金目中学校科学部が全校生徒に手作りの日食グラスを配布 5月21日金環日食の観察会を実施

平成24年5月9日


平塚市立金目中学校
担当 関谷
電話 0463-58-8558

金目中学校科学部が全校生徒に手作りの日食グラスを配布
5月21日金環日食の観察会を実施


  平塚では173年ぶりとなる5月21日の金環日食に向けて、平塚市立金目中学校(村山真由美校長、在籍生徒数268人)では、科学部の生徒を中心に観察会を実施します。
 当日の観察に向けて、科学部では活動の一環として全校生徒分の日食グラスを作製し、配布することにしました。多くの生徒にとっては最初で最後となる貴重な機会を有効に活用して、科学に対する興味関心を高めていきたいと考えています。
 

日時  平成24年5月21日(月) 午前7:00~8:00 雨天の場合は中止


場所  平塚市立金目中学校(平塚市南金目1013-2) グラウンド


指導者名 関谷 育雄 総括教諭 


参加生徒 科学部(27人)、参加希望生徒
 

 

内容  

 科学部の活動の一環として、日食観察に向けて、事前に日食のしくみを学習するとともに、太陽光の強度を10万分の1以下にするフィルター(ドイツ及びEU規格に準拠)を取り寄せ、全校生徒分の日食グラスを作製しました。この日食グラスは2009年の部分日食のときにも配布して好評であったため、今回も作製することにしました。
 日食当日は、午前7時から科学部生徒及び参加希望の生徒、学校職員等とともに、日食グラスを通しての眼視観察、ピンホールカメラの原理を用いた投影法による観察、天体望遠鏡による拡大撮影の方法を利用した簡易投影板による間接的な観察、ビデオ撮影による拡大方法を用いた安全な観察などを行います。特に、金環となる7:31~36の間は、太陽がドーナツ型になるため、木漏れ日がすべてドーナツ型になる現象を観察します。

 

指導者について

 科学部顧問の関谷育雄 総括教諭は、市内の公民館等で星空観察会を開くなど、天文教育に造詣が深く、今回の日食に際しても、平塚市博物館の塚田健学芸員らとともに安全な日食の撮影方法の研修会を開く等の活動をしてきました。