施内容

 市民への公表  平成24年5月7日(月)
 
 意見募集期間  平成24年5月7日(月)~平成24年6月5日(火) 30日間
 
 周知方法  広報ひらつか(5月第1金曜日号)、市のホームページ
 
 素案の閲覧方法 
 市役所(市政情報コーナー、土木総務課、土木補修課、下水道整備課)、各公民館、各図書館、駅前窓口センター、市民活動センターに閲覧用の素案を配架します。また、市のホームページにも素案を掲載します。
 

意見の提出方法

 表題に「平塚市下水道中期ビジョン(素案)への意見」と明記し、住所、氏名、連絡先を記入の上、次のいずれかの方法により送付してください。(意見提出用紙があります。)※電話での意見はお受けできませんので御了承ください。
郵送若しくは直接持参:〒254-8686  平塚市浅間町9-1平塚市土木部土木総務課 あて
FAX:0120-704589(なでしこFAX、通信料無料)
     0463-21-9605(土木総務課FAX)
電子メール:doboku-s@city.hiratsuka.kanagawa.jp